先ほど、陸運事務所から戻りました。
午前中に印鑑証明を用意。(法務局まで、往復1時間)
午後から、陸事という流れでした。(往復45分)
ナンバーを付けたのは2年前。
車検を取る為の整備も完璧に進めていたのですが・・・
諸事情から冬眠となりました。
本格的なレストアなどの計画も、現在のところ白紙と言った状態。
今後数年は屋根下のガレージでホコリを被ることになります。
車検が切れる日の夜中に、息子(小1)と、夜のドライブを楽しんできました。
往路は高速道路。復路は一般道。
緩急をつけて、しっかりと走ってきましたが・・・
「ツマラナイ車ですね」
エンジンも、ハンドリングにもファンはありません。
ただの空力の良い、実用車です。
こんな事を書くと、ボルボを飽きたと思われるかも知れませんがそんなことはありません。
「ツマラナイ」からこそ、ボルボとは長く付き合えることを再確認してきました。
「ツマラナイ」から、ムリに飛ばさない=安全。
「ツマラナイ」から、車に負担を掛けない=長持ち。
私は筋金入りの旧車ボルボファン。
選ぶ理由は、「走り」や「見た目」ではありません。
故に、ワゴンもクーペも、何でもボルボなら乗っています。
その当時のボルボはエンジニアの良心の塊の様な車です。
「捨ててイイ物」と、「捨ててはイケナイ物」の区別がしっかりとされていました。
それも、迷って決めたのではなく、当然の事としてスパッと決断しています。
スウェーデンと聞いてどのようなイメージがありますか?
「福祉の国」
モデルケースとして取り上げられる事も多いですね。
知られていないスウェーデンの特徴に「政治家の信頼が高い」という事があります。
汚職に該当する様な事がスウェーデンの政治家には無い。
故に、政治家が信頼される。
その政治家が将来を設計するから、福祉も成り立つ。
日本とは根っこからして違います。
そのスウェーデン人も日本人も「真面目」では共通。
それなら、同じ様な物(車)をつくりそうなのですが・・・
これは大夫違う話になります。
日本人の車作りは客が求める物に対して「真面目」
ボルボの車作りは客が求めていなくても「真面目」な物しか提供しない。
日本車は、「正しくなくても」客が求めれば提供します。
安全系のデバイス後進国であることがこれを証明します。
一方のボルボは安全や環境は、「押し売り」です。
日本人の多くがそれを望まなくても「押し売り」します。(故に、意味もなく売価が高いことも・・・)
事実として、ボルボは商業的にはトヨタほど成功していません。
なので、経営者の立場からはトヨタ(日本)が正しいのです。
しかし、人としてはボルボが正しい事は言うまでもありません。
一時的に、P1800は降りますが私がボルボから完全撤退することはありません。
最初の1年目は1万km弱を走りました。
2年目が走らなすぎです。
走らなかった理由は、「仕事の変化から」
P1800は主に都内の打ち合わせに使われていました。
この打ち合わせが東日本大震災以降は無くなってしまいました。
夏期はいつも通り夏休み(オーバーヒート対策)
秋になっても、都内の打ち合わせ仕事が戻らなかったことが走行パターンからわかります。
その時の仕事に必要な車を選ぶのが社会人の常識と考えます。(そう!P1800が最適な仕事をしていました)
2012年からは高速移動可能なワゴンを必要とする仕事を始めます。
先日の事(車検が切れる数字前)
車好きの方と話した際の自分の言葉。
こういう車を、慣れていない方は一目でわかりますよね?
車の乗り込み方なんて一発で・・・
左ハンドルの場合は左に寄って走るのもかっこ悪い。
車は良くても、乗る人が負けているのは都内でよく見掛けます・・・
※5分くらい、こんな話が続く
古い車をピカピカにレストアして、ガレージにしまい込むのは悪いとは言いません。
しかし、道具である以上は乗ってこそ価値があると思います。
そして、公道で走る「それ」は乗る人も含めての価値ではないかと・・・
つまり、車と比べられて「負けない」方が乗ってこそ、格好いいと言うような意味です。
わかって頂けると思いますが「モデル体型」という意味ではありません。(私も違うし・・・)
使いこなしていれば、趣味がイイになると思っています。
これは古い車以外にも当てはまります。
・家族満載のミニバン
・長距離移動中のドイツ車
・ミニマムサイズの軽自動車
日本人の多くは、「かっこ悪い」に該当する。
4人家族にミニバンは不要。
一日に500km以上移動しないなら、欧州車は不要。
背高の軽自動車は全ての意味で無意味。
ナンバーはついてませんがP1800のメンテナンスは続きます。
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