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Audi A6オールロードクワトロ 片側のみアブソーバー交換

アウディ A6オールロードクワトロ 左後ろ足回り

'09/10/26 Audi A6オールロードクワトロ 初回車検 その1
この続編となります。

5ヶ月前の車検時に、補償対象として指摘されていた作業項目に以下の物がありました。

Audi:「右後ろのアブソーバーがオイル漏れしています。交換しても良いですか?」

私:「それはオイルの漏れていない左後ろも該当しますか?」

Audi:「いいえ、漏れているアブソーバーのみが対象です」

私:「そんな・・・すでに、走行10万km。何が起こるかはわかると思いますが・・・」

Audi:「すいません。決まりですので」

私:「なら、左後ろは持ち込みでも良いですか?」

Audi:「はい。大丈夫です」

私:「それなら、延長保証も残っているので粘らせて下さい」

「アブソーバーの交換が1本ずつ」 これは問題と思いますが・・・
ここは掘り下げずに続けます。 私が車検時に交換に踏み切らなかったのは足回りのバランスを崩すことになることから。
前後のアブソーバーの別々の交換もためらいます。
左右を別々に交換するなど、普通はありえません。
アウディと問答をしても、始まらないので自腹で逆側は交換するという道を選択しました。
こんな事で、仕事に支障を来しては大問題と感じたからです。

ただし・・・
車検の段階では実害が出てませんでした。
乗り味から、賞味期限には達していないと判断できるので、粘れるだけ粘るという方針です。
その間に、左後ろもダメになればラッキーと言うことで・・・

アウディ A6オールロードクワトロ 福島にて

この5ヶ月では1回しか乗っていません

A6は私の手からは離れています。
現在はデザイナーの女性がメインで乗っています。
このオールロードクワトロに、この5ヶ月で1度だけ乗ってきました。

←福島:リステル猪苗代にて
仕事で、スキー場の撮影を行ってきました。
この数ヶ月で3回ほど、このスキー場の撮影に入ったのですが2回はメルセデス・ベンツT1Nの出動でした。
この日は私が一人のみという撮影内容。
山梨から福島は往復で約800km。
この距離を一人ですので・・・アウディの出動となりました。
なお、この車の登場だったため、帰路は磐越道を新潟から経由。
復路は片道500kmになっています。
つまり・・・1日で、900kmを走っています。

この時に気になったのがアブソーバーからの異音。
低速では、「ギ~コ」と確かに聞こえます。
とても、プレミアムとは言えない状態になっています。

これはアブソーバーの交換を急がなければという展開になりました。
支給するアブソーバーの容易は出来ていないのですが取り敢えずディーラー入庫をスタッフに命じます。

入庫前に最終チェック

オイル漏れ アウディ A6オールロードクワトロ

タイミング的にスタッドレスから、夏タイヤの交換を行いました。
その際に確信したところ・・・

ご覧の通りです。

確かに、これを狙っていました。
スタッドレスを装着(12月。車検から2ヶ月経過)するときも、うっすらと・・・来ていました。
この3ヶ月の間に、しっかりと漏れているところまで進行しています。
これなら、渋々のアウディさんも交換する以外の選択肢は無いでしょう。

今回のアブソーバーについてをまとめます。
初期型のA6オールロードクワトロ(エンジン問わず)は走行10万km以内にオイル漏れが発生すると考えて良いでしょう。
高速メインの、社用車にてこれです。
普通の用途なら走行5万km程度で発生する可能性は高いと思われます。
試乗時のポイントは後からの異音。
可能であれば、ホイールを外して確認。
ディーラーにての交換はセットで20万円コースです。

アウディディーラーにて経験した、ダメダメなところ

ソットゼロ

←写真はイメージです。

今回の対応(アブソーバー1本交換)にもガッカリですが過去にも地元ディーラーはやらかしています。
代車として出されたA4(B7=初代シングルフレーム)ですが・・・
前輪が左右で銘柄が違ったのです。
確かに、ホイールは一緒。
しかし・・・左右にて銘柄違い。
横滑り系装備であることから、事故レベルに至ることは無いと思います。
しかし、本来の性能が著しく低下することも間違いありません。

該当車両はオフィシャルの車両です。(スタッフの私有物とかでは無い)
察するに、修繕不能なパンクとなって1本のみ交換。
その際に、在庫に持っていた古タイヤを装着・・・と もしかすると、代車に借りていた顧客が勝手にやったかもしれません。

「アウディは空気圧管理が重要」と常に述べています。
この時に気が付いたのも・・・
ダメダメと思っている、A4(旧型)が何時も以上にダメだった。
この原因を探る為に、タイヤの空気圧に疑いを持ったというのが切っ掛けでした。
事務所(動力のコンプレッサー完備)にて空気圧調整を行ったところ発覚です。

プレミアムブランドとして急成長・・・
これがアウディですがその歪みは確実に出てきます。
問題なのはこれに気が付かないディーラースタッフと、顧客です。
ブランドを育てるのは顧客と常に考えています。

前後別々のタイヤは、「危ない」

コンチネンタル・エココンタクト3 ピレリ・P6

悪いタイヤ交換の例として、前後別々のタイヤを述べられることがあります。
その理由として上げられているのは・・・
いい加減な理由ばかりです(よって、省略)

私の持論は前後別タイヤとすることが標準。
役目も荷重も異なる前後は別にすることが自然と考えています。
もちろん、一般の方には前後同じとすることを強く推奨。

←ボルボP1800E専用に購入した、前後のタイヤ。
前輪はコンチネンタル・エココンタクト3
後輪はピレリ・CINTURATO P6
共に同サイズ。
狙いは前輪側は、「しっかり」
後輪側は、「しっとり」です。

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