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ドローン空撮[技術解説] - 重量級テスト機体の処分

重量級ヘキサコプター
5.0kgクラス テストフライト

このページの機体は販売されませんでした。
このページはログとして残します。

はじめに

0 [Zero]は東日本大震災後の2011年7月からマルチコプターによるラジコン空撮再開を開始。
2011年10月に空撮用回転翼機に関する特許出願を行い、2011年12月に最初の機体を購入しています。
軽量クアッドコプター、マグネシウムフレームのオクトコプターなど様々な機体にて実務を想定したテストを実施してきました。
多くの機体の中で、技術解説ページにて触れることが少なかった機体がデジタル一眼レフ搭載を前提としたヘキサコプターです。
DSLR搭載機開発の一時凍結では0 [Zero]の当面のポリシーとして重量級機体の業務使用を凍結しました。
この機体は最後にフライトをしたのが2012年2月。
その後、完全にタンスの肥やしと化していました。
Wookong_Mを搭載していることから、空撮の保険にも加入しています。
様々な意味でロスと取れたことから、この機体を処分することとしました。

販売する機体

売却する機体に関して

←2012年7月13日撮影

この機体はラピド工房にてテスト機体として稼働し、2012年1月に中古機体として0 [Zero]に購入されました。
0 [Zero]にての改修はGopro搭載ジンバル(0 [Zero]制作)と受信機の搭載。(売却物には含まれません)
その当時の最新ファームアップのみとなっています。
現在の0 [Zero]の業務機体で実施されている、以下の様な改修は行われていませんのでご注意ください。
・モーター内ベアリング交換
・モーターバランス取り
・削りだしによるプロペラバランス
・バッテリー内部のチェックと改修
・強風テスト
・降雨テスト

0 [Zero]での改修やテストは事実上実施無し。
つまり、ラピド工房で販売されている機体と、様々な意味で同一とお考えください。
信頼性という意味ではこの頃発売されている海外製機体よりも遙かに優秀です。

◆この機体の、「良い」ところ
・機体の信頼性(ラピド工房制作)
・総フライト回数10フライト程度
・選別済みのWookong_M搭載(0 [Zero]にて選別)

◆この機体の、「悪い」ところ
・機体に微振動あり(各種バランスを攻めれば完全に消せるレベル)
・ヘキサコプターであること(0 [Zero]では重量級ヘキサコプターを推奨しません)
・最新の設計ではない事(手堅い設計であることはメリットとも取れる)

注意点:
バッテリーを並列化するためにコネクタが必要なのですがWookong-Mへの給電部分も含めて容量的に不安です。
今回のテストフライトでも熱を持っていたことから、重量のあるカメラを搭載するなら強化することが必要です。
なお、売却時にジンバル・送受信機・バッテリーは付属しません。
0 [Zero]では高負荷環境でのペイロードテストを実施していません。
この機体のペイロードに関しては保証値が無い事をご了承ください。
※1.5kg程度のカメラを搭載した、一般的な条件(瞬間最大風速5m/s)以下での安全なフライトは保証いたします。

2012年7月30日加筆:この機体は販売を取りやめました

このページの販売予定の機体は制御パーツなどの部品の必要性から販売が取りやめになりました。

公開日:2012/07/13
最終更新日:2012/12/06
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