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長距離移動専用車として、BMW X7と日産セレナのどちらを入れるか検討中

2017年 BMW 540iツーリング

新事業用の営業車として2台目の営業車の検討に入りました。
BMW 540iツーリングは、山梨~都内を含む関東周辺を想定した近距離用。
今回は、1日2,000km超えを視野に入れた荷車(飛行体のスケールモデルや展示会の小道具)を想定した長距離用です。
ドライバーは私がメインとなることから、本気で考えていきます。

これを書いている段階で候補は2台。

・BMW X7 40d Excellence(廉価版)
・日産セレナ LUXION(最上位グレード)

なお、X7は、乗り出し1500万円オーバー。
セレナは、最上級グレードでも500万円ちょっと。
価格差は約1000万円ですが、まじめにこの2台から検討しています。
私は過去に、Audi A6オールロードクワトロハイエースを同時に機材車としていた時期があります。
仕事で必要なら、国産コンパクトでも喜んで乗る人間です。

X7後期

X7は廉価版と言っても、好みの組み合わせにすると1500万クラス。
最大の欠点は、ナビにSAが表示されないという点。
ADASや動的性能に関しては文句なし。
X7は、常に購入の候補としてきましたが、「ついに購入か!?」という最終段階に入っています。

なお、「好み」としているのはクロームのモールと、「白と黒以外」のボディーカラー
このボディカーラーに関しては、M4(G82)の購入の際も拘った部分で、在庫車の中の唯一の選択肢であったドラバイドグレーを選択しています。

セレナ

人生で何度か、「普通のミニバン」の検討はしたことがありました。
購入には至りませんでしたが、家族が望めば購入する意思はありました。
そして、今回も家族が望む場合は、ある程度の欠点に目をつむってセレナを入れる意思はあります。
まず良い点は、ナビにSAが表示されること。そしてADASの出来。
欠点は、荷車としての容量の少なさ。
私の荷物は少し特殊です。
大型のドローンやVTOLが該当し、可能な限り分解為ずに車に搭載したいという要望からセレナのサードシートは非常に使い勝手が悪いと言えます。
個人的には、ファミリカーのサードシートとしてのセレナの考え方は好きです。トヨタの薄いシートよりは、厚く安価(メカが単純)であることは良心がある(開発予算が無い) と言えます。
なお、荷車という観点からはホンダのシートが満点ですね。
でも・・・これ、XC90と同じとも言えます。

X7 グリーン系の特注色

X7廉価版のオーダー車

当初はBMW Individual スペシャル・ペイントを検討していました。

←シミュレーターが対応していないので、M60iを用いてますが、モールやグリルはクロームと思って下さい。

クロームとの相性を考えると濃いめの色から選択することになり、何度も検討すると・・・緑か紺がマッチング良いなと思い始めてきました。
「プアマンズアルピナ」ですね・・・
なお、モールをクロームにしたかったことから選択肢は廉価版が当初から検討グレードになっていました。
この頃BMWは、モデル末期になるとクロームのモールを無くす傾向にあることから、そろそろタイムリミットが近づいていると感じていました。
先月の540iの中古車購入の際にもX7は候補としましたが、その際は四女の意見を採用してXC90を残すという動きをしました。
そして、この四女が540iに乗りBMW党に入ったことから再度のX7の検討です。
そして、この1ヶ月でX7に動きがありました。

ALPINA XB7 MANUFAKTUR

←ALPINA XB7 MANUFAKTUR

クロームも選べる限定車の登場でした・・・
そりゃ~、あの乗り味ですので、落ち着いた感じに仕上げたい方はいますよ。
これ外装デザインでは、私のストライクです。
でも・・・流石に、X7 40dの倍の価格では・・・躊躇してしまいます。
負け惜しみですが、ホイールの23インチもやり過ぎ。(本当は、20インチにしたい)
なお、ALPINAは、モデル末期のXD3も候補としました。
既に生産は終了していますが、何台かの在庫車はありました。
これ、6気筒ディーゼルと小ぶりのボディーで荷車としての能力は下がりますが魅力的でした。
そして、純正に20インチのホイール設定在り。
この20インチの車両で好みの色があればお買い上げとなったのですが・・・
在庫は全て22インチでした。

アメトリン

←X7カタログ色のアメトリン
前期の広報車などには降ろされた色です。確か数台の限定車もありました。
なお、ネット上では後期を見付ける事が出来ませんでした。
前期なら上記の理由から選ばなかった色なのですが、後期なら話は別です。
X7も販売されている色の多くは、「白か黒」
中古車サイトを閲覧すると、120台の販売台数の中でアメトリンは2台のみ。当然ですが前期です。
そして、前期のALPINA XB7で1台。
ネット上で後期X7のアメトリンは確認出来ませんでした。

納期の関係から特注色よりはカタログ色が有利。
カタログ色の中ではクロームとの相性がもっとも良いと言えるのがアメトリン。
カタログ色の方が・・・大分お安いですね。(\219,000)

X7 特注内装

←内装はフル・レザーメリノプラック+M アルカンタラ・アンソラジット・ルーフ・ライニング
オプション価格は、\561,000
インテリアトリムは、純正装着の最安値の物を組み合わせます。

ここに限らずに、選択は「自分が何を欲しいのか?」でされています。
外装のメッキモールが全てのスタートで、第2優先として室内天井色のブラック。
本当は、シート色はコーヒー・ブラウンが好きなのですが、天井色を優先させました。
トリムが最安価なのは、これが一番マッチングが良かったから。
これ、10万のオプションでも選択しています。
※今回は無償

オーナーさんなら、この様なツッコミが入ると思います。
X7 40d M Sprtなら、内装天井も黒になって安いのに・・・
その通りなのですが、その場合は外装モールがブラックになるんですね。
多くの方に好ましい組み合わせというのは理解しています。
でも・・・今の私の立場とか色々考えると、この組み合わせがベストと言うことになりました。

廉価版の内装豪華なオーダー車は、過去にも作っています。
既に10年前の話なのですが、今回とやっている事はほぼ一緒ですね。
・最廉価版
・マイナーなカタログ色
・内装天井黒
・豪華なシート
・モールはクローム

セレナのナビ

セレナがなぜ候補になったのか?

2台目の営業車の検討に入る前に事件がありました。
540iのナビですが・・・SAが表示されませんでした。
事前情報では、SAが表示されるハズでした。
でも・・・実車は表示されない。
恐らくですが、地図データを最新にした際にシステムが勝手に上がったのだと思います。
そして、サイレントでSA表示の削除!
この件のみでBMWを撤退しても良かったのですが・・・ADASの出来によりギリギリで候補に残しました。
そして、純正ナビのSA表示を調べていたら引っかかったのがセレナのプロパイロット2.0でした。
多くの試乗動画が上がっていますので、プロパイロット2.0に関しては知らない人は調べて見て下さい。
新東名が130km/hで手放し出来ます。
私は、この存在に気が付いた翌日にディーラーに駆け込みました。
目的は納期の確認とついでに試乗。
プロパイロット2.0搭載車のルキシオンはありませんでしたが、同じパワトレ(私に言わせると電気自動車)のe-POWERのハイウェイスターに試乗しました。
試乗の結果は概ね良好です。
少なくとも先代のアルファードよりは好きな感じでした。
小さなネガはありましたが購入を躊躇うほどの物ではありません。
滅多にいないとは思いますが、このページに「セレナ」で入って来た方に購入を止める様な大きな事は無かったと記しておきます。
※後ほど、この印象が覆ります

7年落ちの BMW 540iツーリング新車装着タイヤ

セレナのボディ色は?

このページの上部では、ボディは白か黒以外と述べています。
理由をキチンと述べていなかった事から少し書きましょう。
・昨今のBMWのデザインは、この二色以外を想定している
・白いBMWは、周囲から軽く見られてしまう(舐められる)

現代進行形で困っています。
先月購入した、白の540iですが・・・
田舎の軽自動車に舐められてしまっています。
感じるのがコンビニから出てくる車のタイミング。
他の車ではあり得ない短距離で軽自動車が飛び出してきます。
そして、こちらはブレーキング。
3シリーズなどの中古車という雰囲気に540iは見えてしまうことから起こっているのでしょう。
なお、過去に青いランドローバー DEFENDERでも同じような経験をしています。
白だから舐められるという訳では無いのは、この点からもわかります。
なお、GRコペンボルボ XC90も白ですが問題はありません。

それで、セレナですが・・・白と黒のツートンが良いかと思っています。
これは、グリルが大きく黒い面積を取ってしまっていることから、少なくとも色の要素として大きな黒が入るのは確定なのです。
後は、ボディカラーを黒くして潰すか、白くして切り返すかになります。

でも、ミニバンで白を選ぶと・・・
ディズニーランドの駐車場とかで自分の車がわからなくなるんだろうな・・・とも感じました。

セレナのシフトボタンは瑕疵に該当

セレナのシフトボタンは瑕疵に該当

ブログもどきは独自目線ですので、ここからツッコミましょう。

←ネットでは賛否両論とされるシフトボタン。
これ、飛行体の設計を行う私から言わせてもらうと、「あり得ない設計」です。

自分の発言には責任を持つ必要があるので、細かく解説していきます。

最大の問題は、「ブラインドタッチ」が出来ない点にあります。
恐らく、開発陣はこの様に言うと思います。
・「R」などは、指でも確認出来る事から押し間違いが少ない
・押し間違いは自動ブレーキで対応可能
・先進的なデザインを演出するのにボタンは有効
・縦並びにすると温度調整ダイヤルの納まりが悪くなる
・コストも安くなる
・衝突(ベルトしてない子供とか?)しても、シフトノブよりは安全
・駐車場などで、頻繁に前後する場合も自動ブレーキがあるから安心

まず、このタイミングでシフトノブの廃止を採用したのは、自動ブレーキの存在があるからです。
日産が想定している、あらゆるネガな事が発生しても自動ブレーキが無かったことにしてくれる。
これが役員を説得した大きなポイントであったことでしょう。

だから、皆さん(役員含む)は、想定力が無いのです。

日産が想定していな以下のシチュエーションを示します。
①自宅の駐車場の後退姿勢から公道へ
②スペースの関係から切り返しが発生
③公道の実走行速度は高めで交通量は多め
④事故は敷地を出た直後の衝突となる

このパターンは事故の発生率が明確に上がります。
そして、駐車場の対歩行者以上に死亡事故の発生を想定する必要があります。
上記の様なシチュエーションでは、ドライバーはサイドミラーなどを常に見ながら操作する事になります。
速い流れの中の、わずかな隙間に合わせる為、後退から前進に速やかに入りたいところです。
この、「速やか」という部分で、まずボタン式は不利になります。
何よりも、シフト操作の際にドアミラーからシフトボタンに視線を動かす事になり、この瞬間にミスは生まれやすくなります。
一度ターゲットから視線を外すと、視線を戻した際に迷いが生じやすくなります。
これが日産の開発陣(役員含む)が気がつけていない、セレナの死亡事故のパターンです(予言)
今までの設計で問題なかったのに売上げの上澄みを狙って改悪(安全性の低下)を如何に稼ぐか招いたという例になります。
なお、マゼラティなどにも同様のデザインはあるのですが・・・
あちらは、「マゼラティだからね・・・」という世界観で動いている車です。
「ミニバンNo1」と背負っている物が違いすぎます。

なお、ストリートビューで、この条件に該当する場所はいくらでも指摘出来ます。
主に設計が古い(1960~70年代)直線が多い田舎の道です。
バイパスが出来た後の旧道が抜け道になっているというのも危ないですね。
歩道の関係から最高速度は40km/h。
そこを平均60km/hの流れが出来ている。
朝のラッシュ時には、90km/h超えもチラホラ。

さらに、開発陣を脅します。
このシチュエーションで重大事故に発生する原因のひとつが後方は近接センサーのみで監視するから。
前方の様に中距離レーダーをこの用途のみに採用するのはナンセンスです。
故に、2024年現在は止める事が出来ない事故のパターンです。
では、時代が進んで、現在の前方監視と同等のデバイスが後方に付いたとしても・・・
それでも、このタイプの事故はなくなりません。
理由がわかりますか?
答えは、センサーの死角です。
現在でも中距離以上をカバーするセンサー類は車両の中心軸に配置されています。
故に、今回のシチュエーションではセンサーが死角になってしまうことが多い。
完全にこのタイプの事故を止めるには、ドアミラー部分に後方監視を行うデバイスが必要になる。
ねっ? 2050年と思っても現実的な設計では無いでしょう。
過去のコンセプトカーで屋根上に二組のLiDARというのがありましたが市販時には普通になっていました。
この事故を防ぐには、SUVの天井の四隅にLiDARなどという構成が必要になります。
こんなにコストをかけるよりは、素直にシフトノブを配した方が・・・コスパは良いですよね?

もしも、このシチュエーションを想定した上で、今回の設計を切ったとすると・・・
それは、スゴイチームですね。
私も想定した上で、黒い物を飲み込む事もありますが、今回の瑕疵を開発者として見過ごす事は出来ませんでしたので述べた次第です。
確かに、プロパイロット2.0で救えた少なくない命がある。
でも、認識の甘さで生まれた新たな死者を見過ごして良いとは思えません。

ハイエース3型のメーター

日産の開発の甘さを示す話をもう一つ。

←過去に乗っていたハイエース。
ウインカーは右で、その先端にライトスイッチ。
輸入車も含めて一般的な配置であり、セレナも同様な設計でした。
私は試乗直後の一発目の右折でライトを点灯させてしまいました。
なんてことはありません。
ライトスイッチのノブが軽すぎるのです。

人によっては、「おまえが、丁寧にしないからだ!」と言うかも知れません。
私は多い年には、年間5台も車を購入します。(YouTuberでも無いのに)
そして、購入台数に応じた試乗もします。
さらに、車検などで代車も相当数乗ります。
この頃は、ボルボXC90の故障が多かったことから、国産の代車もアクアとヤリスに乗っています。
時には古い軽自動車というパターンもあります。
これだけの経験を積んできて、セレナは初手からライトが点灯してしまったのです。
自分で購入したなら、所有している他の車両(同じ仕組みは、現在8台所有中)と回転トルクの比較を行うところですが・・・やりません。
所有して、本格的な観察が始まるとさらに発見があるかも知れなかったのですが・・・

ここまで書いて、重大な事に気が付きました。
私は安全性の観点からセレナの購入をおすすめしません

久しぶりに「赤字」を用いました。
私は、少なくともセレナは購入しません。
致命的とも呼べる気が付きがあったことから、購入を避けます。
そして、周囲にも購入は進めません。
ちょっと重い内容になる事から、別ページに起こします。

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