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AWDのタイヤ前後違い

「AWDのタイヤの前後で別銘柄でも良いのか?」

これが、今回のお題です。
いつも通り、ネット上では様々な意見があることでしょう。
このページも素人が勝手に書いているひとつです。
さて、今回のお題に自身でチャレンジする際の基本から入ります。

よく意味がわからないなら、前後別銘柄などやるな!

最悪の場合は車両火災などまで想定する必要があります。
ご自分で確信が無いなら、前後別銘柄(サイズ違いなども含む)は、禁止です。

Continental ContiSportContact 5

これまでの経緯。
4ヶ月前:脚裁きが悪い事は承知で、XC90 T6 Inscripton導入
3ヶ月前:納車後も乗り心地が悪い事に悩む
1ヶ月前:後輪のみ、コンチネンタルからピレリにタイヤ交換

←コイツが、XC90の評価を下げている主犯格。
「成熟が足りない」
「設計ミス」
などなど、悪い方向のインプレッションは、このタイヤによって生み出されています。
私の様に、T6 Inscriptionのエアサスをどうしても購入する必要があるかたは、即時の4本交換をおすすめします。
もしも、Inscriptonに拘りが無いなら、T5を個人的には押させていただきます。

PIRELLI SCORPION VERDE

←コイツが、導入3ヶ月目に、後輪のみ交換されたピレリ・スコーピオンベルデとなります。
重要なので、もう一度・・・
後輪のみの交換です。

前輪:Continental ContiSportContact 5 (新車装着)
後輪:PIRELLI SCORPION VERDE (XC90の21インチ以上の新車装着タイヤ)

ディーラー・ライター・ネットの皆さんの意見はガン無視の後輪別銘柄。
私は、前後別銘柄を好んで行いますが、前のメイン車両であるAudi A6オールロードクワトロ(トルセンB)では、この様な事は一切していません。
それどころから、ディーラーから貸し出された代車(A4)のタイヤの1本が別銘柄であったことから、クレームを出しているような人間です。
それなのに、今回は別銘柄・・・
理由は、「XC90は生活四駆であるから」です。
別銘柄やサイズ違いなど、前後輪間で大きな回転差が発生することは、オンデマンド(スタンバイ式)AWDだからこそ容認出来る事。
オイルを用いて回転差を吸収するタイプのAWDなら、運動エネルギーは熱に変換されることから・・・
後は、わかりますね?
ここでは、本題から外れることから省きますが、ご自分の車を深く知りたければ掘り下げてみて下さい。

本題に戻ります。
この様に後輪のみ、スコーピオンベルデに交換したことにより、見えてきたことがあります。
「後ろからの不快なローリングの主犯は、新車装着タイヤであるコンチネンタルに原因があった!」
交換前を10とすると、3程度まで穏やかになりました。
とりあえずは、同乗者が心配するほどのローリングは無くなりました。
その代わりに、交換前には後ろが酷すぎで気がつけなかった前輪からの同様な現象が顔を出してきました。
ただし、程度は遙かに低いので、ご近所の買い物主体などという使い方なら、後輪のみ交換でも成立すると思います。
なお、コンチネンタル4本の時には、「大きな車だな~」と感じていましたが、2本の交換でも車が小さく感じるように変化しました。
ここまでは、後席と運転席からの意見。
残るは助手席です。
実は、助手席に座ると運転席以上にフロントタイヤからの細かいローリングが気になります。
もちろん、4本コンチネンタル仕様よりは快適なのですが、乗りだし1000万オーバーの車としては・・・
悲しい乗り心地です。
助手席の快適性重視という方は、迷わず4本交換でいきましょう。

あくまで自己責任となりますが、新車時に後輪のみスコーピオンベルデに交換。
外したコンチネンタルは、3万km程度走行後に、改めて前輪に装着という選択は十分アリかと思います。
これが、お財布的には一番優しい解決方法です。

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