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ミシュランMXM4 ヤフオク不良タイヤのその後

製造年04年?

以下は見ていますか?
'09/07/17 ヤフオクで大失敗! ムルティプラのタイヤを交換

今日はこの痛いタイヤの、その後をお知らせします。

先週、「忙しいので、当分は更新ペースが落ちます」と書きましたが・・・
台風が接近していることから、バルーン空撮の仕事が入っていません。
機材開発も一段落して来たことから、新ネタを書いておきます。
今、バルーン空撮が入っていないと言うことは・・・
台風後は忙しくなりますので。

MXM4のその後

ミシュランMXM4

ヤフオク5年落ちのミシュランMXM4は距離を重ねる事により特性が変わりました。
既に、装着から3,000km(3ヶ月)を経過したことから安定期に入ったと判断し、まとめに入ります。

◆装着直後の印象

・乗り心地=70
・直進安定性=60
・ハンドリング=40
・転がり抵抗=95
※100点満点評価

決して、悪い印象ではありませんでした。
実際は、「ハンドリングの悪化」はタイヤサイズの選択ミスをしているので、話半分で聞いてください。
(詳しくはムルティプラ専用記事として、このページに下部)

一番の印象は「転がるな~」でした。
15インチから17インチへのサイズアップ。
タイヤ外径のアップにもかかわらず、メーター読みの燃費も向上しています。
しかし、この時期に試乗したアウディA3 1.4TFSIに装着されていたP7が好印象でした。
なので、気持ちは、「P7に履き替えたい」に傾いています。

◆装着500km後の印象

・乗り心地=30
・転がり抵抗=80

一皮むけると・・・
ダメタイヤに変貌しました。
なによりも、高速道路で振動が入ってくる事が致命的でした。
業務で、1日300km程度を走ったのですが・・・
「今すぐにでも換えたい」と感じています。

しかし・・・
数々の経験から、即時のタイヤ交換に待ったが入ります。
過去にも、ミシュランのスタッドレスで2,000km程度経過して特性が大きく好ましくなったという経験をしています。
今回も、2,000kmまでは頑張ろうと、「こんなタイヤはイヤだ~」と言う嫁を説得します。

◆装着2,000km後の印象

・乗り心地=75
・直進安定性=60
・ハンドリング=50
・転がり抵抗=80

1,000km頃から、好ましい方向に特性が変わってきました。
2,000km頃から安定してきました。

結果として、悪いタイヤでは無かったのです。
嫁はタイヤサイズに起因する相性からタイヤの交換を今でも望んでいます。
私はこれでも良い。高速道路限定なら・ミシュランXM1よりも好ましいと思います。

◆ヤフオクで8,500円にて購入した、5年落ちミシュランMXM4の評価

5年落ちがわかっているなら、どのような理由があっても買ってはいけません。
私のように、買ってから気が付いたなら・・・

貧乏性=履き続ける。

お金持ち=履き替える。

私は・・・
履き続けるを選びます。

なお、このページを制作するために、ヤフオクを確認したところ・・・
¥9,900円に値上げしていました
どうせ、タダ同然で仕入れているのに酷いですね。
どうやら、販売している方は一組です。
購入前に、このページにたどり着いたなら、購入はストップで吉です。
215/45R17なら、ピレリのP7の今年製造が¥6,900になっていました。
こちらの方が幸せになれると思います。

ムルティプラ限定:215/45R17について

ミシュラン・MXM4

ムルティプラに限定して、タイヤの外径を考えてみます。
オーナさんには有効な情報ですがそれ以外の方には眺めてもチンプンカンプンな内容となります。

195/60R15:外径615
185/65R15:外径621
205/45R17:外径616
215/45R17:外径626
215/40R17:外径604

ご存じの通り、国内に入ったムルティプラは15インチを装着しています。
本国では215/45R17がオプション設定されています。
これを根拠に、215/45R17を選んでいるのですが・・・

「しかし」が付いてきます。

215/45R17のオプションはディーゼルグレードのみの設定です。
ガソリンには17インチのオプション設定がありません。

これはトルクが薄いガソリンエンジンでは高速道路でギアチェンジの必要性が出てくるからです。
私は高速道路を多用する故に、確信犯的にタイヤ外径をあげました。
予想通り、高速燃費の向上と、+αの速度域での快適性は得られました。
しかし・・・
これにより、一般道での楽しみは大幅に減りました。
変化したギア比に対応できる私は問題になりませんが感性でシフトしている嫁からはクレームが入りました。
常に低めのギアを選択するクセが見られることから・・・
このタイヤに交換したところ、一般道での大幅な燃費向上(嫁の運転)が確認出来ています。

高速の登り勾配では頻繁なギアダウンも必要になりました。
最低でも、100kmで走行中に回転をあわせるという技術は必要になります。
ここが一般の方にお奨め出来ない大きな理由になります。

結果から言いますと・・・
普通のムルティプラのオーナーさんに、215/45R17はすすめられないと言うことになります。
私の嫁が17インチを好んだのはタイヤの外径サイズに起因することが判明しました。
ローギヤードが好きなんですね

前オーナーの偉大さを発見

私のムルティプラは3年落ちで購入しています。
私の車の師匠を介して、車業界の方から個人売買で購入しています。

車業界でも、ムルティプラを良く知るポジションにいる方でした。
その様な方が好んで17インチを履いていたことに、当初は疑問を持っていました。
しかし・・・
今回の215/45R17の装着によって、前オーナーの偉大さを確認することになってしまいました。
さらに、前後銘柄違いで、家族と自分のバランスまで取っています。
前輪=パイロットスポーツ
後輪=コンフォート系
勉強になりました。

215/40R17:外径604
このサイズは嫁のベストサイズであることがわかりました。
確かに、一般道では楽しいムルティプラとなることを保証します。
高速道路も、普通の人なら問題なし。
乗り心地も、意外な程良いのです。
ちなみに、現在のMXM4(215/45R17)はXM1(195/60R15)よりも優れます。
特に、後席の快適性が15インチを超える事が不思議です。
15インチなどを好みますがムルティプラに限っては17インチでも可とします。
一般道での楽しさ重視なら、215/40R17(外径604)を強く推奨します。
次の履き替えの際はこれですね。(ピレリのネロ?)

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