平成26年豪雪：その６　ハイエース　アンダカバー破損！

×：大型車により道が塞がれている(上野原)
①：2014年2月15日(大雪2日目)　17:40の位置

夜間を利用して八王子まで戻る計画

私の中では、今回の大雪の、「雪遊び」は終了しました。
これ以上の冒険は、車を傷める事は予想出来ます。
大雪2日目の段階で、もっとも西まで進んだ車両となったので、記念にはなりました。
素直に、八王子に戻って数日ぶりにベッドで休みたいところです。

夜間ですので通行する車両は、少なくなると予測。
2時間も走れば八王子のホテルで休めると見積もります。

①→②：2014年2月15日(大雪2日目)　18:30の位置　【橋沢隧道・相模湖IC付近】

予想通り、道路は空いています。
日没直後ですが、走っているのは私のみ。
スーツ姿の帰宅困難者とみられる方とすれ違う程度です。
帰宅困難者は、東京から山梨の方向のみ。
上野原から東京に向かっている徒歩移動者は見掛けません。
日没を過ぎているので急激に温度が下がっています。
1日走っても、パトカーなどは見掛けませんでした。(車庫で潰されているパトカーは目撃)
歩行者は大丈夫かと・・・と少し気に掛けましたが、反対方向なので関わる事はありませんでした。

スタック車両を救出するものの・・・

←2014年2月15日(大雪2日目)　19:10　【橋沢隧道内・相模湖IC付近】

これは、破損して車両から撤去されたハイエースのアンダーカバー一式。
話は、この30分前に戻ります。

上野原から相模湖ICまで戻ってきました。
相模湖IC東側に位置する、橋沢隧道にさしかかると、顔見知りの何組かに遭遇しました。
上野原IC手前の坂で諦めていたＢさん(自力で戻ってきた)
トンネル内で身動きが取れないでいるＣさんご家族
同じく、Ｄさん
上野原IC手前から戻ってきたラングラー(ウインチ付き)のＥグループ
この方々以外にも、昼間に私が引っ張った方や、一緒に雪かきをした方が数名。

この方々に、私が持っている情報をお知らせ。(上野原IC手前の大型と、開きそうな県道)
水や食料の備蓄量を聞いて、問題がなさそうなので・・・
「それでは、がんばってください」と伝え、八王子方向の移動を再開します。
私の中では、もう会うことは無いだろうと考えてのお別れです。

これは、この日の昼間に撮影した写真です。
この様に、圧雪された一台分の幅のみが通り道。
2日目は、晴れていましたが降った量が尋常では無いことから、相当量の雪が残っています。

トンネルから200m程度進んでいくと・・・
Ｆさんの車両が、雪の深い場所でスタック。
道幅が狭いことから、Ｆさんが進むか、戻らないと私の移動は出来ません。
取りあえず、填まった場所からは引っ張り出しました。
そして、夜も更けてきたことから、「トンネルまで戻りましょう」という事になりました。

ここまで、結構な深さの雪を走り回っています。
相棒のハイエースの癖も読めてきました。
少なくとも生活ヨンクでは、太刀打ち出来ない耐雪走破力は確認出来ています。
ここで、私の気遣いが徒となりました。
Ｆさんが戻りやすいように、道中をラッセルしようと・・・
つまり、後退のラッセルですね。

ハイエースのアンダーカバーその結果が・・・
コレだったんですね。

ハイエース・ワゴンGLにて、後退ラッセルは禁止です。

このアンダーカバーは、遮音目的でついています。
低グレードには、このカバーはついていません。
純正でも吸音材がついていることから、私自身も制震材＋吸音材という音対策に用いていました。
このカバーが、雪を巻き込んで破損しました。
トンネルにはいると、「ガラガラ～」という異音発生。
このままでは、前進もままならないことから、該当部品を全て撤去という事になりました。
雪は無いのですが、この路面に寝転んでの作業ですので、気持ちの良い物ではありません。

橋沢隧道は、これで3回目。
先ほど、「サヨナラ」をした皆さんに、もういちど「お元気で」で挨拶をして、もう一度八王子方向に出発です。
アンダーカバー一式で5万円くらいでしょうか・・・
これを機に撤去でも良いな～と積極的に考えています。
この様な機会は、今後も想定出来ます。
撮影現場の最前線で、この事態になるよりは遙かにマシです。
それにしても・・・ハイエースはキチント、走り込みをしているのでしょうか？

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