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ThinkPad Tシリーズ 10年ぶりに赤ポチ購入

ThinkPad T510

数日前に、ノートパソコンが届きました。
私が使うパソコンとしては実に10年ぶりとなるThinkPadの購入です。

はじめに・・・
私はThikPad教の信者ではありません。
しかし・・・600をリアルタイムで2台購入しているという生き証人です。
(もちろん、自腹。2台で100万円!)

過去に購入しているノートパソコンで、No1の棚に置いているのはDecのハイノートウルトラ。 (こちらも、2台で100万円!)
これと比べると、初代VAIO(新品で購入)はただの劣化コピー。
名器とされるThinkPad 600は野暮なメガネ君。

質実剛健はビジネスのパートナーとしては好きですが・・・

ヘビーユースに耐えるノートが必要になる

鹿児島実業・空撮

この頃は仕事に変化が出てきました。
それは空撮で出張に出ることが多くなってきたことです。

←鹿児島実業にて空撮。
ここまで、自動車で移動しています。

昨年までのスタイルは1~2回の空撮に出かけると、山梨の事務所に戻ってから画像加工。
その画像加工も、私以外の写真が行うことになっていました。
この頃は1週間程度に及ぶ撮影仕事が非常に増えました。
移動距離が今まで以上に伸びていることから、出先での画像加工の必要性も高まっています。
今回のパソコンの目的には画像加工(パノラマ生成用のステッチ作業)。
この仕事に必要なのは大きめの画面と、そこそこの速度。
それに、事務仕事をこなす必要性があるのでキーボードの出来も譲れません。

候補にしたのはMacBook ProとThinkPad。
カメラマンの使うノートパソコンの定番はMacBookProですが以下の理由から落選。
・パームレストが熱い(量販店で触ったときの第一印象)
・SanDiskの最新CFリーダーが使えない(15インチ以下)
・ノングレア液晶のモデルは高い(公式サイトからのカスタム)

基本的にWindows派ですがMacは大好きです。
Macの内部設計はDecの香りがします。
コストカットに走らない設計趣向に魅力を感じます。
インテルMacは発売と同時に購入。
ブートキャンプで即時にWindows化するものの、カナタイプが使えなかったことから数日で社員に手放しています。

最終的にThinkPadになったのは仕事の道具だから。
購入前は積極的に買いたいパソコンではありません。
誰かに自慢することも出来ない。
しかし、使い倒した後に後悔しないのはThinkPad。
レノボになってからのThikPadには少し不安がありますが・・・

T510をカスタマイズ購入

T510

購入した機種はT510。
・ Core i5-520M
・ノングレア(1,600x900)液晶
・500GBのHD
・8Gメモリ
・外部グラフィックボード(NVIDIA NVS 3100M)
・約15万円

現在のノートパソコンの価格としては多少高め。
しかし・・・
4年前に購入した、VAIOは30万円弱。
10年前のT600は55万。

このスペックで15万円なら、文句はありません。

まずはダメなところ

T510

第一印象は「安っぽいT600」

T600の実機が残っていないので、頭の中での比較なのですが・・・
触った感じは90年代中頃のダイナブック。(褒めていません)

移動のために、畳んだ状態で持ち上げると、バッテリーから、「カタッ」と動きました。
きちんと、金型の精度が出ていないようです。
写真の赤い矢印の隙間がカタカタと動きます。

ここ以外にも、機械精度は全体的にボロボロ。
フタを閉めても、左右で隙間が違うのは当然。
出来の悪さではS30を思い出します。

さらに、モニターキャリブレーションをとっても・・・
笑ってしまうくらい色調が外れています。
もちろん、キャリブレーションを行えば問題はないのですが購入したままの状態では写真の加工は不可能と言えるレベルでした。

一部に「名器T600の後継機」などとされていますが・・・
それは大夫違います。
機械精度という点では21世紀に入った直後のVAIOに劣ります。(褒めていません)
Macと比べると、ダブルスコアで敗退します。
趣味で、「良いパソコン」を探しているなら、絶対にMacBook Proの方が満足度があります。

ちなみに、ThikPad Edgeはもっと酷い状態です。
表面がS30の様に鏡面塗装されているのですが・・・
ここに、ゴミが入っています。
とても21世紀の近代的な工場で生産されているパソコンではありません。

現在のThinkPadの製造品質は期待値の半分以下。
個人的には売価が3割上がっても、T600の製造品質を望みます。

こう考えると、MacBook Proは安いな~と感じます。

ThikPad T510の良いところ

T510 トラックポイン

キーボードとトラックポイントの出来。

ここに関しては期待通り。
トラックポイントはT600よりも良いかもしれません。
あの頃の、「赤ポッチ」はがんばると1日でダメになっていましたが今回の、「赤ポッチ」は耐久性があります。
思考の早さでキーボードを打てる数少ないノートパソコンです。

購入から数日間触りましたがパソコンとしての基本性能に関しても好印象。
現在の高級機として一定の評価をします。

ThikPadを選んだもう一つの期待は耐久性。
これに関しては数年後にレポートをすることになります。

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