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MINI ICE BLUE BLACK EDITION購入

MINI ICE BLUE BLACK EDITION

2018年にMINI ICE BLUE BLACK EDITIONを購入していました。
既に購入から5年経過していますが、ご報告します。

一般の方向けに一言で言いますと・・・

Mini 3代目唯一の5ドアMT。
恐らく、プレミアつく案件です。

購入時点では、MINI ONEを所有していました。
最廉価グレードのONE。
しかもMT。
つまり、ベース車両はその時点でもっとも安価なMiniです。
これに、当時(2015)は珍しい自動ブレーキや、レザーシートなどオプション満載の拘りの一台です。
エンジン交換など、重めのトラブルはありましたが、希少なACC付きMT輸入車です。
この車ですが中古車で望むことが出来ない珍品であることから当初から長期所有前提で購入していました。

ある日のこと。
誰もが想定外のMini 5ドアに突然MTの限定車が発売されました。
我が家は子沢山。日常的に4名乗りは当然。
あと一人乗れると、色々と便利であることは当然。
普通に10人乗りハイエースが満載となる家族構成です。
多人数乗車はXC90なども所有していたことから足りていたのですが・・・

・過去に設定が無かった5ドアMT(5人乗り)
・これが最後の5人乗りMTのMiniになる可能性が高い
・ボディカラーがアイスブルー(レギュラーで設定が無い)

以上から、ネットに情報が上がった瞬間にディラーに発注しています。
実は、盛り上がったのは私くらいの者で、この車は「やってしまった~」とBMW Japanの記憶に刻まれることになります。
その後MiniがMTから撤退し、その後は限定車すら出て来なかった主原因が、コイツと睨んでいます。
恐らく地元ディラーへの割り当ては2台。
1台目は、私が瞬殺。
残りの一台は・・・半年以上は在庫になっていました。
全国のディーラーでも在庫をさばくのに苦労したと推測されます。
この不人気は中古車価格にも反映されて、デビューから1年くらいは割安な価格で投げ売りされていました。
私も、この車の出来がもう少し良かったら・・・お代わりしていたと思います。
この数年後に、この一世代前のMiniを3台購入するという暴挙に出るのですが・・・
それは、このICE BLUE BLACK EDITIONで疑問に思っていた数々が、旧型に触れる事により理解できたからになります。
3ドアでも違和感はありました。
これが5ドアに乗ると確信に至ります。
私の様な特殊な人間は、この様な感想を抱きますが、一般の方におすすめ出来る車です。
迷っているなら購入して良いと思います。

「F56(第3世代)MiniのMTから、これはどうですか?」と問われれば・・・

5ドアが必須なら良いと思います。
3ドアで問題ないなら、そちらを推奨。となります。

一応、悪いところを記しておきます。(あくまで、MINI ICE BLUE BLACK EDITIONのみの評価)
・中古車価格が高い(場合によってはメリットの場合も)
・リアシートの背もたれの角度が不適切
・5ドアのシルエットがやっつけ仕事
・ICE BLUE BLACK EDITIONなのに内装天井が白

致命的に悪いところは無いんです。
あくまで個人の感想なのですが、シルエットを崩しても手にしてリアの頭上の空間が活かされていない。
5ドアの場合も、第2世代のクラブマンの様に垂直に近づければ、背もたれも適切な角度に設定出来たはず。
後席の快適性を手にするための、5ドア化のハズなのに、ここがおろそかになっている。
ここが気に入りません。

良いところも書いときましょう。(クドいようですが、アイスブルーMT限定)
・信頼性はすこぶる高い(歴代Miniでトップクラス)
・製造品質は、F56前期よりも確実に進化
・先代の様なクセは無い(これが、悪いとする人も)
・ACCは、使えるレベル(他社や最新のBMWからは大きく劣る)
・繰り返しとなりますが、数少ないACC+MT

MiniはMTが多いと思っている方へ

アバルトがMT比率が高い事を知っている方はそれなりにいると思います。
595などは、1/3程度はMTです。(アバルト500のMT持ってます)
FiatなどもMT限定車を出すと即売です。(1台持っています)
私は数年前までは、「MiniはMT率が高い」と勘違いしていました。
この傾向は、2代目の時に既に出ていて、私の手元のMTは、どれもが貴重なMTです。
いづれ紹介していきますが、10年落ちをプレミア承知で購入しているような状態です。
3代目のJCWは、そこそこのMT率ですが、普通の3ドアなら1/30くらいの率になっています。

以降は敵を増やすことになりますが、事実なので書いていきますが・・・
ATのMiniは、楽しみの半分を捨てていると思います。
「楽しみ」の部分がデザインだと言われると厳しいのですが、走る部分なら絶対にMTです。
試乗車・代車で、新旧のMiniを乗っていますが、ATの場合は結構な確率でハズレでした。
※ATでも高年式上級グレードなら問題ない傾向
例えばこの代車=R56 Coper AT
やはりミッションを酷評してますね。
ちなみに、このシート違いのクラブマンのMTを購入しています。
そちらはとても良い車です。
なお、上記で指摘しているシートですが、初代カントリーマンに付いていました。
これ、MTで乗るとそこまで悪いシートではありません。
MTの場合は常に左足を大きく動かすことから、問題が出てこないのでしょうね。
設計時はMTでされていると推測出来ます。

それ以降も、ATに試乗経験があり、良い印象がなかったMT車を試乗せずに購入しましたが・・・
大正解でした。(R60 Coper S)

ATなら、他のブランドの方がハッキリとしてメリットがあります。
R56(第2世代)は、他のブランドよりも信頼性が低い。
F56(第3世代)は、設計(デザイン)のやっつけ感が強い。
私の場合は、信頼性は目をつぶって、設計に一本筋が通っている第2世代のMTと付き合います。
第3世代も所有は続けますが、これは私用では無く、子供用。
この場合は自動ブレーキなどの安全性の観点から選択です。
なお、第3世代なら信頼性は十分です。
特に第3世代中期(ユニオンジャックのブレーキランプ)以降なら、Miniが好きならおすすめ出来る年式です。

拘りのF56 Mini One MTは売却へ

Mini One MT

5ドアは入れ替えでは無く、増車想定で購入していました。
故に、Oneも持っているハズだったのですが・・・

Mini One 6MTの呪いにより2台体制は諦めました。
5ドア(Coper S)と3ドア(One)を乗り換えるとどうしても違和感が出てきます。
同じコーナーを別のギアにしなければならないのは想像以上にストレスでした。
上記の呪いのページでは、問題のOneと他の車を同時に所有しても大丈夫としています。
これ、あくまで別の車ならばなのです。
内装も全く一緒となると違和感は凄いことになっていました。

意地悪の人は、「それは、あなたの技量が低いからでしょ~」と突っこまれるカモ知れません。
安心して下さい。
これを書いている2023年の段階で、MT車を8台所有しています。
軽自動車(GRコペン)からBMW M4(480馬力)まで。
Miniは、新旧合わせて4台(全てMT)
この全てを日常的に乗っていますが、何も問題なしです。
この中にMini One 6MTが混ざるとなじめなくなるのです。

私のところの「オレンジ号」
本当に良い車でした。
これ一台なら例の呪いも気にならないところなのですが・・・
MT好きなので多数台持ちはしょうがないところですね。

抹消登録済み

今後、ページを制作しますが、この車両は2023年に抹消登録としました。
理由は、この年に2台のMiniを追加してしまったから。(他の車両を加えると、この年は5台)
流石に台数がありすぎると感じ、出動機会が減ってきたこの車両はお休みにしました。

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