早速ですが結論から。
トルコンATで乗りたい車。
以上です。
DSGの魅力は、「わんぱく」位の車のキャラクターの方が合っているように感じます。
この3.2クワトロはA5程でないにしろ、「まったり」とした印象を受けました。
「トルコンATとの組み合わせなら、緻密な車になるだろうな~」
これが感想です。
細めのタイヤが好みの私には・・・
このサイズは遠慮したい所です。
245/40R18
低速で走っていると、タイヤの扁平率を感じますが50km/h以上になると気になりません。
タイヤサイズに起因する大きなネガは無いと記しておきます。
それにしても、最近のピレリのタイヤは良くなりました。
耐久性については不明ですが新車装着のタイヤでハズレは無くなりました。
タイヤに起因するかは不明なのですが・・・
暖まると乗り心地は良くなります。
10分程度の試乗には注意が必要です。
このページ(新型A4初試乗 前編)にて詳しく述べていますが新型A4ではライトスイッチやハザードスイッチの考え方が改善されています。
二台目TTまでが一世代前のマンマシンインターフェイスと述べることができます。
ライトスイッチ=普通の操作方法に
ハザードスイッチ=普通の位置に
←ここ(シフトレバー付け根のハザードスイッチ)を叩く(緊急時)には前方から大幅に目線を外す必要があります。
世界のどこかにはこれが原因で大きな事故を経験する人が居るかと思うと・・・
運転席側にドリンクホルダー
助手席側にサイドブレーキレバー+アームレスト
仮にMTと仮定すると・・・
駐車をすると、ハンドブレーキを引きます。
その際のブラインドタッチがやりにくい位置です。
私的には逆の位置の設えに感じたため左ハンドル仕様を確認すると・・・
やっぱりでした。
左ハンドルと右ハンドルをつくり別けていません。
このページ(A5試乗)にて述べていますがアウディの右ハンドル軽視の傾向は新型TTから始まっていました。
日本人をどこまでバカにしてるんだと・・・感じるのは私だけでしょうか?
新型A4(右ハンドル)ではペダル位置がオフセットしていることが最大の欠点です。
二代目TTではプラットフォームが違う事から足もとは何も問題無しです。
A5の右ハンドルのペダル位置が許せない。
しかし、アウディに乗りたいという方にはTTしかありません。
新型TTはよく売れています。
今回の試乗車である3.2クワトロに関しても、大きなネガは一つも見つけられません。
このデザインが好きなら、買っても後悔しない車と結びます。
クーペの定番と呼べると思います。
安全で維持費もそこそこ。
非日常と日常のバランスの良さ。
これで、一般の方向けのインプレッションは終わります。
初代TTは造形に意味が込められている名車です。
決してデザインだけの車ではありません。
スイッチの位置には意味があり、それがデザインされていました。
一方でメカニズムは・・・
スポーツカーに近づいたのでしょうが・・・私には中途半端に感じました。
鍛えれば、十分早いのですが「車に乗らされている感」を強く感じます。
結局は中途半端なスポーツカーにしか見えないのです。
それで・・・このページ最初のコメントに戻ります。
トルコンATで乗りたい車。