故障が直らない・・・ Mini購入は覚悟が必要?の経過報告になります。
◆これまでの経緯
2016年5月6日:トラブル発生。即日に入庫
数日経過後:インジェクター・プラグ交換 = 改善無し
6月4日:ラムダセンサー・キャタライザー交換 = 改善無し
6月6日:ディーラーにて面談
はじめに
重要なポイントなので、しっかりと記させていただきます。
今までも、これからも主な登場組織は二つ。
・BMWジャパン
・MINI甲府(ディーラー)
どちらが原因で滞っているのかを常に意識する必要があります。
読み進める場合も、この点に注意してください。
1ヶ月間に試された修繕は、予定も含めて3回。
しかし・・・実質は1回。
このページを書いている段階では入院は1ヶ月以上経過しています。
一気筒失火という、比較的軽度なトラブルと思われる現象としては異常です。
この様な長期戦に陥っている原因は二つ。
・BMWジャパンの指示の遅さ(事実上の放置?)
・国内部品在庫の少なさ
6月4日に報告が上がってきたラムダセンサーとキャタライザーの交換はディーラーからの働きかけです。
煤だらけとなっていることから、修理が上がった際に交換の必要が出てくることから先行したと取れます。
つまり、入庫から1ヶ月の間に、修繕の動きを行ったのは初回の、インジェクターとプラグ交換のみ。
その後は、BMWジャパンからディーラーへは、1回の交換指示が入っています。
それが・・・
シリンダーヘッドカバーの交換です。
注意してください。
シリンダーヘッドの交換ではありません。
カバーの交換です。
どうやら、不具合報告のデータベースに、「ヘッドカバー交換による治癒」という履歴があった模様。
完全に否定は出来ませんが、「そこよりも疑うべきところは他にありますよね?」と言いたいです。
これが・・・2016年現在のBMWのクオリティです。
低品質なのはMINIだからと感じていましたが、犯人はBMW Japanの様です。
なお、このヘッドカバー入庫待ちとなり放置プレイとなっています。
もう~何が何やら・・・
なお、某アフターサービス満足度ランキングなる物で、BMWは堂々のワースト1位。
今回のトラブルで、その結果にも何となく頷くことが出来ました。
←こいつが一ヶ月間の代車でした。
トラブル発生の当日の入庫。
当初は数日で直ると思っていましたので、これでも上等と思っていました。
2世代目(R56)の試乗経験がありません。
今回が初めてだったのですが・・・
すいません。
これは、もらってもいりません。
この時代のFF車を複数台社用車して所有していました。
'05年購入 アウディ・TT['03]
'06年購入 アウディ・A3(2.0TFSI)['06]
'06年購入 フィアット・ムルティプラ['04]
'10年購入 ボルボC30(R-Design)['09]
'13年購入 アバルト500グリージョレコード['13]
具体的に以下を指摘します。
・シート
・トルコンミッション
これらで、上記した同時代の所有してFF車よりも大きく劣っています。
◆シート
背もたれの角度のノッチが荒すぎます。
欲しい角度で止めることが出来ません。
座面は小さく堅すぎ。
座面の角度も不適切。
男性なら長時間の運転で太ももが痛くなる事でしょう。
私は、30分で腰痛となってしまいました。
過去に購入している車両で同等の出来の悪い車は、'04購入年 ボルボ・XC90(T6)['04]
この車はデビューイヤーに手に入れましたが、3ヶ月で手放しました。(社内でシャッフル)
見た目は非常に良いと思います。
でも・・・このシートは腰痛持ちにはつらすぎます。
「もしかして思い過ごしじゃ無いの?」と言われると思いますが・・・
Audi A6やハイエース(レカロ装着)では、普通に1日1000kmを走りきっています。
確かにシートとの相性はあります。
おおむね女性からは同様なクレームは入っていないとも記しておきます。
ただ・・・ノッチが荒いのは誰にとってもNGですよね?
◆トルコンAT
今回の試乗までは、アイシン製のトルコンAT搭載を好意的にとらえていました。
過去に所有していた初代アウディ・TTもアイシン製。(世界初のFF6段)
こいつがとても良い仕事をしていた記憶が残ってします。
その期待のATですが・・・
これがいけません。
60km/h程度の巡航中に、遠くの信号が赤に変わったとします。
然るべきタイミングでアクセルを戻すと・・・
「Sモードですか?」と言うような勢いで、ギアを落としていきます。
これが想定よりも激しいことから、狙った位置に止まれないことも・・・
もちろん、「ギッタンバッコン」しますのでパッセンジャーからもクレームが入ります。
一言で言うと、「賢くない」(無駄に運動エネルギーロスする)ATです。
アップシフトは普通です。
ダウンシフトの制御が気に入りません。
TTでは見事な仕事をしているアイシンですので、この出来の悪さはBMW起因でしょう。
過去のドライバーのクセを学習しているので参考までとしてください。
なお、ファンの方は庇護すると思いますので決定的なダメを出します。
右ハンドルなのにインジケーターは左
これは、誰にとってもデメリットです。
◆その他
他に気になった点。
「アクセルオンオフで左右にふらふら」
これは、この個体のみの参考として。
走行距離は、4万km弱。
代車ですので、荒く乗る方もいるのでしょう。
世代を問わずにMINIの足回りは繊細な物。
コンビニに勢いよく入るだけで、この様な事になってしまいます。
この個体は、まっすぐ走りませんでした。
◆良いところ
3世代目と比較すると良いところもあります。
ほどよいサイズ感
これに関しては、2世代目が良いと感じる方の方が多いのも頷けます。
私自身も、安全性が同じなら2世代目のサイズを選びます。
※歩行者保護の観点からボンネットが厚くなる(4世代目では薄くなると予想)
また、このサイズにかかわらずピッチを押さえ込んでいるもの良いところ。
先代のアウディ・A3(2.0TFSI)['06](つまり、ゴルフ6まで)は、ピッチングが数少ない欠点でした。
このホイルベースでピッチングを感じさせないのは、MINIのパッケージの勝利(ドライバーの着座位置)でしょう。
◆第2世代(R56)クーパーのまとめ
とりあえず、ATは選択肢からハズします。
MTで足回りがキチンとしている事が条件ですが・・・
シート交換条件なら検討の余地アリとします。
入庫から1ヶ月のタイミングで、ディーラーにて面談を行いました。
交換部品などの画像を交えながら、今までの修理の報告。
そして、BMWジャパンからの今後の提示。
上記していますが、実質的な交換部品はインジェクターとプラグのみ。
コンピューターやシリンダーヘッドなど、大物は一切交換されていません。
そして、次の一手が、シリンダーヘッドカバーの交換・・・
こんなペースなら、次の一ヶ月でも直る保証はありません。
とっ言うよりも・・・
BMWは、この故障を直せるのか?
この様な考えも浮かんできます。
なお、修繕カ所を決めるのはディーラーでは無くBMWジャパンです。
ディーラーで勝手に部品を交換することは基本的には出来ません。
つまり、この一ヶ月の手の遅さは、BMWジャパン起因です。
納車時にあった無数の塗装のブツ(クレームとしてあげていません)は、国内のデポが仕事をしていない証明です。
私は安価な実用車としてMINIと付き合っていますが、世間のイメージであるプレミアムブランドとは程遠いのです。
社用車は、メインのドライバが選ぶのが会社の方針です。
BMWではなく、VWやVOLVOを選んで欲しいのですが・・・
何故か、趣味性の高い壊れるブランドを選ぶ傾向にあります。
過去にハウスメーカーのフロントマンの経緯があるとは、前回書かさせていただきました。
その時の経験からは・・・
「静かなお客様は、後回しになる」という経験をしています。
悲しいことなのですが、礼儀正しいお客様はクレーム対応では後回しとなる傾向があります。
クレーム担当者は、納得の出来ない物言いをする五月蠅く民度が低い方のクレームを優先することが多いのです。
この一ヶ月間の私の態度は、「全てお任せします」です。
その結果がコレです。
今回の面談では、ディーラーは適切にBMWジャパンに働きかけているという確認は取れました。
それに対して、BMWジャパンが仕事をしていません。
物静かなMINI ONE(BMW最廉価)なユーザーです。
山積みのクレームで、優先順位を下げてしまうのも理解出来なくは無いのですが・・・
放置するなら、そろそろ怒りますよ!
これも繰り返しとなります。
「この程度では車両の交換は出来ません」
「修理するという姿勢をとり続けている限りは、法的には白です」
「ディーラーは代車を出す義務はありません」
少なくとも法律は、ユーザーよりも販売側に有利です。
これは、自動車や住宅とで似ているところです。
高額商品では些細な事で返品となっていると、商売が成り立ちません。
直せる物は直すが基本です。
住宅などでは、「雨漏りが直らない」などという悲惨なケースも少なからず存在します。
その様なケースでも、「直す意思を示し続ける」限りは法的には白なのです。
もちろん、自動車も同様。
ただし、自動車は住宅と比較すると安価です。
この点からか、少なからず返品という実例はあるようです。
さてさて、どのような落ちが付くのでしょうか?
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