空物ラジコンカテゴリの最初のページでは、練習機であるアミーゴV2を紹介します。
私の中では行き着くところまで行ったという感がある機体です。
主要スペック
エンジン:OS MAX-50SX-H RING Hyper
サイレンサー:ハットリ(ハイパー用)
メインブレード:ジグソー GP4 550mm
ピッチサーボ:JR DS8321(55g 9.0kg 0.21S)
エンコンサーボ:JR ES539(38g 4.8kg 0.23S)
エレベータサーボ:フタバ S9252(50g 6.6kg 0.14S)
エルロンサーボ:フタバ S9252(50g 6.6kg 0.14S)
ラダーサーボ:フタバ S9254(49g 3.4kg 0.06S)
ジャイロ:フタバ GY401
強化ピッチ:Mプロ
強化クラッチ:Mプロ
強化センターハプ:Mプロ
スターターシャフトBBブロックV2:Mプロ
軽量尾翼:メーカー不明
スタビライザー:ヒロボー(4mm 90クラス用)
スタビブレード:ファンテック(3D 90クラス用)
水平尾翼は不要です。
純正尾翼は20g以上の重さがあります。しかも重心から遠い位置ですので、この20gは価値があります。
なお、この部品はスカディーの部品を流用しています。メタルのオプションが各社から出てますが「重い」「緩む」「振動が入る」と何も良いことがありません。これで十分です。
コントロールロッドもカーボンに換えています。
すり減るので定期的に交換が必要ですがテール部を軽くできるので採用しています。
テールパイプを叩いた際にも、壊れることが少ないというおまけ付。
チューンパイの方向と取付方を見て下さい。
同じエンジンパワーなら軽い方が有利です。
タイラップでサイレンサーを取り付けると・・・10gは軽くなります。
さらに、上方にもっていくと重心はセンターハブに近づいていきます。
強度を保った上での軽量化が3D機の最初の一歩です。
しかも・・・この様に取り付けると墜落にも強くなります。 墜落時にチューンパイを切り離すことにより破損が防げます。
ジャイロです。
別に壊れているワケではありません。
純正の銘板は4gです。当然ですが外します。
この位置では写っていませんがハーネスも軽量化の為に詰めてしまいます。
ハーネスは意外と重いのです。
純正オプションのピッチフレームが写っています。
これも機械的なバランスの改善と、軽量化の為に切り落とします。
フィルターもシンプルな物です。
普通はT型となるわけですが余計な燃料ホースが必要になります。
また、3D機には常識的についている・・・サブタンクがありません。
徹底的に絞られているため、極めて燃費が良いのでサブタンクを必要としません。
タンク内の泡立ちも無いので、連続フリップでもエンストは一度も経験していません。
各サーボからのハーネスも限界まで切り詰めています。ちなみに・・・アンテナ線も半分に切り詰めています。
脚はJRのローハイトスキットに交換。
純正は大きく・重い為、交換をおすすめします。
キャビンの取付部の改造が必要なので、気をつけて下さい。
バッテリーはご覧の通りです。
スポンジに包まずに、タイラップで直接取り付けています。
この方法で、100回以上の墜落を経験していますがトラブルは何一つありません。
また、電源スイッチも省きました。
重量の軽減と、電気的なロスを嫌ってです。
ムダなオブションはつけません。
この機体は50です。標準でテール駆動(白)が付いています。
この機体には・・・30用の直結タイプをつけています。
軽量化と機械的なロスの軽減を狙います。
リンケージもJRとサンダータイガーの混在です。
減りやすいところはJR(少し重たい)としています。
サーボも軽量化の対象です。
ピッチにはメタルギアのDS8321。
エンコンは信頼性と軽量な点に着目しES539(38g)を採用。
普通の機体は「エンコンのスピードはピッチよりも早く」が基本です。
しかし・・・この機体は、常識外の連続フリップ専用の3D機です。
離陸時にエンコンは100%となり、そのまま100%を保持します。
過回転になりそうな時はピッチなどを入れてパワーを潰していくことが必要なのです。
なので・・・2本ついているハズのエンコンのロットも1本に軽量化です。
信頼性向上の為に重量を増やすこともあります。
墜落時にフレームにダメージが伝わらないように脚とフレームはタイラップで取り付けます。
墜落すると、脚は切り離されて、脚とフレームは無傷となります。
しかし・・・燃料タンクも飛んでしまい。燃料ホースやタンク本体にダメージが入ります。
過去に1日に2つのタンクをダメにしたことがあったので、この位置にメンバーを1本通しました。
その後、タンクは一つも壊していません。
テールサポートもM3で取り付けられます。しかも、ノーマルの取付位置よりも大きな角度が取れています。まさに、一石三鳥です。
この機体はノーマルの30アミーゴと同等の重量です。
エンジン分とメタルパーツの増量がありますので、ノーマルでも十分に軽いアミーゴですので、驚異的な運動性を持ちます。
90クラスの3D機では不可能な速度でフリップをしながら移動が出来ます。
しかもランニングコストも安いと、言うことはありません。
静演技は苦手になりますが目線の高さで連続フリップが可能になります。