悪徳中古車販売店との話し合いは平行線となったため、法的に訴える可能性を探ることになりました。
ネットでも十分な知識はあつまりますがやはり「お守り」(専門家の助言)が欲しいために、地元の弁護士会が開いている法律相談センターに行くことになりました。
私の地元の山梨では¥5,250円にて、相談を聞いてもらえます。(要予約)
これを書いている段階で、既に半年の時間が経過しましたので細かいやり取りを・・・・覚えていません。
覚えていることと言えば・・・1回目の先生は、「ハズレ」でした。
まともに人の話を聞いていません。言葉のキャッチボールが出来ない方でした。
弁護士の先生にも、「色々な方がいる」という勉強になりました。
この1回目の相談では新たに得た情報は何も無しです。
¥5,250円だけが消えていきました。(費用は新入社員負担)
1回目の法律相談では何も得られなかったために、再度相談を行いました。
今回の先生は良い先生です。
適切なタイミングで、必要なアドバイスを頂けました。
お話しを聞いたところ、以下のような方向性がみえてきました。
・契約解除もしくは修理費の請求を弁護士から内容証明を送る
・その反応をみてから、次の戦略を練る
弁護士の先生からの問い合わせなら、「本社の住所は教えられない」などと中古車販売店も言えないでしょう。(もちろん、登記簿を閲覧すれば解決ですが・・・)
この話を進めるのに、新入社員と話をして本裁判のシュミレーションまで行いました。
この案件では本裁判を行い修理費用を悪徳販売店から取っても赤字になります。
裁判など起こさずに、自腹で修理した方が・・・安くあがるのです。
ただし・・・安くあがっても、まだまだ問題を抱えていそうな程度の悪い中古車が手元に残るだけです。
既に、炎上どころか大災害に発展していますが新入社員は、「この車には乗りたくない」という気持ちです。
何が隠れているか分からない恐ろしい車であること間違いなさそうでので、この考えには私も賛成しました。
「赤字になっても、契約解除をする」が目標。修理という落としどころの場合は可能な限り上等な方法(リビルト積み替えなど)に戦略を変えました。
今にして思うと、悪徳中古車販売店は、「裁判など絶対にしてこない。門前払いにしろ」と本社から指示をもらったのではないかと・・・推測します。
ここで、悪徳中古車販売店が予想していない事態が起こります
私:「本裁判の費用は私が出すから裁判しない?」
車好き&会社の代表&人の親として
●このような業者を見過ごせない
●今後の勉強の為にも裁判を経験したい
悪徳中古車販売店と徹底的に戦う覚悟をしました。
新入社員も周囲(親御さん)に迷惑をかける事になります。
「裁判」ということに必要以上に距離を置こうとする人もいます。
十分な確認を取った上で、裁判に進んでいく事を決めました。
私(新入社員)が具体的な行動に出た場合はこちらも費用は発生しますが相手はそれ以上の負担が発生します。
また、本裁判などに進んだ場合は新入社員にはブログでも書かせて、悪徳中古車会社の実名を公開させて、今後の被害者を減らす事に取り組もうと・・・
2回目の法律相談の際には内容証明を送ってもらった場合から、裁判に進んだ場合の概算見積を先生からもらう段階に入っていました。
仮に裁判になれば、既に支払った全額を回収したとしても赤字となる見積でした。
先生にはその場で、行き詰まれば先生にお願いします。よろしくお願いします。とお話しをし、連絡先(事務所)をお伺いしました。
裁判の覚悟は新入社員にはさせましたが弁護士からの内容証明が届いた時点で先方から契約解除というのが一番ありうるシナリオです。
弁護士からの電話、もしくは内容証明が届いた段階で、契約解除になるでしょう。
本来なら、「修理」で十分ですが「契約解除」を出してくると予想します。
本物の悪徳業者なら、この手の事にはなれているはずです。弁護士から電話が入るクラスの客とは早めに手を切る事を選択するはずです。
それでも動かないなら・・・徹底的にやりましょう。(実名付でブログ公開!)
11年落ち。走行8万kmの車両を38万で購入。
車検取得と名義変更もろもろを含み60万を支払う。
納車後に、ミッションの修理が必要と伝えられる。
修理費用はディーラー持ち込みの場合40万。その費用は購入者が支払うとの事。
契約時には、「保証無し」との特約がついていた。
販売店は修理費用を出さない姿勢。
訴状を書くため、本社住所などを聞き出そうとするが教えない。
弁護士からの内容証明を送る事を決める。
ヤル気満々です。
悪徳中古車販売店に瑕疵担保責任を問う その1
悪徳中古車販売店に瑕疵担保責任を問う その2
悪徳中古車販売店に瑕疵担保責任を問う その3
悪徳中古車販売店に瑕疵担保責任を問う その4
悪徳中古車販売店に瑕疵担保責任を問う 完結