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1ヶ月1万km走行の内容。6日目:長崎に滞在

1) 5/13 15:37撮影 : 高度4mからの撮影中

この日はスカイコミック空撮はお休み。
長崎にて通常業務です。
この日で長崎は2日目(昨日は川崎)
いつもの通り非公開ですので、モザイク付で仕事中の一コマ。
(こんな機材なので、A6ARQでも出来たのです)

長崎にはT1Nで入っています。
この撮影を完了すると、明日は完全オフ。
その後、5/15に予定されていいる神戸の滝川第二高校への移動の予定です。
短い間に長崎1.5往復を行ったことから、そろそろ休みたいところです。

2) 5/13 11時頃(写真は過去の撮影からのイメージ) : スカイコミック担当者からのお知らせ

オランダ坂の入り口近辺

今日は長崎。
明日はオフ。
明後日は神戸。
これが本来の予定です。

この日の長崎の撮影中に、スカイコミックの担当者さんから電話が入りました。
「今、長崎ですよね?明日は福岡で撮影が出来ませんか?」

この段階の天気予報では4日後に予定されていた福岡の週間予報が悪い状態でした。
一方ではオフ予定であった、明日は、「晴れ」の予報。
そこで、福岡の撮影を前倒しする段取りを始めているようです。
スカイコミックでは現場の都合から予定日時の決行が基本ですが例外の案件が入ってきました。

スカイコミックの撮影場所は3種類の現場の都合がありました。
・A:一般参加可能=日時固定
・B:一般参加不可能且つ、日時変更不可能=ゲストなどの関係から
・C:一般参加不可能且つ、日時変更可能=学校の放課後などの撮影

福岡の撮影は長友佑都選手の出身高校である東福岡高校。
一般の方は入れないので、Cパターンとなっていました。

もちろん、オフを無くせば良いだけなので撮影はOK!
移動も長崎から福岡なので問題なし。

ここで、昨日の判断が利いています。
長崎にA6オールロードクワトロにて一人で入っていると対応不可能でした。
スカイコミックの関係者も・・・私が一人で長崎の往復を考えているとは想定出来ないでしょう。

3) コラム : ハウステンボスはなぜ倒産(会社更生法)したのかを研究

この日の宿泊先はハウステンボスに決めていました。
翌日がオフであることから、ハウステンボスでも偵察しようかと・・・
残念ながら次の日は仕事が入ってしまった為、今回はホテルのみのチェックとなります。
ホテルだけでも研究材料としては十分。
ココがダメなら、全てダメと思って間違いないでしょう。

ここで、私の会社をあらためて紹介。
元々はホームページ制作を本業としています。
創業当時からフルフラッシュと呼ばれるWeb制作技術では国内トップクラスの実績を誇っていました。
例えば・・・
ソシエ・ワールド(エステティツク業界2位。1位はTBC)のホームページの全てを担当していました。
その昔は梅宮アンナがキャラクター。
担当末期にはソフィー・マルソーがイメージキャラクターでした。
※その頃の名残で、痩身や美白などに詳しい(当然ですが女性の)

仕事ではリゾートホテルも、国内数カ所の制作を担当。
仕事の範囲は空撮・バーチャルツアー制作・ホームページ制作と多岐に及びます。
具体的に名前は出せませんが誰でも知っているテーマパークのホームページは私の影響を強く受けています。
ただの車好きではありません。私はIT企業の社長(もどき)です。
(再確認終了)

前フリ終了。
この日の目的は何故ハウステンボスが潰れたのかの観察です。
後のページで書きますが一連の長期出張で、もっとも感心したのが鹿児島の城山ホテルです。
逆に、もっとも満足度が低かったのがハウステンボスのホテルでした。
相当ネガな事を書くことになるので、ホテル名は出しません。

私のいつものチェック内容
建物の基本設計・改修と修繕内容・各スタッフの質とやる気・スタッフの数・提供価格。
私のホテルチェックはホテルの計画段階に遡る、根っこから葉っぱの全てを観察します。

3-1:チェックイン時に「キャンセルしようと考える」

予約はじゃらんから行いました。
長崎市の仕事が完了してからなので16時頃と思われます。
その後、一般道にて長崎市街の観察をしながらハウステンボスに向かいました。(2時間程度のドライブ)
長崎(観光地ではない)のドライバーの印象は・・・
道を譲らない。
狭い道でもスピードを落とさない。
つまり、あまり住みたい場所ではない。
以上の様な結果となりました。

本題に戻ります。
この段階で、2つのワナをホテルに仕掛けています。
・特大車両での突然の宿泊
・当日16時以降の予約

田舎のビジネスホテルなら、対応できない可能性は60%以上。
もっとも、車が停められないという最悪の事態が考えられる為、この様な行為は行いません。
当然ですが予約前に問い合わせ電話を入れて駐車場の確保から入ります。
しかし、今回はこの限りではないと考えました。
十分に敷地面積があるリゾートホテル。
フランチャイズかもしれないけど、看板があるホテル。
対応出来る可能性は99%。
主な注目は駐車場への誘導の対応方法です。

駐車場の対応:35点
ホテルに到着すると・・・
誰も出てきません。
確かに到着予定時刻や、車両情報は与えていないのですが・・・
このクラスで、誰も出てこないは無いのでしょうか?
この時点で、中規模減点。
誘導された場所は合格(それほど、遠くなくセキュアな場所)
駐車スペースからフロントの誘導が無いことでさらに減点。
フロント周辺の庭の継続的な手入れで加点。(何とか合格ライン上)
エントランス付近にガムの捨てカス跡が点在することで、大幅減点。(ここで赤点)
フロントに入るまでの評価は35点となります。
フロントに向かう前に、大幅に平均点を下回り・・・
心配(予想通り?)です。

フロントの対応:2点(このクラスでは過去最低点)
ここは過去に宿泊したホテル(看板の大きさ)では最低点となりました。
チェックイン時に、私の予約データがフロントに無し。
その時の対応が・・・「カチンッ」とくるレベルでした。
まず・・・宿泊の旨を伝えると・・・

フロント:「お客様のご予約は頂いておりませんが・・・」

私から嫁に:「キチンと予約出来てるの?」

嫁:「ちゃんと完了画面まで進んでいるよ!」

いつもならホテル予約は私が行っています。
宿泊予約システムを設計するような人間ですので・・・

ミスはありません。

しかし、今回は訓練も兼ねて嫁に予約を取ってもらいました。
空撮部の入部は昨年の秋。
超長距離の出張は初めて。
移動中の宿泊予約不慣れなことから、嫁がミスをしたかと感じ、少し不穏な雰囲気になってしまいました。
相手はそれなりのホテル。
予約内容がフロントに届いていないということはあり得ないと感じたからです。
つまり、不手際の原因は嫁にあると推測。(その気持ちが入った言葉づかいもしている・・・)

半分夫婦げんかになっています。

嫁に確認をすると、予約完了については相当自信があるとの事。
この段階ではフロントと嫁ではフロントを信じていますが念のため確認。

私:「本日、じゃらんから予約をしていますが本当にありませんか?」

フロント:「かしこまりました。確認してまいります」
一言残して、裏にいってしまいいました。

1分後
フロント:「ありました。鈴木様(私の名前)ですね?」

その時の私の心情:
こっちは夫婦げんか寸前なのに、その事務的な対応は何なんだ?
それよりも、予約情報がフロントに無いとはどういう事だ!(心の声)
そのまま伝えるとクレーマーになってしまうので、マイルドに加工。

私:「すいません。何があったのですか?」

フロント:「システムの不具合でした」

???
確かにシステムの不具合発生はあり得るが「不具合」なら予約が完了していないはず。
1分程度で、予約情報が確認出来なるならホテル内部の不手際を誤魔化そうとしているのではないか?
私は言い訳に対しては非常に厳しい対応を取る職人気質ですので・・・

私:「そのシステムと言うのはじゃらんさんのですか?」
もしも、じゃらんのシステムなら、クレームはじゃらんに入れるべきです。
ホテルフロントに非礼を働くわけにはいかないので慎重に確認。

フロント:「いえ違います。じゃらんさんからの予約はFAXで入るもので・・・」

このホテルではFAXの事を、「システム」と呼ぶようです。

完全に言い訳をしています。

どうやら、FAXが入っているのを確認していなかったことが原因のようです。
2流のビシネスホテル以下の対応ですね。
言いたいことはあるのですがそれが通用する相手ではありません。
今日の目的は、「ハウステンボスが倒産した理由を探ること」ですので、目的は達成出来ています。

なお、このフロントの事務機器の配置などは独特。
機能性重視のプリンタ位置。(普通はお客様の目線から隠します)
カード決済端末には配線不良をなおした?と思われるビニールテープ(不安がるでしょう?)
タイピング音が気になるキーボード。
指摘すれば切りがないのですが・・・
仕事(ハウステンボスの倒産理由の偵察)で無ければ、キャンセルしています。

車寄せでの対応からも感じていましたがこの雰囲気がハウステンボスにリピーターが入らない原因です。
宿泊費¥6000程度のビシネスホテルの方が優秀なフロントマンを使っています。
その数倍の宿泊費を請求してこれなら・・・

過去に御前崎グランドホテルにてチェックイン時にキャンセルをしたことがあります。
その後、宿泊難民になってしまったため、家族からはクレームが入りましたが・・・
どうしても仕事柄、価格に見合わないサービスを提供する方とは闘うという姿勢になってしまっています。

3-2:ホテルの一般的な評価

・部屋がキタナイ
・ホテル建物の設計が悪い

フロント以外のホテルの評価も上がりません。

部屋がキタナイ:50点
・ベッドマットに大きなシミ(ジュースを溢した跡。非常に目立つ)
・家具類の大きな塗装の欠け(黒地に白塗装。それが剥がれてクッキリと=しかも大きな面積)
・蛇口の清掃不足(ここは基本でしょう)
総合的なホテルとしての能力が低すぎます。
世間の相場から考えると、十分な宿泊費。
優秀なホテルのバックルームを知っていると、信じられないような低クオリティのサービスでした。

少ない加点材料はレストラン。
ホテル内の和食レストランを利用しましたがここは合格。
ただし・・・
何を食べたのかは思い出せませんでした。
覚えているのは合格であったことのみ。
良いと言っても、一生の思い出に残るレベルのレストランではありませんでした。

なぜ、ハウステンボスは倒産したのか?

今回はパークに入っていませんが大変勉強になりました。
周囲の整備と手入れ。
公式ホテルのクオリティが観察できただけで、倒産した理由はわかりました。

「携わる全ての方のやる気」

これが私が下したハウステンボスの倒産理由です。
成功しているテーマパーク。
つまり東京ディズニーランドと比較した際にもっとも明確になる差違です。

仮に、東京ディズニーランドの従業員を、全てハウステンボスに入れるなら・・・
復活は可能です。
しかし、箱全体の、元々のオクリティが劣るので同様な成功は不可能。
(しかし、潰れることはない程度のリピーターは見込める)

このクラスの事業にはそれ相応の投資は必要。
しかし・・・
死に金になっています。
「偽物」「本物」はどちらでも構わないこと。
大切なのは演じ切れていないこと。(施設も人も)
ここがディズニーランドとの最大の違い。

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