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ピレリの品質とサポート体制 お粗末としか言えません

粗悪なピレリ スコーピオンSTR

現在、メルセデス・ベンツT1Nの前輪に履いているピレリ スコーピオンSTRに取り付けているバランスウエイトです。
この、ブログを読んでいる様な方は直ぐに「ピン」とくるでしょうが・・・

異常なウエイト量です。

225/70R15(このタイヤ)
ホイールは新品購入のメルセデス純正ホイール(1.5年使用)
私の基準なら、この条件下の最大許容ウエイトは片側の片面で50gです。

ちなみに、後輪に履いているミシュランのSYNCHRONE 225/75R15は最大で25g。

ブリヂストン

ブログもどきはタイヤのネタが多めという指摘がファンの方からありました。
確かに、タイヤはこまめに換えています。
エンジンオイルなどの交換スパンが長めなのと比べると、タイヤはマメに換えています。
今回のタイヤ交換の前に履いていたのはブリジストンのBスタイル。
製造年は'08年28週。
6分山くらいでしたので、中古買い取り店に下取りしてもらっています。
ここがポイントです。
新品で購入し、6分山までつかったブリジストンのタイヤを脱いでしまうようなタイプの人間です。

本当は新品の純正アルミと同時交換の予定だった

ピレリ スコーピオンSTR

問題のタイヤは新品アルミに装着する為にヤフオクにて購入しました。
購入は2010年4月。
製造は'09年16週と17週。

4月末の車検時に、純正アルミホイール(15インチ1本2.5万円)の取り寄せをかけていました。
しかし・・・国内在庫は3本しかないとのこと。
「バックオーダーに乗るか?」の問いにはロットづれを心配し保留。
タイヤ交換はいつものモトーレサノでの実施予定。
事前に、打ち込みウエイトの取り寄せまで頼んでいました。

私はアルミホイールの場合も、打ち込みウエイトを標準に考えています。
接着タイプのウエイトはどうしても外れる事があります。
この時のダメージを最小限にするにはやはり打ち込みが一番。

今回のアディダスの空撮では北海道から鹿児島までT1Nにて移動します。(これを書いている5/6は北海道完了済み)
その長距離移動を快適にすることが目的なので、アルミホイールの装着は諦めて、タイヤのみの交換となりました。

タイヤ交換開始 1本目

ピレリ スコーピオンSTR バランスが取れるのか?

タイヤ交換開始後から、嫌な感じがありました。
なかなか、ビートが落ちないんです。
いつも、タイヤ交換時に作業を拝見していますがここまでビート落ちに時間がかかるタイヤははじめてでした。
タイヤを装着後に、バランサーにかけると・・・
ご覧の通りです。

左:45g
右:60g

認めたくはないですが正常品の範囲でしょう。
ハズレを引いたと思って諦めるしかありません。
これが打ち込みウエイトが使えないタイプのアルミなら、タイヤをずらしてもらうことを依頼します。
しかし、今回は打ち込みウエイトの用意もあることから、このバラストの量でも勘弁することにしました。

1本目は60g+50gにてバランスが取れました。

タイヤ交換開始 2本目

ピレリ スコーピオンSTR これは不良品では無いのか?

1本目の装着で、ピレリへの不信感が出ています。
2本目の装着の前に、ホイール単体のバランスを念のため確認しました。
10g+0g
もちろん、正常と言えるレベルです。

そして、タイヤ装着後の結果がこの写真です。

見たことのない数値が示されました。

片側に75g!!!
敏感な方なら気が付いていると思います。
ここまでバランスが崩れていると、普通のアルミホイールではバランスを取ることが出来ません。
接着タイプの場合はホイールのもっとも外側にウエイトを貼ることは物理的に不可能です。
また、ウエイトその物も軽めの重量設定であることから、ここまで狂っているとアルミに問題があると睨むのか普通。
もしも、アルミが正常なら、タイヤが不良品ということになります。
バランスが取れない以上は不良品という表現しか使えません。

これでバランス

問題の2本目です。
1点に75gのウエイトは貼れないので、線でウエイトは貼られることになります。
結果として、指定の75gではバランスが取れずに、80gのウエイトを貼ることになりました。
ポイントなので何度も書きますが打ち込みウエイトを用意していたからバランスが取れたのです。
ホイールは問題が無いことを確認済み。
つまり、この問題の犯人はピレリと言うことになります。

ピレリ スコーピオンSTRの品質は?

タイヤのへそ

このページを書いている段階で、既に2,000kmを走り終えてきました。
結論から言うと、問題はありませんでした。
直前に履いていたBスタイル215/70R15と比べるとT1Nとのマッチングは良好な様です。
ウエイトの量をしらないなら・・・「良いタイヤだな~」とコメントしています。
やはり、高速道路向きのタイヤは欧州ブランドということなのでしょう。

今回のタイヤのおさらいです。
1本目は最大50g。
2本目は最大80gと言う結果です。
←さらに、この様な、「おへそ」まで付いている始末です。
原産国はブラジル。

この件を、ピレリのサイトに問い合わせてみました。
既に、問い合わせから2週間を経過していますが・・・
放置されています。
「このタイヤは正常か?」と問い合わせていますが「はい」「いいえ」のどちらの返事も届いていません。
数年前にミシュランに問い合わせた際には即答で明確な返答があったことを考えると・・・
ピレリの国内のサポートは無きに等しいとしか評価できません。

この頃はピレリのタイヤが好きになってきていました。
A6にソットゼロ(240km対応スタッドレス)を履かせたのが私の初めてのピレリ。
その頃に試乗した車で印象が良かった物にピレリが多かったことから、ミシュラン派から乗り換えてみました。
ミシュランは個人的には2000年くらいのラインナップが私の趣味。
高いけど高性能。
投資価値をキチンと確認出来る数少ないブランドと感じていました。
ところがMXV8で完全な迷走(私も購入しますが2,000km使いませんでした)。
プライマシーHPなどの主力商品も、先代モデル(パイロット・プライマシー)の方が好きでした。

スコーピオンSTRはブログもどきで何回も名称は上がっていました。
つまり・・・常に気にかけていたタイヤなのです。
理由はボルボXC70の標準タイヤであったこと。
この車の印象がすこぶる良かったこと。(なごみ系として)
もちろん、今回のように50g以上のウエイトが貼られているようなタイヤは1本もありませんでした。
履いてみれば、やはり良いタイヤでした。
しかし・・・
次もピレリを買えるか?と問われるとノーとしか言えません。
問題と考えるのはタイヤその物よりも、ピレリ・ジャパンの放置するという姿勢。
タイヤの基本的な設計が優れているというのは承知しています。(乗ったときにハズレというピレリはこの5年で1回も無し)
良心的な価格設定も助かります。
しかし・・・
正当なクレーム(問い言わせ)を放置するという姿勢は感心出来ません。

以下は個人的な見解。
ピレリは製造品質が安定していない。(設計は良い)
基本的に購入を見合わせるのが吉。
どうしてもピレリが欲しい場合は販売店と約束を取り交わしてから購入(例:ウエイトが60g以上なら無償でキャンセル)
ヤフオクでのピレリ購入は自己責任で。
お試し購入はFF車の後輪から。
FR車は商用車以外は購入を避けるべき。

2010年5月6日現在:
「ソットゼロ」で、Yahoo・Googleで検索をかけると・・・
ブログもどきが第1位。
ある意味、これも問題。

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