過去記事:夜景パノラマ空撮カメラ?では一度は発注済みのD700が発売日に入手出来なかったことから、導入を見合わせていると報告しています。
ここ数日で動きがありました。
地元の家電量販店にてD700の在庫を見つけてしまいました。
その場で購入となりました。
しかし・・・田舎の家電量販店で洗濯機に混じりながら30万円を超えるフルサイズデジタルカメラを購入できる時代になったのですね・・・
凄いことです。
このページの撮影時点で、購入から5日経過しています。
予定通りの高感度特性。ニコンならではの使いやすさ。予想よりも重たいと感じる重量などの確認は出来ています。
空撮テストに導入するにはレリーズの無線化など改修が必要です。
発注は済んでいるのですが部品が届いていないためテスト開始は出来ません。(もちろん、実務導入も不可能)
現在のメインカメラです。
発売から3年が経過しようとしている名器です。(デジカメは1~2年でモデルチェンジ)
ほどほどの重量と様々な業務に対応できるLレンズにより、0[Zero]では空撮から地上でのバーチャルツアー制作など全てのシーンで活躍しています。
レンズの重量が平均的に他社よりも重いですがそれを補う画質が魅力です。
重量は本体と純正バッテリーで897g
空撮機材の開発はこの5Dの重量を標準として考えられています。
夜景撮影のテストの為に2ヶ月程前に購入しました。
重量は本体と純正バッテリーで801g
その時点ではニコンD700が発表されていなかったため、夜景バルーン空撮にもっとも近いデジカメと思われました。
5Dよりも暗部特性は落ちるのですがボディー内蔵の手ぶれ補正機能により相殺します。
重量も5Dよりも100g程度軽くなります。
このボディ用のシグマ8mmはレンズマウントを改造されています。
その際に、軽量化も同時に行われたので、K20D+フィッシュアイという組み合わせでは同様の5Dよも120g軽量に仕上がります。
ニコンD700の撮影テストが完了するまで、出番はありません。
今のところは冬の雨専用(少しでも軽いこと)としてストックされています。
本体重量997g
バッテリーが80g
重量は本体と純正バッテリーで1077g
5Dよりも180gの重量増です。
夜景撮影ではもっとも画質と重量のバランスが取れているカメラです。
それも、圧倒的な差です。
その性能は素晴らしいのですが重いのが・・・欠点です。
今回の夜景開発の為に開発されている車載式バルーン2号機は1号機と比較すると700Lのヘリウムガス搭載量を増やしています。
その理由の大きいところは夜景撮影用のカメラが重くなるだろうと予測出来たからです。
D700の採用により従来よりも180gの重量増が確定です。
このままでは性能低下は確定ですので可能な限り軽量化を進めることになります。
しかし・・・
現在でも十分軽量なバルーンシステムとなっているため、1gの軽量化でも神経を使います。
←2008年8月7日 12:00撮影
先ほど、垂直尾翼の強化作業が完了したとの報告がありました。(カメラマンが制作しています)
設計段階では100gの重量増と見積もっていましたが50gで収まったようです。
最も「長く」「強度のある」垂直尾翼です。
過去に開発している尾翼ではもっとも性能が高いはずです。(重量増も最低限)
午後からテストに入りますが十分な結果がえられた場合は強化されている尾翼もカーボン材を細くすることにより軽量化の対象となります。
軽量化目標としてカメラ分の180g+尾翼強化分50gを合わせた230gに設定します。
25)2015年現在の夜景バルーン空撮の現状
24)2012年現在の夜景バルーン空撮の現状
23)初夜景テスト キヤノン5D MarkⅡ
22)キヤノン5D MarkⅡ導入
21)開発中間報告
20)空撮専用車両の改造
19)WT-4の落とし穴
18)ニコンWT-4導入
17)夜景撮影テスト5回目
16)軽量化 -213.1g
15)軽量化 -27g
14)ニコンD700導入
13)強風対策=尾翼強化
12)夜景撮影テスト4回目
11)夜景パノラマ空撮カメラ?
10)夜景撮影テスト3回目
9)夜景撮影テスト3回目
8)墜落撮影機材の修理
7)墜落撮影機材のダメージ
6)臨時対風テスト=大失敗
5)空力再設計2回目
4)夜景撮影テスト2回目
3)空力再設計1回目
2)夜景撮影テスト1回目
1)世界初のCubicVR撮影を!