アウディA3 2.0TFSI(FFモデル。既にディスコン)が初回車検を迎えました。
走行3.5万km。初回車検ですので大物は発生してません。
今回の収穫は「DSGオイルの交換は効果大」であることでした。
交換費用は工賃を含めて4万円弱。
特に、ネットなどで調べずに交換をお願いしていたのですが仕上がってきたときの違いに驚きました。
この車は「自動車雑誌でAudiの評価が安定しないワケ その4」でも触れていますがガソリンの違いによりコンディションが激変するという少し困った車です。
芯を喰ったときには、「スコーン」とした感動を呼ぶ乗り味を示すのですがガソリン・空気圧が外れていると、途端に「乗りたくない車」に成り下がります。
本当に困った車です。
少し脱線します。
←会社の倉庫にて
左はATF。右がエンジンオイルです。
ATFはFR時代のボルボ用に購入していたデキシロンⅡのATF。
デキシロンⅢと比較すると、しっかりと性能差があったためデキシロンⅡを自分の中では標準にしていました。
交換サイクルは10,000~18,000kmです。
(夏場は特に短め)
エンジンオイルはフィアットムルティプラ用のモービルNAです。
これも、FRボルボの頃からの私の標準オイルです。
交換サイクルは12,000~25,000kmです。
こちらはメルセデス・ベンツT1N用に用意しているオイルです。
ホームセンターの安売りを狙うので、一缶1500円程度のオイルです。
これを1回の交換で2缶使います。
交換サイクルが短いことから、ストックは大量にあります。
交換サイクルは5,000kmです。
相場から考えると、ガソリン車のオイル交換のサイクルは長めです。
一方で、ATFのサイクルは極端に短めです。
ディーゼル(メルセデス)に関しては標準的な交換サイクルです。
劣化具合を観察しながら交換サイクルを研究した結果、このようになりました。
何を言いたいのかというと・・・
「私はオイルにも敏感ですよ・・・」となります。
本題に戻ります。
過去に、「アウディはガソリンとタイヤの空気圧の管理が重要」と書いてきました。
しかし、一度もエンジンオイルには触れていないのです。
所有している3台のアウディはディーラーが推奨しなくても油脂類を積極的に換えてきましたが・・・
あまり、効果が無かったのです
アウディはエンジンオイルは特に気を使う必要がないと思っています。
さて、今回のDSGオイルの交換は期待していなかったのですが・・・
過去に換えたアウディの油脂類で最も効果がありました。
これからは乾式のDSGとなることからオイル交換を必要とするアウディは少なくなると思いますが・・・
中古車で湿式DSGを購入する場合は前オーナーの交換サイクルが非常に重要になると感じました。
無交換で乗り続けられると、性能の劣化は大きいと思われます。
記録簿の最大のポイントがDSGオイルが3万kmで交換されているかになります。
また、湿式DSGのオーナーで、DSGオイルを換えていない方・・・
今すぐに交換することを強く推奨します。