←購入直後の写真です。
購入直後に仮ナンバーをつけて試走していました。
それから、約3年間ガレージに保管されていました。
もう少し早く復活させたかったのですが本格的にバルーン空撮などの開発を始めてしまったために「お金」も「時間」も無かったことから放置プレイとなっていました。
これが今回営業車に採用したボルボP1800E。'72年式の実車その物です。
私は業務で、嘘みたいな距離を日常的に走っています。
複数の車を使い分けていることから、1台あたりの走行距離は多くても5万km(A6オールロードの初年度)ですが・・・
過去には8万km走った年もあります。
業務では主に以下の車に乗っています。
アウディA6オールロードクワトロ : 空撮以外の撮影と営業・打合せ用
メルセデス・ベンツT1N : バルーン空撮用
アウディA3 2.0TFSI : A6では問題になりそうな仕事の時に登場
フィアットムルティプラ : アウディでは問題になりそうな仕事の時に登場
P1800を、A3と入れ替える予定です。
さすがに、超長距離仕事を旧車でこなすのは大変そうなので・・・A6は残します。
私は問題なくても同行する社員がダメですので・・・
←過去の失敗例です。
P1800を探している際に網に引っかかってしまった為に「保護」した、PV544という車です。
私の中ではゲタにすることが可能な、もっともクラッシックな車です。
部品の入手性・サビへの耐性・高速道路の巡航速度。
これがギリギリ実用レベルに達しているというのが根拠です。
元々がP1800の様な車=所有欲を煽る、車を探していたのですから・・・
このような、「なごみ系」ではやる気に慣れなかったというのが本当のところです。
この時の最大の失敗はコンセプトが無いままの衝動買い。
今回はこの時の反省から、キチンとコンセプトを固めてからのスタートです。
3年間かけての決定ですので、今後もぶれることはないハズです。
そのコンセプトとは・・・
肩の力を抜いた、クラッシック実用車
「な~んだ」という内容です。
気張って言うような事ではないですね。
こんなコンセプトになったのは購入から3年が経過した時間です。
最初の頃は塗装ブースを用意(事務所の敷地内に)して、自身でレストアを・・・
と、言うような旧車マニアのお決まりの流れを考えていました。
可能な限り、オリジナルに戻すとか、理想とする年式のエクステリアにするとか・・・
これが時間の経過と共に自分の中から消えたんですね。
自分も年をとってきたというのもあるのですが「自然体で良いのかな~」と思える様になったのです。
今の仕事の詰め込み方ではP1800を思うような形にレストアするのに5年はかかります。
5年経っても・・・納得は出来ないと思います。
ムダに、人生の時間を消費するなら・・・楽しんだ方が良いのかなと・・・
なので・・・
オリジナルには特に拘りません。
快適・安全になるのなら、現在の技術を積極的に採用します。
キッチリと距離をこなします。
小綺麗なら、多少のサビなども黙認します。
よって、特にゴールなども設けません。
最初のメンテはバッテリーの交換になりました。
購入してから、定期的にエンジンをかけて敷地内を移動させていたのですが・・・
半年ほど前にバッテリーが逝ってしまいました。
昔も、今も、不動車となる理由のNo1。
バッテリートラブルは未然に防がなければいけないことから、ここのキチンと手を入れます。
←写真の左から・・・
ボルボ純正(P1800購入時に搭載)
アウディ純正(初代TTの新車装着品)
今回購入した、パナソニック・カオス(95D23L)
本来なら、ボッシュのSL-7C(シルバー)・PSI-7C(普及品)など欧州車専用バッテリーを使います。
私は240に乗っている頃から、そうなのですが・・・
古いボルボに、高価な欧州車専用バッテリーを積みません。
取付金具を観察し、純正サイズと同等の能力を有する国産対応サイズのバッテリーを搭載しています。
今回の95D23LはSL-7Cなどと比べると、
幅=短め 奥行き=同じ 高さ=高め というサイズです。
重心が上がるのは欠点ですが購入価格が安くなることとが魅力です。
何よりも、有事に国産サイズを迷わず交換出来る事がメリットです。
日本サイズの場合はD23LならOKです。
まだ横方向のサイズに余裕があることから、これ以上のサイズも搭載可能です。
バッテリーは、「余裕」がある物を搭載するのが普通と思いますが・・・
エアコン(クーラー)は、非装着。
オーディオなども、バカみたいなサイズを積む気はありません。
ワイパーの使用量も極小。
本当に、電気を必要としない車です。
必要とする容量で考えると、重量が軽かったんです。
ボッシュやドライバッテリーなどと比べても。
初めて購入したパナソニックのバッテリーです。
ワイパーゴムは、ボロボロでした。
ナンバーを付けるには、当然の事ですが車検を通す必要があります。
この頃はユーザー車検などに持ち込む事も無くなったので、覚えていないのですが・・・ワイパーは保安部品でしたか?
どちらにても交換しなければいけないので調べてみました。
当たり前なのですが・・・
ワイパーメーカーのサイトやフィッティング表にはP1800の情報はありません。
ネットで調べても・・・海外などで、今風の品物しか見つかりません。
数々のオーナーさんを回ってきたことから、現在装着されているブレードか純正かどうかすら不明です。
ここで、コンセプトが生きていきます。
「市販品から流用しよう~」
←近所のスーパーオートバックスにて購入
これを切断して取り付けしました。
700mmのブレード1本を切断して左右のブレードに転用。
ある意味、現在の国産車よりもワイパーブレード代は安価です。
以下は私のメモに・・・
オートバックス専売品。
B70G 364044 700mm
店内には「ワイパー交換無料」と書かれていました。
パッケージには「くわしくは店員まで」と記載されています。
「ボルボP1800のワイパーブレードありますか?」と聞いて対応してくれるのですかね・・・
ほとんどの従業員が生まれる前の車ですが・・・
ナンバー取得に向けて、整備・情報収集をつづけます。
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