メルセデス・ベンツT1N ワイパー交換と鍵のトラブル

T1Nのワイパーが寿命になりました。
ホームセンターにて購入しようと思ったのですが該当するゴムが見あたりません。
断面がどうやら普通ではなかったのです。ネットを使ってメルセデス・ベンツT1Nのワイパーを調べたところ・・・
ワイパーメーカーのサイトにはT1Nに関する情報がありません。
T1Nの掲示板に数少ない情報がありました。ワイパーのサイズや純正品の在庫状況などでした。
そこでわかったことは・・・
・純正品の在庫状況は悪い(数年前の書き込み)
・純正サイズは600mmと530mm
・何かが代用できるという情報は無し

ここで、一つの問題が発生しました。
私の所のT1N(中古にて購入)は・・・
本来530mmのサイズがついてる助手席に550mmのワイパーが付いていました。
つまり・・・前のオーナーが「とりあえず、くっつく物」を取り付けているという事実が判明しました。
想定外の事でしたがワイパー難民になる可能性が出てきました。(確かに、窓枠からはみ出していました)

こういうときに、いろいろな車を持っていると助かります。
FIATムルティプラにつけているボッシュのエアロツインマルチのサイズが偶然にも一緒であることがわかりました。
そこで、ムルティプラから外してT1Nに取り付けたところ・・・
見事に付きました。(どちらも、U字型のフック)
国内サイトには公式な適合情報はなかったのですが右ハンドルのT1Nならエアロツインマルチは取り付け出来そうです。

ネット通販に発注

私のT1Nには以下の型番のエアロツインマルチを取り付けました。
(ムルティプラと一緒)

AM60A(右ハンドル・運転席)
AM53A(右ハンドル・助手席)

T1Nには平行などで左ハンドルなども多く存在します。左ハンドルは気をつけてください。

重さを量ると、600mmのAM60Aが142g
前に付いていた、ノーブランド品が211gでした。
樹脂であることと、構造がシンプルであるために軽量です。
もちろん、空力的には大幅に改善しています。

自己責任でお願いします

運転席側は画像の様に、ワイパーが浮いてしまいました。
この状態のままではもちろんダメです。
ですので・・・金属部分を手でもって、「えいやっ！」とやって調整完了です。
一歩まちがうと、「ボッギン」があり得ますので気をつけてください。

中古車ですので、前のオーナーが何をしているかわかりません。
T1Nに必ずエアロツインマルチが付くとは限りません。
ご自身の判断で購入・装着をお願いします。

鍵のトラブル＝不動車に・・・

ネタ、その2です。

こんな場所で不動車になってしまいました。
場所は港北のイケア。
この場所でエンジンが「かからなく」なってしまいました。
周囲には・・・100人はいます。
止まったままだと、非常に恥ずかしい事になってしまいそうな予感です。

原因はキーシリンダー。
鍵は入りますが回りません。
今まで、この様な兆候がなかったために、軽くパニックになりました。

過去には別の車で鍵が摩耗しすぎてかからない事はありました。(一日で最大50回のエンジンON/OFFをする営業車＝初代レガシー)
旧車の場合も、今回のような事はあり得ます。(30年落ちのボルボとか・・・)
しかし・・・T1Nは比較的新しい車です。(私の物差しで図ると)
シリンダーが逝ってしまうような車では無いと思っていました。

この場は何分か頑張っていたところシリンダーは回ったために事なきを得ました。
しかし・・・一度、エンジンを切ってしまうと、なかなか始動できないという困った状態になってしまいました。

さて・・・どうやって修理するかです。
キーシリンダーを新品を取り寄せる・・・
これは避けたい選択肢です。
エンジンスタートのシリンダーを交換すると、ドアは異なる鍵で開けることになってしまいます。
パーツの取り寄せにも時間が必要です。
仕事で使えないのは困るので、早急に治さなければなりません。
今回はダメもとで・・・(ダメなら直結で良いと割り切って)
鉛筆の芯で修理を行いました。
この方法は住宅の鍵では良く用いられる方法です。(住宅営業をしていたことがあるので、その頃の知識)
車の場合も、中身は同じハズとの思惑で試してみましたが・・・
成功しました。
今のところ、不穏な動きはありません。
もしも、同様な現象が発生した場合の参考にしてください。

'09/07/04加筆：鍵は鉛筆の芯で治すべし

このページの制作時に、キーシリンダーを鉛筆の芯で治しました。
その後様子をみていたのですが・・・
完璧に治りました！
芯をまぶしてからは一度たりとも不穏な動きがありません。
レアケースかもしれませんが・・・
車の鍵が回らなくなった場合は鉛筆の芯を削って降りかけてみる。
これで、ダメならシリンダー交換と覚えて下さい。

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