このページでは、「しばらくVWの購入は見合わせます」と書いています。
いつもの通り結論から。
VWは怖くて購入出来ない。
ゴルフ8バリアントに関しては、直前のブログもどきを書いてから1年半が経過しています。
その間に、初回の車検を2026年の1月に終えて、その2ヶ月後にイベントは発生します。
バッテリー上がりでドナドナ
読み進めて頂けるとわかりますが、VWの現在の闇と言える部分に踏み込む内容になります。
私は、ゴルフがメートル原器として定期的に購入をしてきましたが・・・
今回のイベントにより、見切りを付けました。
偶然ですが、ボルボにも見切りを付けます。
VWは、Audi込みで20年。
ボルボは、30年。
一時期は、どちらも明確なファンでしたが、余りに顧客をバカにする姿勢に嫌気がしました。
ここまで見て、不快に感じたなら離脱してください。
現行車のオーナーなら見なければ良かったという内容を書いていきます。
ゴルフ8バリアントの初回車検は、イベント発生2ヶ月前に受けています。
交換すべき物は全てやっているハズですが、費用は安価であったと記憶します。
なお、社用車など多い(現在、9台)ので、メンテは各車の管理者が実施しています。
私は、支払いのみ。
この車は契約前の試乗と契約のみを私が行っていました。
48Vマイルドハイブリッドである事は当然ですが知っていました。
私は電動化を基本的に嫌います。
これが、人生初の電動入り車の購入。
ある程度のネガはあることは承知していましたが、それ以上に乾式DSGのネガを払拭してくれる可能性に賭けてしまいました。
この車のドライバーから第一報が入りました。
動かなくなりました・・・
???
車検は2ヶ月前に取ったばかりです。
走行距離なども常識の範囲(年間1万km以下)
何が起こった?
最近の車で、保証期間中に止まったのはVOLVOだけだぞ・・・
VW 純正部品の保証規定
・純正12Vバッテリーは、2年間/走行距離50,000km(どちらか先に到達した方)迄となります。
まずは、保証書を確認しました。
新品バッテリーが3年2ヶ月で御昇天。
少し早いな~とは感じますが排気量1Lですので安価なバッテリーでも積んでいるのでしょうと勝手に思い込みました。
なお、12Vバッテリーは普通に言われる保証とは別という扱いなので注意しましょう。
積載車に搭載するのに敷地内の移動が必要です。
その為のバッテリー充電をしようとしたところ・・・
搭載されているのは、大容量のAGMであることが判明。
しかも、交換から1年2ヶ月(画像内のシールに交換日2025年1月13日記載)であることも発覚。
AGMがわからない方は、まずは検索をお願いします。
ある程度の車には純正装着されています。
私も、通常の鉛バッテリーから交換する際には常に候補にしています。
←これは、12年落ちのMINI Cooper クラブマン ボンドストリートの新車装着AGMバッテリーです。
マイナス端子に、13年42週製造の刻印があります。
アイドリングストップ無しのMT車であることから参考までとなるのですが、AGMは長寿命であることの証明として手持ちの車から紹介しました。
この車は現在はナンバーを外しています。
今は定期的にチャージしていますが、ナンバーを付けているときには普通にこのバッテリーで走っていました。
一旦まとめます。
・今回は費用負担無しでバッテリー交換
・1年2ヶ月前に有償8万円でバッテリーは交換していた
・今回の保証は、10ヶ月(前回交換時から2年まで)
・ディーラーの担当者は、バッテリー保証の2年を知らなかった
・ディーラーの担当者は、AGMを知らなかった
今回は、私がディーラーに車両を引き取りに行きました。
特に、クレームなどはしていません(適切に質問はしています)
こちらが出来る事は、静かに縁を切るのみです。
新車購入から1年目の点検でバッテリーが有償交換されていました。
実は、この件は社内で少し問題となっていました。
新車購入から1年で、12Vバッテリーが8万円で交換された
車に詳しい方が見ると、疑問に思うことでしょう。
普通のメーカーなら保証の範囲です。
何よりも、1年程度で12Vバッテリー交換のイベントが発生しているなら、他の故障を疑うべきです。
では、なぜ交換が発生していたか?
それは、私自身が点検時に車両を持ち込まなかったから。
今回の問い合わせで確認しましたが、初回の交換の理由はバッテリーの故障起因ではありませんでした。
あくまで、ディーラーからの交換のおすすめを、その当時の社内の車両担当が受けたからです。
この様に故障していない部品の交換であることから8万円という費用が発生していたのです。
ディーラーで交換した8万円のAGMバッテリーが1年で昇天しています。
48Vマイルドハイブリッド搭載のガソリン1L。
山梨の田舎で活動している車ですのでアイドリングストップの機会も他県よりは少なめです。
現在の車としてはストレスは少なめと言える条件です。
入庫の際にジェネレーターのチェックをお願いしています。
引き渡し時のディーラーの回答は、ジェネレーターに問題なしとされました。
つまり、1年で1回のバッテリー交換を強いる。
その費用は8万円。
普通に考えると延長保証で備えるとなりますが、そこは例外規定で除外されている。
つまり、短期間でのバッテリー交換は永遠に繰り返す事を意味します。
ウソみたいな話なのですが、2026年現在でVWの新車で起こっています。
そこで気になったので、JDパワーの評価や各種故障統計を改めて調べてみました。
すると・・・
そこには予想外の実体が。。。
故障率では、VWは決して優等生とは言えない位置にいました。
数年前にVOLVOが、この栄冠に輝いているのですが、VWも参入してきました。
私は、この10年と限定しても、どちらも2台を所有しています。
そして、BMWや国産車なども多数を購入しています。
現在のBMWやVWでは、故障の内容が大きく異なる事からまとめます。
| メーカー | ハードウェア | ソフトウェア | 備考 |
| VW | 壊れる。質感は低い | 酷い。UIは劣悪 | ADASは、最下位 |
| VOLVO | 壊れる。質感は高い | 酷い(フリーズ)。UIは良 | ADASは、10年前の物でも実用に耐える |
| BMW | 信頼性高い | 酷い(フリーズ)※1。UIは並 | ADASは実用性能で最良クラス |
| MINI | 信頼性高い | 悪い(フリーズ)※2。UIは最良 | ADASは実用性能で最良クラス |
ソフトに関しては、全メーカー全滅なんですね。
なので、久しぶりにトヨタ車の購入を決めたんです。
実は、ソフト(ナビ)がまともなら、大型のBMWで私は良いんです。
でも、ソフト(ナビ)の出来が悪いことから仕事のメイン車には置けない状況が続いています。
BMWは、ノイエクラッセ世代で、ここが大きく改善させる可能性があります。
今後も定期的な観察は続ける予定です。
でも、今回のVWとVOLVOは・・・ もうダメですね。
10年単位で観察していますが、この2社が信頼性という観点で戻ってくる気配はありません。
ここからブログもどきになります。
今回のディーラーの見解は、「ハズレを引いちゃったね~ ごめんね~」でした。
どう考えても、新車1年でバッテリー交換をすすめてくる段階で異常です。
これ、私のディーラーだけでは無く、多くのディーラーで同じ動きが確認出来ています。
つまり・・・車の基本設計部分で何かが起こっているという事なんです。
で、原因を考察すると、48VマイルドハイブリッドのBMSにあるように思えます。
この車は、48Vで発電した電力をリチウム電池に溜め込み、それを減圧して12Vバッテリーへというシステムになっています。
海外サイトなどを調べると、各々のバッテリーの想定電圧が示されており、これが結構攻めた値を示していました。
燃費の事のみを考えると、ここは攻める事が正解。
でも、車の耐久性を考えると・・・ほどほどの閾値を選ぶことが吉です。
耐久性の観点からはゆるく設計するのが当たり前です。
でも、VWは販売数を伸ばす為に、合法の範囲の削り代を拾いまくるという選択をしました。
現在の様な12Vバッテリー交換祭りが発生すると役員会に示されていれば別の道があったかもしれません。
でも、ディーゼルゲートでまともなエンジニアは別会社に移行して、ゴミしか残ってないのでしょう。
どこかのゴミエンジニアが目の前のスペックのみを追求してこの仕様を通したのだと思います。
もちろん、本当に気が付かなかったという可能性もありますが・・・
実は、この問題はソフトウェアパッチで解決出来ます。
恐らく12Vバッテリーの実用下限電圧が低すぎるハズなので、ここを上げれば良いだけ。
でも・・・
VWは、ここを触ることが出来ないんです。
理由は、ディーゼルゲートと現在の販売不振から。
当然ですがサイレントで手を入れると大問題です。
故に、燃費に悪影響のある12Vの下限電圧を触れると、カタログ燃費を下げる必要がある。
そして、マイナーチェンジなどでカタログ燃費が下がるような改修を入れることは営業サイドが許さない。
恐らくですが、ゴルフ9世代になれば抜本解決がされます。
カタログ燃費は、ゴルフ8よりも良くて、BMSによる12Vバッテリー下限電圧にも手が入る。
フルモデルチェンジのタイミングなら燃費の削り代は別のハードウェアにより生み出せます。
これで悪化分を打ち消せば良いことになります。
もしも購入前なら、VWを避ければ良いだけです。
でも、私の様に購入してからわかってしまった方の救済を考えていきます。
その1 待てば改善されるのか?
期待は出来ません。
理由は、その1で記した通りカタログ燃費を下げる必要があるからになります。
そして、カタログ燃費を下げずに、この問題に対抗する方法は無いと推測します。
その2 安価な鉛バッテリーを積めば良いのでは?
これ、辞めましょう。
AGMの特徴の一つが深放電特性です。
つまり、従来のバッテリーよりも低電圧に耐えられるのです。
そのAGMが1年でダメになってしまうのですから、通常のバッテリーに換えてしまうと大変な事になります。
その3 定期的に追充電したらどう?
現実的に延命処置の一つがこれでしょうね。
理想的には、週末毎にバッテリー電圧を測り、傾向をわかってから適切なタイミングで追い充電です。
なお、私が日々触らない車なので、これは困難です。
その4 12Vの電圧傾向が出たら追充電
これが、もっとも現実的な回答でしょう。
ドライバーに聞いたところ、完全停止の1週間程度前に警告灯が点灯したとのこと。
このタイミングで追い充電すれば・・・AGMなら行ける気がします。
でも、その後のアラートの管理や割り込みプログラムの挙動を私は知らないことから保証はしかねます。
いつもなら、「もう一台買って検証」などに入るのですが、もうVWはさようならです。
今回の問題は、VWの体質と呼んで良い部分からしみ出しています。
志のあるエンジニアが去った、「出がらし」からエンジニアとして得るものは無いと判断しました。
今でも、絶好調の頃のVWの品質を懐かしく感じます。
あの当時は、「国産車は、周回遅れになってしまったな~」と感じた物ですが、没落が激しすぎます。
VWが救いようが無いと思えるのが、全方位の地盤沈下が止まらないこと。
・車の耐久性
・車の仕上品質
・デザイン
・未来の読み
その昔は、以上の全てが世界トップと呼んでも良いメーカーだったんです。
ディーゼルゲートを切っ掛けに全てに於いて没落しました。
今回の件も、日本法人などが覚悟を決めてバッテリーの無償交換の継続などを打ち出せば・・・私も留まったかも知れません。
なお、私の周囲に現状でVWユーザーが数人居ます。
その方向けのコメント。
ゴルフ6以前のユーザーへ
可能な限り、その個体を乗り続けて下さい。
新車・中古を問わずに、ゴルフ8には来ないこと。
出来れば、ゴルフ7の中古も見合わせた方が良いと思います。
最悪は、ディーラーが無くなる想定も必要です。
ゴルフ7のユーザーへ
その個体に拘りがあるなら可能な限り乗ってあげてください。
でも、然るべき年式で色々と壊れることは覚悟して下さいね。
もちろん、ゴルフ8は購入してはいけません。
諸事情からVWが都合が良いなら・・・
少なくとも、ゴルフ9まで待ちましょう。
保証はしませんが、ゴルフ8よりもマシになる可能性はあります。