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ロードバイクキャリア Paulchen System

Paulchen System ロゴ

MINI ICE BLUE BLACK EDITIONに取り付けているロードバイクキャリアを取り上げます。

商品名は、「Paulchen(パウルヘン)」のリアサイクルキャリアです。
VWヴァナゴンなどの定番キャリアで、それ以外の車両では見ることはありません。

最大の特徴は自転車の搭載位置がルーフキャリアよりも低いリアサイクルキャリアであること。
8.0kgほどのロードバイクですが、女性ではルーフキャリアよりも扱いやすいと思います。
※女性の場合は、ワゴン系の室内積みを推奨

購入の主たる動機は、Mini 5ドアのデザインをまとめること。
ロードバイクキャリアの機構はオマケと考えています。

それでは、いつもの通り結論から。

価格が高いことと、車両にキズが付きやすいこと。
そして商品の品質も高くない。
でも、クラッシックな雰囲気をまといつつ、女性でも扱えるキャリアが欲しいなら数少ない候補です。

MINI ICE BLUE BLACK EDITION搭載のロードバイクキャリア

悪い事から

・入手性
・テールゲートが重くなる(中途半端な位置で止めると、バタンと閉まる)
・キャリアの跡が残りやすい(ある程度の工夫で防げる)
・後方視界の悪化
・マイナートラブルは多め

全て想定の範囲かと思います。
このデザインが気に入って多少のネガは目をつぶる覚悟があるなら問題なしの範囲です。

もっとも大きな点が入手性です。
普通にアマゾンなどで購入することは出来ません。
ドイツの本国サイトか海外通販。
国内に正規代理店がありますが、Miniなどはマイナーな車種となる事から本国取り寄せとなります。
つまり・・・ドイツから入れても納期は変わらないことを意味します。
私は、トラブル時の対応が面倒と感じたことから多少高めでも国内代理店から購入しました。
そして、案の定・・・商品に曲がりがあったことから一部のパーツを交換。
国内での購入が正解でした。

なお、写真では、1台搭載想定でセットアップされています。
部品は2台分が入っているのですが、ロードバイクキャリアとしては1台しか用いない事。
そして、デザインの観点からの敢えての一台仕様としています。

MINI ICE BLUE BLACK EDITIONデザイン修正例

車にマッチするかは要検討で

パウルヘンのロードバイクキャリアは非搭載の状態でも個性を放ちます。
独特な形状からは、クラッシックな雰囲気が漂う事になります。
故に、現代風のフォルムを有するハッチバックなどは基本的に相性が悪いと考えましょう。
具体的に示すならヤリスなどには合いません。
また、SUVやミニバンなども同様の理由から馴染みません。
Miniには、ご覧の通り。

少し考える必要があるのがFiat500です。
Miniと同様と思えるのですが、少し注意が必要です。
Fiat500は、何も付けていなくても側面視のフォルムは完成している。
※テールゲートの角度が適切
ところが、Miniの5ドアはデザイナーが仕事をさぼり、まとまっていない。
※クラブマンの存在からテールゲートが中途半端な角度
このまとまりの無さをロードバイクキャリアで誤魔化して成立させているのです。
つまり・・・
Fiat500は、積極的にパウルヘンを導入する理由にはならないのです。
リアキャリアよりも、敢えてオリジナルのアップライトのフォルムを強調するためにルーフキャリアで攻めるという方向性も良いでしょう。
ただし、スキーキャリアなども想定している場合は、リアキャリアも検討しましょう。
Fias500のリアキャリアキャリアにスキー板という組み合わせは素敵になると思います。

Miniの場合も、側面視のフォルムが固まっている3ドア系はそこまでの必要性無し。
クロスカントリー系は考えても良いと思いますが、やはり5ドアよりも必要性は劣る。
上記でSUVはマッチしないとしていますが、クラッシック要素も入っていることから候補にできる。
でも、クロスカントリーは5ドアと比較すると側面視は崩壊していません。
※車格から考えるとテールゲートの角度は適正

Mini 5ドア(第3世代 F55)は、もっともパウルヘンとの相性が良い組み合わせと言えると思います。
20年落ちくらいの中途半端なクラッシックデザインよりも、最新型も含めてMiniなどは相性が全般的に良いということですね。

CANYON Ultimate CF SL SRAMコンポ

CANYON Ultimate CF SL

モデルとして搭載しているのは息子のロードバイクです。
昨年までは部活で用いていました。
高校生が乗る「郡サイ特化バイクと」して私が組んでいます。
・最低重量の範囲に
・ジュニアギア対応
・機械式ディスクブレーキ
・ブランドの組み合わせを無視したボントレガーのホイール
・乗り心地重視

細かなパーツの詳細は省きますが、基本的にはSRAM REDの機械式11速ベース。
チェーン・スプロケはジュニアギア対応の関係からシマノ。
細かなパーツで重量コントロールし、最後の10gを削るために決戦時は、サイクルコンピューターマウントを3Dプリント(カーボン短繊維)を用いたDIYに。
かなり特殊なバイクです。
高校生が競技用に用いるとすると、特異と言って良いでしょう。

なお、息子のロードバイクの進化。
高校1年 スペシャライズドアルミバイク(105)
高校2年 LOOK(105)
高校3年 CANYON Ultimate CF SL(SRAM RED)

レギュレーションに見直しが入る様ですが、コレを組んだ時点では現実的なコストの範囲ではこれ以上出来ないという作り込みがされていました。
自動車好きはロードバイクに乗る方が多いと思いますので、どこかでロードバイクも掘り下げますね。

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