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Mini One 6MTの呪い

Mini One MTは粗悪品

MINIも納車から半年が経過。
チョイノリの試乗ではでは気がつけない、いろいろな事が見えてきました。
このページで取り上げのは、MTのギア比率に関して。
一言で述べると・・・

MINI ONEの6MTの設計意図が読めない・・・

これがお題です。
生まれて初めての6MTです。
ゲトラグですので、フィーリングはドイツ車に期待するソレがあります。
しかし・・・気持ちよくない。

ヒールトゥーを歓迎しないペダル配置。
それを補うためのオートフリップとヒルストップ。
2015年相当のハイテクは導入されているのですが、どうもかみ合わない。
対応は出来ていますが、気持ちよくない!
実際に発生しているのは、以下のような現象です。
・走りながら2速でエンストという経験あり
・コンビニの駐車場に入るときは、1速まで落とす (1速は、フリップしない)
・エンジンブレーキの選択が、他の車と一致しない (高い頻度で1速エンブレを要求されます)
・4速とか使用頻度低いイメージ

謎の解明の為に、MINIの主要グレードと比較対象としてFIATコンパクトカーの変速比を調べて見ました。

ONE(2014) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.615|2速 1.952|3速 1.241|4速 0.969|5速 0.806|6速 0.683|後退 3.538|最終減速比 3.632
1速 57km/h|2速 105km/h|3速 165km/h|4速 212km/h|5速 255km/h|6速 301km/h
1速 8.7km/h|2速 16.2km/h|3速 25.4km/h|4速 32.6km/h|5速 39.2km/h|6速 46.2km/h
COOPER(2014) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.615|2速 1.952|3速 1.241|4速 0.969|5速 0.806|6速 0.683|後退 3.538|最終減速比 3.421
1速 60km/h|2速 112km/h|3速 176km/h|4速 225km/h|5速 270km/h|6速 319km/h
1速 9.3km/h|2速 17.2km/h|3速 27km/h|4速 34.6km/h|5速 41.6km/h|6速 49.1km/h
COOPER S(2014) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.923|2速 2.136|3速 1.393|4速 1.088|5速 0.892|6速 0.756|後退 3.538|最終減速比 3.588
1速 54km/h|2速 99km/h|3速 152km/h|4速 195km/h|5速 238km/h|6速 280km/h
1速 8.3km/h|2速 15.3km/h|3速 23.4km/h|4速 30km/h|5速 36.6km/h|6速 43.1km/h
JCW(2014) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.923|2速 2.136|3速 1.276|4速 0.921|5速 0.756|6速 0.628|後退 3.538|最終減速比 3.824
1速 50km/h|2速 92km/h|3速 155km/h|4速 214km/h|5速 261km/h|6速 314km/h
1速 7.7km/h|2速 14.2km/h|3速 23.8km/h|4速 33km/h|5速 40.2km/h|6速 48.4km/h
Fiat500S(2気筒) 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 4.1|2速 2.158|3速 1.345|4速 0.974|5速 0.766|後退 3.813|最終減速比 3.87
1速 42km/h|2速 79km/h|3速 127km/h|4速 175km/h|5速 222km/h
1速 6.9km/h|2速 13.2km/h|3速 21.1km/h|4速 29.2km/h|5速 37.1km/h
Abarth500 MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.909|2速 2.238|3速 1.52|4速 1.156|5速 0.872|後退 3.909|最終減速比 3.353
1速 54km/h|2速 95km/h|3速 140km/h|4速 184km/h|5速 244km/h
1速 8.4km/h|2速 14.6km/h|3速 21.5km/h|4速 28.3km/h|5速 37.5km/h
Fiat Multipla変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.909|2速 2.238|3速 1.52|4速 1.156|5速 0.872|後退 3.909|最終減速比 4.07
1速 46km/h|2速 80km/h|3速 117km/h|4速 154km/h|5速 184km/h
1速 7.4km/h|2速 12.9km/h|3速 18.9km/h|4速 24.9km/h|5速 29.7km/h
2nd ONE MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.214|2速 1.792|3速 1.194|4速 0.914|5速 0.784|6速 0.683|後退 3.143|最終減速比 3.706
1速 63km/h|2速 112km/h|3速 168km/h|4速 220km/h|5速 257km/h|6速 295km/h
1速 9.6km/h|2速 17.3km/h|3速 25.9km/h|4速 33.9km/h|5速 39.5km/h|6速 45.3km/h
2nd COOPER MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.214|2速 1.792|3速 1.194|4速 0.914|5速 0.784|6速 0.683|後退 3.143|最終減速比 4.353
1速 53km/h|2速 96km/h|3速 143km/h|4速 187km/h|5速 218km/h|6速 251km/h
1速 8.2km/h|2速 14.7km/h|3速 22.1km/h|4速 28.8km/h|5速 33.6km/h|6速 38.6km/h

MINI ONE:
3気筒 1198cc ボア78.0mm ストローク83.6mm 102ps(4000rpm) 180Nm(1400~3900rpm)

MINI COOPER:
3気筒 1498cc ボア82.0mm ストローク94.6mm 136ps(4400rpm) 220Nm(1250~4300rpm)

MINI COOPER S:
4気筒 1998cc ボア82.0mm ストローク94.6mm 192ps(5000rpm) 280Nm(1250~4600rpm)

MINI JCW:
4気筒 1998cc ボア82.0mm ストローク94.6mm 231ps(5200~6000rpm) 320Nm(1250~4800rpm)

Abarth500:
4気筒 1368cc ボア72.0mm ストローク84mm 162ps(5500rpm) 231Nm(2500~4000rpm)

ポイント1:
ONEとCOOPERは、最終減速比のみの違い。
なお、AT車は最終減速比も同一。
試乗の経験はありませんが、COOPERのMTが少し心配。
※エンジン特性からONEよりも不快感少なめの可能性大。

ポイント2:
1速で60km/h到達するという、超ハイギア比のONEとCOOPER。
3気筒ターボで低速トルクも4気筒よりも不利なのにハイギア化の狙いが読めない。

ポイント3:
第3世代COOPER S は、まとも(普通)なギア比に見える。

ポイント4:
第2世代ONEは、第3世代と同等の脚色が入っている。

まとめ
第3世代ONEと第3世代COOPERは、心配になるほどのハイギア比。
設計的には余裕があるはずなのに、まさかのとっちらかし。

どう読み解くか?

私は乗用自動車のMTを以下の様に考えています。
・1速は、完全停止のみしか用いない
・少しでも動いていれば2速でカバー
・1速の最高速度は50km/h程度
・2速の最高速度は90~100km/h

普通のMTのお話かと思います。
上記のリスト中で、所有・試乗の経験のある車両の中から、適切なギア比という観点から並べると・・・

Abarth500 == Multipla == MINI JCW > Fiat500S >>>> MINI ONE

多くのMTに乗ってきていますが、ここまでギア比で悩まされた車は初めてです。
予備知識が無ければ、走りながら2速でエンストしますから・・・
明らかに、低速ギアのギア比がおかしな事になっています。
だって・・・
2速発進は困難で、1速で60km/hも出るんですよ!
低燃費スペシャルとしても、あまりにも普段使いが悪すぎます。
3世代(F56)Miniは内装のギミックなども含めて、「今風」であることから、このような無茶苦茶な事を受け入れる事が出来るのだと思っています。
常に低いギアを選択する癖を持つ嫁からは、何のクレームも出ていません。
Abarth500は過去にも、「教習車のよう」と褒めています。
ギア比まで含めて、車としてまっとうな形にまとまっています。
一方で第3世代のMINIは、各所で褒められています。
海外のサイトでも、ONEのMTは褒めることからスタートしています。
私自身も、「気に入らない」と書いていますが現行のFiat500Sより、MINI ONEの方が好きです。
好きだけど・・・こういうところを直してくれると、もっと好きになれるのにと感じます。
第3世代のMINIが第2世代MINIよりも、自動車としてまっとうな物であることは保証します。(第2世代がひどすぎるとも・・・)
しかし・・・名車ではありません。
ONEの素の状態と限定すると、曲がる・止まると乗り心地のバランス。
ここに関しては、名車レベル。
「MT車で、まともなハンドリングを・・・」というなら候補の最右翼。
「価格相応の高い質感を・・・」なら、他へ回ってください。
製造品質・内装の設計など、Audiなどが00年代から得意としてる分野では、足下にも及びません。
そう・・・2015年現在でも、2000年頃のTTに追いついていないのです。
外から眺めてチリが合っていないことにむかつく。
中に乗り込んで、メーター・スイッチ周りの設計力に落胆。
スイッチ類に触って萎える・・・
それでも、許せるのはどの速度でもきれいに曲がって品良く止まれるから。
自動車としての中心はしっかり出来ています。

なお、ONEでホイールサイズをいじるのはやめましょう。
太いタイヤと重たいホイールで、か細い低速トルクが無駄に消える。
さらに、純正16インチではタイヤ外径の関係から、この傾向にさらに拍車が掛かります。
これは、COOPERも同様な傾向。
太いタイヤが必須なら、COOPER Sと表からも読み取れます。

2018/1/24加筆
ONEに、JCW純正18インチ(純正設定で最大サイズ)を履かせましたが、パワー不足とは感じませんでした。

はい。
ここから、ブログもどきに入ります。
MINI ONEが、このようなとっちらかしになってしまった本当の理由を探ります。

まずありそうなのが、「低燃費スペシャル」
またの名を、「受験対応のガリ勉君」
MT車のテストでは速度とギアが指定されます。
エンジンの回転数に関しては不当です。
つまり、エンジンの回転数を落とせるギア比は燃費関係の数値の見た目は良くなります。
ここに手を付けたと考えるのが、もっとも自然と思えます。
エコカー減税などにも絡んでくることでしょう。
以下を読み進めていただくとわかるかと思いますが、これは答えでは無いと考えています。

次は、MINI一族のなかで試乗をすると、COOPER Sとかの上級グレードの方が魅力的と感じる為の仕掛け。
過去にBMW MINIの経験が無くて、ディーラーにMTのMINIを試乗に行ったとします。
※半年前の私ですね。
その際に、ONEから、JCWまでのMTを比較試乗すると、ONEという選択肢にはならないはずです。
確実に、COOPER Sなどと比較すると低速トルクが細いと感じるはずです。
そして、高い確率で走行中に2速でエンストするという事を経験します。(試乗という短い時間でも)
日本ならあり得ないと思いますが、海外のディーラーで複数をのり比べると上級グレードの方が印象が良くなることでしょう。
意識的にONEのギア比をグタグタにして、上級グレードを購入させようとしていると読み取れました。
適切なギアを選択出来る技量の方のレビュー(海外)では、ONEが推奨されていることからも説明がつきます。
しかし・・・これも答えではありません。

最後は、「クロスミッション世代の名残で、とっちらかしている・・・」
1世代目COOPER Sに注目してください。
典型的なクロスミッションです。(1速と5速の間を詰めている)
1世代目ONEも、1速は不自然なクロス気味の切り方。
高速道路は苦痛ですが、80km/h程度までなら楽しめた事でしょう。
この設計は認めることが出来ます。(自分の好みかは別の話・・・)
ここで、2世代目に注目。
2世代目の前期と後期に注目してください。
'07 ONEは、常識的なギア比になっています。
これが、マイナー後となる'10 ONEになると、第3世代にも通じる「とっちらかし」のギア比となる。
つまり、常識的な初期型第2世代のギア比は、マーケットから認められなかったとこの事から読み取れます。
ONEの1速は高めにしておかないと、BMW MINIの保守層からクレームが入ると読み取れます。
一応、BMWの弁解を予想すると・・・
1~5速はクロスミッションとして使ってもらって、6速は高速道路巡航専用とする。
スポーツカーの雰囲気もエコも両取りですごいでしょ~~ となるのですが・・・
実際の第3世代ONEは、このもくろみが外れてしまっています。
どうしても回転落ちが緩やかなエンジン特性故に、シフトはゆったりとしたタイミングで扱う事になる。
2速以上はオートフリップをしますが、1速へのダウンシフトではオートフリップしない。
ドライバーの気持ちは入っていないのに、クロスミッションをあてがわれても・・・・
これが、第3世代ONEのオーナーの気持ちです。
実用車と思って購入していますし、実用車として使っています。
MTも実用車のように切って欲しいと願うのですが・・・
変な伝統が出来上がっている様なので、無理でしょうね。

MINI ONEには、呪いが入っている

2015年に、MINI ONEのMTを狙って購入する方は、このクセに対応出来るはずです。
私も、文句を言いながらも楽しんでいます。
同時に別のMTとも暮らしていますが、この変なクセは他の車の運転時には伝染しません。

オーナーになってから理解できたのですが、BMW MINIの設計者の力量は玉石混淆です。
実用エンジンとして、1.2L3気筒エンジンは優秀。
6MTも、小型スポーツハッチに搭載するミッションなら良い物なのでしょう。
しかし、この二つが向かっている方向が異なります。
よく出来たVWなどは、この設計チームの方向性にブレがありません。
今後にページは起こしますが、内装の設計でも、このような方向性の不一致が随所から読み取れます。

3rd ONE(2014) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.615|2速 1.952|3速 1.241|4速 0.969|5速 0.806|6速 0.683|後退 3.538|最終減速比 3.632
1速 57km/h|2速 105km/h|3速 165km/h|4速 212km/h|5速 255km/h|6速 301km/h
1速 8.7km/h|2速 16.2km/h|3速 25.4km/h|4速 32.6km/h|5速 39.2km/h|6速 46.2km/h
3rd COOPER MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.615|2速 1.952|3速 1.241|4速 0.969|5速 0.806|6速 0.683|後退 3.538|最終減速比 3.421
1速 60km/h|2速 112km/h|3速 176km/h|4速 225km/h|5速 270km/h|6速 319km/h
1速 9.3km/h|2速 17.2km/h|3速 27km/h|4速 34.6km/h|5速 41.6km/h|6速 49.1km/h
3rd COOPER S MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.923|2速 2.136|3速 1.393|4速 1.088|5速 0.892|6速 0.756|後退 3.538|最終減速比 3.588
1速 54km/h|2速 99km/h|3速 152km/h|4速 195km/h|5速 238km/h|6速 280km/h
1速 8.3km/h|2速 15.3km/h|3速 23.4km/h|4速 30km/h|5速 36.6km/h|6速 43.1km/h
2nd ONE(2007) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.214|2速 1.792|3速 1.194|4速 0.914|5速 0.784|6速 0.683|後退 3.143|最終減速比 4.353
1速 53km/h|2速 96km/h|3速 143km/h|4速 187km/h|5速 218km/h|6速 251km/h
1速 8.2km/h|2速 14.7km/h|3速 22.1km/h|4速 28.8km/h|5速 33.6km/h|6速 38.6km/h
2nd ONE(2010) MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.214|2速 1.792|3速 1.194|4速 0.914|5速 0.784|6速 0.683|後退 3.143|最終減速比 3.706
1速 63km/h|2速 112km/h|3速 168km/h|4速 220km/h|5速 257km/h|6速 295km/h
1速 9.6km/h|2速 17.3km/h|3速 25.9km/h|4速 33.9km/h|5速 39.5km/h|6速 45.3km/h
2nd COOPER MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.214|2速 1.792|3速 1.194|4速 0.914|5速 0.784|6速 0.683|後退 3.143|最終減速比 4.353
1速 53km/h|2速 96km/h|3速 143km/h|4速 187km/h|5速 218km/h|6速 251km/h
1速 8.2km/h|2速 14.7km/h|3速 22.1km/h|4速 28.8km/h|5速 33.6km/h|6速 38.6km/h
1st ONE MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.417|2速 1.947|3速 1.333|4速 1.051|5速 0.848|後退 3.58|最終減速比 3.55
1速 59km/h|2速 103km/h|3速 150km/h|4速 191km/h|5速 236km/h
1速 9.5km/h|2速 16.6km/h|3速 24.2km/h|4速 30.7km/h|5速 38.1km/h
1st COOPER S MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 4.167|2速 2.619|3速 1.968|4速 1.608|5速 1.333|6速 1.089|後退 4.06|最終減速比 2.742
1速 72km/h|2速 114km/h|3速 152km/h|4速 186km/h|5速 224km/h|6速 274km/h
1速 10.2km/h|2速 16.3km/h|3速 21.7km/h|4速 26.5km/h|5速 32km/h|6速 39.2km/h

乗ったことはありませんが、第2世代後期のONE MTがひどい乗り物だった事は容易に予想出来ます。
ものすごくか細いトルクに、無茶苦茶ハイギアな1速。
雪道は安全ですが、坂道は鬼門です。
これは、呪いという表現以外にどのように例えれば良いのでしょうか?
さらに、注目は第3世代のCOOPER MT。
今日までは、「BMWは、ベースグレードまでMTを用意してくれるから良心的だ!」と思っていましたが・・・
実際は、「安いMTで客を引きつけて、COOPER Sを売りつけてやれ!」が本心です。
もう、なんだかな~という気持ちでいっぱいです。
1st COOPER Sなどが、実用を捨ててクロスミッションとするのは納得出来ます。
でも、ONEは実用車ですよね?
特に第3世代は一通りの電子デバイスがついて、低速トルクもあるハズ。
これに、300km/h超えまでカバーする6速を搭載しているなら・・・
「意識的に、外しているでしょ?」と指摘されたらどのように答えるのでしょうか?

呪いを外したと仮定したのが以下の表です。

ONE MT 変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.615|2速 1.952|3速 1.241|4速 0.969|5速 0.806|6速 0.683|後退 3.538|最終減速比 3.632
1速 57km/h|2速 105km/h|3速 165km/h|4速 212km/h|5速 255km/h|6速 301km/h
ONE MT 改造変速比
到達速度
1000rpm時速度
1速 3.615|2速 1.952|3速 1.241|4速 0.969|5速 0.806|6速 0.683|後退 3.538|最終減速比 15%修正
1速 49km/h|2速 90km/h|3速 140km/h|4速 180km/h|5速 216km/h|6速 255km/h

ファイナルを15%修正すると、普通の車になると読み取れます。
しかし、これで解決と言うのは少し早いのです。
このように最終減速比に手を入れると、普通の車になりそうです。
これで、スパッスパッと変速出来そうなのですが・・・
今度は、バランサー起因の回転落ちの遅さに悩まされる事になりそうです。
ONEの3気筒エンジンは、現状でもコンフォート性能は文句なし。
しっかりとしたバランサーが入っているのか、振動は少なめです。
そのかわりに、「実用車としてもどうかな?」と感じる回転落ちの遅さが気になります。
上記の様に、気持ち良いギア比となっても、回転落ちが待ちきれずにいらつくことになりそうです。
仮にですが、マイナーチェンジのタイミングでファイナルとバランサー(コンピューター?)に手が入ったなら、呪いが解けたと言う事です。
第3世代Mini Oneの本来の性能が解放されたことを意味します。
MINIのマイナーチェンジの際には、最終減速比に注目です。
また、ONE MTを購入したいという奇特な方へのメッセージ。

「このような許しがたい事が山盛りの車ですが、買って良いと思います」

これにて、Mini One 6MTの呪いのページ終了です。

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