レリーズの出来は、業務の信頼性に直結。
純正レリーズから信頼性の高いリモートレリーズを制作します。
α7は、ボディ左側にリモートレリーズの端子があります。
これは汎用性のある物では無く専用と推測。(調べ切れていません)
早急にフライトテストを実施する観点から、まずは純正流用でリモートレリーズを制作しました。
リモートレリーズ一式の重さは、35.8g。
ハッキリ言って重すぎです。
キヤノン・ニコンに用いていたリモートレリーズは14~20g。
20gの物は、半押しまで対応。
今回の試作品は、35.8gにてシャッター押し込み限定対応。
軽量化の余地はありますが、取りあえずはこのリモートレリーズからスタートします。
重い理由は、不必要に長いハーネス(ジンバル側が決まらないと短縮出来ない)と、純正基板の高機能に起因します。(バルーン空撮では不必要な機能が多い)
制作したリモートレリーズはスペアも含めて2個。
さらに、普通の用途を想定して1個。
合計で、3個のRM-VPR1を購入しました。
今回の純正レリーズ=RM-VPR1の研究で発見がありました。
このレリーズは、RX-100M2に対応しています。
0 [Zero]がマルチコプター空撮に用いているRX-100では、ボディーに機械的なリモートレリーズを装着していました。
機械的=サーボ駆動です。
これが・・・信頼性の観点からは油断の出来無いものでした。
この改造RM-VPR1を用いれば、信頼性は一定水準で保証出来ます。
ここでも重量増が問題とはなりますが、一考の価値はあると思います。
41) 専用車両の集中メンテナンス
40) α7RⅡ狂想曲:その9 Vix
39) α7RⅡ狂想曲:その8 ThinkPad P50考察
38) α7RⅡ狂想曲:その7 ThinkPad P50到着
37) α7RⅡ狂想曲:その6 バルーンを独自開発する空撮会社
36) α7RⅡ狂想曲:その5 レタッチャー用ワークステーションのテスト開始
35) α7RⅡ狂想曲:その4 今までは空冷でした・・・
34) α7RⅡ狂想曲:その3 超高解像度パノラマ加工に必要なパソコンとは?
33) α7RⅡ狂想曲:その2 現場で必要なパソコンとは?
32) α7RⅡ狂想曲:その1「α7RⅡ」後という世界・・・
31) α7Rの業務投入開始
30) 撮影時の服装に関して
29) α7R赤外リモートレリーズ
28) α7Rリモートレリーズ制作
27) α7R ILCE-7R到着
26) 機動性という品質
25) 強風下の撮影を可能にする「ヒューズ」
24) ミラーレス一眼はバルーン空撮のスタンダード
23) 眺望撮影の、「良い例」と、「悪い例」
22) 2009年版:空撮プロが使うレンズ
21) 0[Zero]のバルーンが風に強い理由。その1「尾翼が大きい」
20) 最大風速13m/sの乱流下のテスト画像公開
19) 開発失敗バルーンの例
18) バルーン小型化の研究
17) バルーン独自開発の道程
16) バルーン素材としての塩ビとエバール
15) 新型の開発は一時停止
14) バルーン繋留角度解説
13) 寒冷地専用バルーンテスト
12) 空撮スペシャリストの技
11) 空撮と送電線
10) 空撮の保険について考える
9) 2008年版:空撮プロはどのデジカメを使う?
8) ヘリウムガス不足と値上状況
7) 標高2100m:高地撮影テスト
6) 機材開発例:レンズマウント
5) バルーン空撮と風について
4) バルーン空撮テスト
3) 空撮システム開発解説
2) バルーン空撮専用車両
1) バルーン空撮とヘリウムガス