アウディA6オールロードクワトロ夏タイヤを交換
この記事で、初のタイヤ交換を行いました。
今回はこのタイヤのその後をレポートします。
答えから・・・
私と同じ趣味(敢えて、厚いタイヤを装着)で且つ、A6オールロードクワトロの17インチなら・・・
ミシュラン・プライマシーHPは強くおすすめ。
凄い指定範囲が狭い推奨です。
全国に・・・
100人以下しか該当者はいないような推奨方法ですね。
それでは個別に考えていきましょう。
私の所のA6オールロードクワトロは購入時から商用車として酷使されています。
1日の走行距離が2,000kmを超えるなどという、非常識(日本では)な使い方であるため、購入から2年半で延べ走行距離は9万kmになりました。
これでも、空撮部にメルセデス・T1Nが入ったことから手加減しての、走行距離です。
'07/09/04 EクラスとA6を比べてみた
この時のも記していますが「新車装着のダンロップに良い印象を持っていませんでした」
機会があれば交換しようと考えていたのですが残存寿命があるタイヤを捨てることも出来ませんでした。
何よりもメインの高速道路での性能に不満がなかったために、寿命まで使い切ることになりました。
ダンロップ SP SPORTS 新車装着タイヤ |
ミシュラン・プライマシーHP 走行9万km走行時に装着 |
|
50km以下の 市街地 |
静かではある。 足回りはバタバタと忙しい。 A6の欠点として指摘される通りの感覚。 この速度域ではEクラス・525・159に大きく劣る。 Eセグメントではもっとも劣ると言っても過言ではない。 タイヤの厚いオールロードクワトロでも、この内容であることから普通のA6(今風に薄いタイヤ)では雑誌などでの酷評も納得出来る。 |
静かさは多少劣る。 洗練具合は遙かに向上。 あらゆる点で、満足度が大きく向上。 5シリーズとの比較では負け。 Eクラスとの比較なら勝ち。 159との比較なら互角。 車のクラスが明らかに向上。 |
80km以下の 郊外 |
静かではある。 速度を上げると落ち着いてくるが同クラスの車よりも劣ったまま。 |
この速度域でもっとも良い変化あり。 同クラスではベストな一台と思えるほどに化ける。 「洗練」という言葉で列べるなら159の3.2Lがベストと思っていたがこれを超える。 |
100km前後 高速 |
不感域とも呼べるツライ速度域。 クルーズコントロールで速度制限を掛けないと、どんどん速度は上がってしまう。 ハンドリングはクワトロにもかかわらず心許ない。 もちろん、国産勢よりはマシではあるが価格を考えると納得出来ない。 さらに、タイヤが消耗すると、嫌な傾向はひたすら悪くなる。 |
もちろん良いのだが・・・ 感動すら覚える80km以下の速度域ほどの変化はない。 過去には100kmではEクラス(W211最後期)の方が良好としているがこの項目ではEクラスと同等と評価。 つまり・・・ 高速重視としても十分な性能を有し、且つ面白い。 |
それ以上の 高速 |
この速度域で、A6の本領発揮。 ダンロップでも快適且つ、疲れ知らず。 ただし、性能はタイヤではなく車そのものと思われる。 |
ダンロップと同等。 劇的な変化は無し。 この速度域重視なら、別のタイヤを考えるべき。 ※普通の車と比べれば、これでも十分高性能車です。 |
私の欲する理想的なA6になりました。
正確なハンドリングとある程度の直進安定性。
バタバタしない快適な乗り心地。
高速道路での疲労度の少なさ。
A6オールロードクワトロの購入時に、期待した全ての性能が手に入りました。
ダンロップを装着した新車時よりも、9万km経過してもプライマシーHPを装着した方が好ましい車になっています。
大きな不満は今までもなかったのですが積極的にハンドルを握りたい車ではありませんでした。
これが理由もなく出かけたくなるのですから不思議です。
当たり前のことなのですがタイヤは車の印象を左右する非常に大きなパーツなんだなと再認識しました。
プライマシーHPは初めて履いたタイヤでは無いのです。
ブログもどきを書き始める前になるのですがアウディTTに、デビュー直後のプライマシーHPを履かせていました。
サイズは205/55R16。
この時の印象は決して良くありませんでした。
この前に、パイロットプライマシーを履いていてたのですが2分山となっていた、こちらの方が遙かに印象の良い物でした。
確かに、音は静かになりました。
しかし、それ以外の部分では大きく劣っていたのです。
アウディA6オールロードクワトロ夏タイヤを交換
この記事を書いている段階では私は迷っています。
迷いの多くはTTの際にプライマシーHPの印象が良くなかったことに起因していました。
また、'08/07/07:Audi A3 1.8T試乗の際にも印象が良くなかったことがこの傾向に拍車を掛けていました。
何を言いたいかというと・・・
タイヤは車との相性が重要という事です。
同じタイヤでも、履く車によって印象や評価は大きく異なります。
また、同じ組み合わせでもドライバーの趣向でも変わります。
今回も、私は絶賛ですが・・・
他のドライバーは、「良くなりましたね・・・」程度です。
社内で一番喜んでいるのは私です。
結論
225/55R17を装着するA6オールロードクワトロ。
正確なハンドリングとクラスに伴った乗り心地。
狙って、17インチタイヤ装着のオールロードを買っている方なら間違いないチョイスです。
もしも、走行2万km程度で、ダンロップを履いたままなら、今すぐに履き替えるべきです。
オールロードでも、18インチを履いているならこの限りではありません。
17インチ装着でも、高速道路で楽しみたいのなら別の選択肢も捜してみてください。
Audi A6オールロードクワトロ 電動チルトモーターの故障
レザーシートクりーナー【レザーレブ】
さようなら、A6・・・ これが正しいオールロードクワトロの使い方
下取り価格35万円のAudi A6・・・
過走行気味 先代アウディA6クワトロのこの頃
第3世代オールロードクワトロ:本質を見誤っている残念な車
社用車シャッフル 5年ぶりのアウディ
パナソニック・欧州車用バッテリーは注意!
Audi A6オールロードクワトロ 片側のみアブソーバー交換
アウディバブル崩壊の兆しアリ
機能アスファルトでの降雨。燃費はどれだけ悪化する?
Audi A6オールロードクワトロ 初回車検 その1
やっぱり車はタイヤで決まる!プライマシーHPその後
アウディA6オールロードクワトロ夏タイヤを交換
A6オールロードクワトロで熊本に行ってきました
A6オールロードクワトロ 6万km走行後の燃費報告
ソットゼロ+A6オールロードクワトロで氷の八ヶ岳へ
スタッドレスの安全性について
A6オールロードクワトロが営業車
スタッドレスの安全性について
EクラスとA6オールロードクワトロの比較