3Dのサブ機としてアラインのT-REXシリーズも持ってます。
この機体は450SEとなります。
アミーゴをここまで攻め込んだ経験から言いますと・・・
ダメですね。
T-REXは!
アミーゴとの最大の違いは設計者の経験値です。
アミーゴは設計者(タヤさん)の飛ばし込み(過去の分も含めて)が凄い量があることが様々なシーンでわかります。
それはホバリングから上空。更には3D。
時には墜落時の整備の時にわかります。
自分自身が飛ばし、整備した経験からアミーゴは生まれています。
特に、整備という項目ではヒロボーよりもJRよりもタヤは優れていると思います。
このページではT-REXのネガな情報が多くなります。
オーナーの方、ファンの方は離脱をおすすめします。
3D機として、いつも通りの改善を行っています。
水平尾翼は撤去。
FRPを切り出して、サポート部を制作しています。
元が軽い機体ですが1gの違いが出てくる機体です。いつも以上に軽量化に努めています。
個々以外にも、サーボやジャイロ・受信機の軽量化など、考えられる限り軽量化進めました。
450SEを新品で購入し、軽量化とスペアパーツの入手の為に普及機も手に入れました。
金属パーツが必要ないと思えるところは積極的に樹脂に戻しています。
450SEはテールサポートの付け根がアルマイト処理のアルミですが・・・樹脂に換えています。(振動も耐久性もプラス)
完成機の組み立て品質が低すぎます。
ネジロックが必要な箇所の素組など・・・
酷い品質です。
通常の飛行なら問題にならないかもしれませんが本格的な3Dを行うには以下が必要です。
T-REXの完成機は一度キットに戻す
私は上空で何回かバラバラにしたため(全てネジゆるみ)、完成機を購入しましたが一度キットに戻しました。
組み直してわかりましだが・・・怖かったです。これは人の上を飛ばせる品質ではありません。
初めてアラインなどの電動ヘリに手を出す方は要注意です。
繰り返します。
国内の完成機の品質とは大幅に落ちます。
上記の完成機の品質は組み立てなおせば解決します。
しかし・・・
もっと他の点に問題があります。
それは部品ひとつひとつの耐久性です。
T-REXの上級機は、「新車」の時は恐ろしい位の飛びをしてくれます。
これは事実です。
ただし・・・これを維持出来ません。
3セルに標準バッテリー(多くの方の組み合わせ)で、本気で飛ばせば5フライトで賞味期限は終了です。
写真のこの機体が・・・それです。
電動ヘリがここまでの飛びになったのは素晴らしいことです。
その為にT-REXが果たした役割が大きいことも認めます。
また、450SEが「新車」限定で、驚異的な飛びを示す事も記しておきます。
しかし・・・将来はわかりませんが現在はT-REXを買うべきではありません。
(本気以外の方は買っても良いかも)
3D(本格的)では本当に素晴らしい機体です。
ですが・・・本気で付き合うと、信頼性のなさからガッカリすることになります。
いつかは3Dでグリグリと考えているなら他の機体にしましょう。
現在ではこれ以外にも小型でおすすめできる機体は沢山あります。
なお、この機体を攻め込んで、アミーゴというのが素晴らしいと言うことが確認出来ました。
アミーゴも定期的にフレームの交換が必要ですがT-REXに比べれば、1/10程度の痛み具合といって良いでしょう。
普通の上空だけなら、10年くらいは持ちそうです。
ちなみに、この機体はまもなくヤフオクいきです。
総フライト時間は5フライト以内ですので・・・美品なのでしょうか?