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2007年末の答え合わせ「ディーゼル」について

昨年末に、ディーゼルは出てくるのか?という、ディーゼルとガソリン価格などに関するページを制作しました。
その中で、2008年末に答え合わせを行うと書いておきましたので、今年を振り返りながら来年を予想します。

'07/12/25 ディーゼルは出てくるのか?

まずは上のリンクから昨年のページをご覧いただけると楽しめると思います。
概ね、予想通りと言えるのでは無いでしょうか?
大きく予想を外したところはありません。
それでは個別に見ていきましょう。

ガソリン価格について

予想:「レギュラーガソリンは180円を超えない
結果:「× 180円を超えた

間違えました。
指し値である180円は多少ですが上回りました。
ここを綺麗に当てると格好良かったのですが・・・ダメでした。
1年前の私の頭の中は・・・
原油価格が上昇しすぎた場合は増産により下げる努力をする・・・
原油価格は140ドルくらいで止まる=レギュラーガソリンは180円に届かないでしたが・・・
投機マネーが予測を上回りました。

来年のガソリン価格の予想
下値:レギュラー90円割れ
上値:レギュラー140円

下値の予想は硬いでしょう。
まもなく100円割れは確定。
為替と原油の価格から考えれば、ここは外せません。
問題は上値ですね。
この時点での、周囲の予想は・・・「来年は不景気につき原油価格は上がらない」が無難なところでしょうか?
私は敢えて「それなりに価格を戻す」と読みます。
具体的には原油価格の80ドル位は十分あるのでは無いかと・・・ですので、レギュラー価格を145円上値と予測します。
原油価格が60ドルを超えないのなら・・・完全な読み違いですね。

リチウム系のハイブリッド車は販売されるか?

予想:「販売されない
結果:「○ 販売されていない

ここは自信がありました。
業務で電動ヘリ(電源はリチウム系バッテリー)の研究を行っています。
世間で言われているほど、リチウム系のバッテリー性能が著しく上がっていないことを肌で感じています。
いずれリチウムに置き換わることは確定ですが当分はニッケル水素の天下です。

来年はリチウム系のハイブリッド車は販売されるか?
「販売されない」

傾向はまったくかわりません。
まだまだ、リチウム系のバッテリーはハイブリッドの電源にはなれません。
瞬間的な出力がニッケル水素に劣ります=エコ(甘)過ぎて、商売的に成立しません。
次期プリウスには、「最初はニッケル水素。いづれはリチウム系」などとの記事を見た記憶がありますが販売から4年はリチウムに移行出来ないと予測します。

トヨタからディーゼルは出る?

予想:「出ない
結果:「○ 出ない

これは完璧に読み切りました!
今日のニュースでいすゞと共同で開発を進めていた小型ディーゼルエンジンの開発を凍結とのニュースが入りました。
ガソリン価格は今後10年は100ドルを超えないと読んだのでしょう。
やはりトヨタはアンチディーゼル路線を継続でしょうか?
これで、日産などディーゼルの販売をはじめてしまったメーカーは辛いことになりそうです。

トヨタはディーゼル凍結のニュースが入っているので、来年の予想はできません。
今後ともディーゼルの発売はありません。仮に日産などが小型のディーゼルなどを持ち込もう物なら・・・
さらに排ガス規制を強めて対抗することでしょう。
なので、他の国産メーカーも積極的なディーゼル展開を図りにくくなりました。
悲しいことですが国内で小排気量ディーゼルを楽しむということは普通の方は出来そうにありません。
私は・・・並行輸入にて、ディーゼル+MTの組み合わせをどこかで入れようと模索しています。

新ネタも考えてみましょう

2008年末と言うことならば・・・
GMがやはり最大のネタです。
この操業100年となった巨人の今後を、勝手に予想してみます。

予想:「GMブランドは残る。しかし、会社は事実上の倒産となる

これが2009年末のGMに対する私の予想です。
もしも、この通りになると・・・ しばらくはいろいろな意味でツライ事になるでしょう。
しかし、数年後に振り返れば、良かったと思えると考えています。
根拠は具体的にはありません。
自分自身の会社経営の考えなら、GMは大幅に体質を変えるべきと考えるからです。
それには強烈なパラダイムシフトが必要と考えました。
その一つの形が事実上の倒産という表現になります。

来年末も、私の会社がある限りは・・・
答え合わせをしてみようと思っています。
大ネタとしてはGMとガソリン価格と言うことになります。

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