ハイエースは、「アブソーバー交換を優先」
前後スタビの交換により遅れていたアブソーバーを装着。
購入したのは、【バン用】として発売されているビルシュタイン。
まずは、結論から。
ハイエースのノーマルダンパー(特にフロント)は捨てましょう。
←参考購入価格:¥63,700円
ハイエース用としては、「バン」の設定しかありません。
フロントは、良いとしても、リアには・・・固すぎると予想出来ます。(公式サイトにて300kg搭載でチューニングと記載)
本当は、フロントのみでも良かったのですが、勉強としてリアも購入。
ワゴンGL(含む、グランドキャビン)でも、積載が多めならバン用でも成立する可能性があります。
※私の機材車も、荷室に20kg程度のバッテリーを大量に詰む可能性有り。
ハイエース200系 3.5型 ワゴンGL 4WD 純正LSD装着
クスコ・リアスタビ+ディーキャトロ・フロントスタビ+フロントビルシュタインを追加として評価。
※リアアブソーバーは純正
結論から。
合格。
純正アブソーバーの程度の低さを確認。
装着に関しては、特に注意点はありません。
純正のバネの状態では、アブソーバーの長さは丁度良い長さに決まります。
下側のブッシュが多少固いので、そこは工夫する必要があります。
手練れなら、30分で装着完了です。
直進安定性=高まります
ハンドルの重さ=適度に重く(好ましい方向)
車高=上がります
ピッチング=減少
乗り心地=向上
デメリット=何もありません
それでは、いつも通り「限定」インプレッション。
A:完全純正
B:リアスタビ装着
C:リアスタビ・フロントスタビ強化
D:リアスタビ・フロントスタビ強化・フロントアブソーバー交換 ← いまは、ココ
D >>> A==C > B
こんな評価になりました。
走り出しから好印象。
路面・速度・温度(アブソーバー)などを、変化させながら試しましたが・・・
全ての面で、大幅なステップアップを果たしています。
この装着により、純正のアブソーバーが仕事をしていないことがしっかりとわかります。
細かい振動は、排除しつつ直進安定性の向上。
リアスタビ装着後に目立つようになったピッチングも収まっています。
高速巡航に近い速度まで簡単にテストしましたが、こちらも良好。
本格的な、高速長距離移動後まで、結論は持ち越します。
ハイエース200系 3.5型 ワゴンGL 4WD 純正LSD装着
クスコ・リアスタビ+ディーキャトロ・フロントスタビ+フロントビルシュタイン+リアビルシュタインを追加として評価。
結論から。
合格。
しかし、リアスタビが強すぎることを痛感される。
フロントほどは、劇的に良い方向にはかわりません。
当然の事ながら固い方向に変化。
そして、オーバーステア傾向が顔を出してきます。
A:完全純正
B:リアスタビ装着
C:リアスタビ・フロントスタビ強化
D:リアスタビ・フロントスタビ強化・フロントアブソーバー交換
E:リアスタビ・フロントスタビ強化・前後アブソーバー交換 ← いまは、ココ
D > E >> A==C > B
こんな評価になりました。
「リアアブソーバーに関しては、純正の方が好ましい」
ただし、注意が必要なのがリアスタビ装着という部分。
リアアブソーバー交換=リア強化=進入オーバーステア傾向
この公式です。
念のため、リアスタビを殺してテストも実施。
D > E=E’ >> A==C > B
※E’は、リアスタビ無し
リアスタビ有り=進入オーバーステア
リアスタビ無し=締まりの無い動き
どちらも「好ましくない」という状態です。
高速道路主体なら、「初動のオーバーステア」は無視できるところ。
当分は、E仕様(前後ビルシュタイン・前後スタビ)で、様子を見ていきます。
なお、最終的には、リアアブソーバーも社外品になります。
純正のリアアブソーバーが、ベストとは到底思えません。
現状で、「リアアブソーバーは純正の方が良い」としているのは、スタビ強化との組み合わせの関係から。
つまり、リアスタビが強すぎる事に問題の根っこはあります。
リアの積載が多めなら、この組み合わせ(前後スタビ+前後ビル)で良い方向に向かうかも知れません。
このページに限りませんが、一部の現象のみにフォーカスしてはいけません。
過重や、それ以外のパーツの組み合わせも含めてバランスは取らなければなりません。
業務(積載軽く・長距離移動)に投入出来そうなレベルに、達しました。
「フレーム強化までは必要無い」と現状では感じています。(少し安心)
これからは、タイヤの交換が足回りの主たる改善になります。
方向性は以下の二つ。
・15インチ:純正サイズのミシュランアジリス(LT)装着=無難
・16インチ:サーフ純正ホイールに、乗用タイヤ装着=はみ出し確定
機材車の外観は、とにかく地味に。
ハイエース採用の最大の理由は、荷室の広さなどでは無く「地味」であること。
可能な限り派手な要素は無くしつつ、長距離移動性能を高めるのがコンセプトです。
既に購入済みの、16インチ・サーフ純正ホイールも見た目は地味な物(トヨタマーク付き)
予定通り、16インチにすれば完了・・・のハズだったのですが、問題が発生。
右後ろが想像以上に「ツライチ」でした。
16インチで、「地味なホイール」では、はみ出しが確定。
16インチ化には、オフセットの修正が必要です。(もしくは、オーバーフェンダー装着=派手な方向)
←サーフ純正ホイールのボルト穴付近の厚み。
サーフ純正ホイールは、伊達に重いわけではありません。
スライス量を決める基準となる、ボルト取付部の厚みは15mm。
十分な強度を保ちつつ、5mm程度は落とすことが可能です。
しかし・・・
5mm程度の削り量では、はみ出しは解消出来ません。
確実にはみ出しを避けるには、10mm程度の研磨が必要。(強度の観点から不可)
つまり・・・サーフのホイールに拘ると、オーバーフェンダー装着しか解決方法が無いことを意味します。
サーフ純正ホイールよりは、派手な方向になりますが・・・社外品という方向も残します。
ズハリ 「フロントアブソーバーのみをビルシュタインに交換」
これが、満足度の高い足回りの改良メニューです。
タイヤは新車装着でもOK。
フロントスタビのみをビルシュタインに交換してください。
スタビの装着や、リアスタビの装着も不可。
騙されたと思って、フロントアブソーバーのみを交換してください。
このフロントアブソーバー以外に、ひとつでもパーツを付け足すとバランスが崩れます。
この崩れを整えようとすると・・・迷宮に入り込むことになります。
また、バン系に応用するなら・・・
リアスプリングはワゴン用装着。フロントアブソーバーをビルシュタインへ。
※積載が軽いという想定
私の中では、「とにかくタイヤから」が、車両セッティングの基本。
ハイエースも、タイヤ交換が一番効くパーツと思っていましたが・・・
ハイエースに限っては、フロントアブソーバーが最重要パーツと考えを改めました。
とにかく、フロントアブソーバー交換です。
グレードや積載の影響を比較的フロントは受けません。
フロントは調整式に拘る必要も無いと思います。
仮に、固すぎたとしても・・・純正よりは、遙かに良い結果になる事を保証出来ます。
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