平成26年豪雪：その１３　まとめ

←2014/02/16 14:42

海外出張に急ぐPさん＋α(ご夫婦)を橋本駅へ送迎完了。
無数のスタック車両の救助と、帰宅難民・要救護者の保護など。
今回の大雪では、相模湖～上野原の間にて私が色々とボランティアをこなしていました。
ネタの宝庫だったのですが・・・さすがに、大雪関係のページのみが増えるのは問題です。
梅雨にも入ったことなので、この辺でまとめます。

その後・・・

この日(2/16)の夜は、橋本駅周辺のビジネスホテルに宿泊。
←この写真は、チェクイン時に駐車した直後の写真。
フロントの誘導にて、この場所に止めているのですが・・・
右手前の雪山を乗り越えての駐車。
普通の車なら・・・ここでスタックします。
非常時ですがホテル側の対応が、あまりに酷い。(私は、気にしていませんが・・・)

この時点では、中央道の開通は2/17予定と発表。
この一週前の大雪と同じ日数で復旧させようとしています。
まさに、全力で除雪作業を進めているのでしょう。
この時点で、被災地の空撮に出かけてから5日が経過。
自宅は1.2mの積雪を記録。
母＋妻＋子供5人(3ヶ月～10才)
3ヶ月の子供がいなければ、妻も出張に出ているパターンです。
今回は、不幸中の幸いですが妻は自宅にいます。
ただし・・・自宅は凄いことになっていると容易に予想出来ます。
早い話が一刻も早く自宅に戻らなければなりません。

2/17の夜になっても中央道が復旧しない

←2014/02/17 21:22
八王子IC付近の中央道

「中央道は、2/17に開通」
既に、この様に報道されています。
2/17の21になっても、中央道八王子ICは開通していませんでした。
このままでは、この日もホテルか・・・と諦めるのは早計です。

「今回の大雪は非常事態。普通の時間帯に道路を空けると、想定外の渋滞が発生すると考えたのか？」
もしくは・・・
「2/17開通という約束は、まもりつつ可能な限り除雪をしたいのか？」

どちらにしても、正式発表されている2/17を達成出来ないとは考えていません。
笹子トンネルの事故から、ネクスコ中日本は、この点はしっかりとしている事でしょう。
どちらにしても読みは、「本日中に中央道は開通する。とにかく、今日帰らないと！」

中央道に動き有り

しばらく観察をしていると、本線を走っている一般車両が存在することに気が付きました。
大型車から普通車まで。
時折、除雪車両も見受けられます。
これが意味することは、SAなどに取り残された車両が本線を走行出来るようになった。
除雪車両を八王子に戻していると言う事は、開通は間近であると取れます。

無事に帰宅へ

←2014/02/18 0:44
談合坂SA下り

大雪ニュースで何度か取り上げられていた談合坂SAは、こんな感じ。
豪雪エリアのSAでは見掛ける景色ですが・・・

八王子ICにて受け取った利用案内。

一般道の状況から、一部ICからは降りられないという特殊な状況で中央道は開通しました。
相模湖東ＩＣ・上野原IC・大月IC・勝沼IC・双葉スマートIC・須玉IC・長坂IC・小淵沢IC・諏訪南IC
これらは、「流出不可」
つまり・・・私が彷徨っていた、相模湖～上野原へは高速道路を使っては、この時点では入れなかったことを意味します。
上野原ICなら降りられると感じていましたが・・・一般道側の都合でしょうか？
※ICを降りると坂道

道中も一車線しか通れないような区間も多く残っていました。
今回の大雪対策では、ネクスコはよくやったと思います。

まとめ

今回の大雪による活動をまとめます。

◆ボランティア
人命救助：1名
帰宅困難者送迎：20名以上
スタック車両救出：20台以上

◆損失
・ノートパソコン大破（メーカー見積修理＝12万）
・フロントバンパー(小破　推測5万)
・アンダーガード(大破　推測4万)
・リアフェンダー(小破　推測4万)
・業務機材の破損(帰宅困難者が踏んでいたなど＝10万)

◆得た物
・自身のサバイバル能力の確認
・良いことをしたという自己満足
・少しの冒険心
・記録的大雪時の一部地域の緻密な画像記録

◆今後の備え
・ハンドウインチ車載
･スコップ車載
・業務機材の搭載方法の改良
・予備燃料の車載
・本格的なクロカン車の導入検討

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