お待たせしました。
Audi A6オールロードクワトロに関するページをやっと書きます。
さて、細かな試乗記をお送りする前に、この車の日常をご紹介します。
ここから入らないと・・・なぜ、この車が必要なのか(営業車に、オールロードクワトロ投入)・・・が説明出来ません。
たぶん・・・
日本一、過酷に使われているアウディです
←下関にて(自宅から約1,000km)
'07/12/20 10:30 福岡にて撮影。
オールロードクワトロは社内で最も距離を重ねている車両です。
多い月には・・・1万km以上を走ることもあります。
特殊な空撮を業務として行っているため、日本全国に撮影で出かけています。
この日は福岡(片道1,050km)までバルーン空撮の仕事の為にやってきました。
1日に1,000km以上の距離を走る・・・
普通なら、十分な走行距離です
それではある日('07/12/19の深夜から)の走行距離を見てみます。
12/19 20:00 山梨から福岡に向けて移動開始
12/20 08:00 福岡到着。移動距離1,050km
12/20 11:00 次の撮影現場(愛知県)に向けて移動開始
12/20 20:00 宿泊地である愛知県一宮に到着。延べ走行距離1,850km
ほぼ、24時間で、1,850kmを走っています。
ドライバーは私とカメラマンの2名。
徹夜で福岡まで移動し、早朝から業務である空撮を行いました。
その後、次の日の撮影地となる愛知県の一宮まで、昼間に移動しています。
翌日は愛知県での撮影後に事務所(山梨)に戻りました。
この2日間の延べ走行距離は2200kmとなります。
福岡の佐川急便の配送所にて撮影。
アウディのアバント(ワゴン)と言えば、お洒落系のワゴンの代名詞といって良いでしょう。
新車で購入してから最後まで「後のシートを倒さない」というオーナーさんもいるかもしれません。
私の所のオールロードクワトロは・・・
新車で購入してから、一度も「トノカバーを付けたことがありません」
アルミ製の荷室の小物も・・・一度も使っていません。
この日も、1本60kgのヘリウムガスボンベを2本積んでいます。
この前の日曜日には・・・このガスボンベ5本を積んでいました。
←これは代車のEクラスの時に撮影した荷室の状態です。
今回の仕事ではありませんでしたが林道やスキー場(半分ゲレンデ)などにも撮影の必要はあります。
また、都内での打合せもオールロードで出かけますので・・・本当に、全ての道を過積載で駆け抜けています。
撮影は生もの(空の条件)ですので、撮影前日の夜に天候判断(撮影を行うのか、延期するのか)を行います。
それから、移動を開始する為、徹夜で走った後に撮影になるのが常です。
今回の2日の撮影も・・・天候についてはギリギリでした。
2日の撮影完了後、2時間程度で、「曇り空」になってしまいました。
「長距離を、疲れずに走る」ということを目的にしているなら・・・
この車は満点ではありませんが合格といえる車です。(ターゲットとしている速度レンジが国内では高すぎる)
「長距離を、悪天候でもそこそこの速度で、疲れずに安全に走る」と言うことなら、このA6 オールロードクワトロは世界トップクラスと言えます。
少し・・・お値段が高すぎるのが欠点ですが・・・
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