Ver6_img

アクアリウムの節電対策

富士アクリルのアクリル水槽

昨年の9月に立ち上げたメインの120cmアクリル水槽です。
アオミドロの為に、あまりやる気がありません。
根本的な解決の為には完全リセットあるのみ。
他の水槽にアオミドロが移らないように注意をしながら実験水槽と化しています。

1月半前に、アオミドロを含んだキューバパールは完全に撤去。
低消費電力化の実験の為に、メタハラの点灯時間は1時間半まで詰めています。

基本はピーク時間にメタハラや蛍光灯を点灯しない

省電力化に観点があるメタハラ+LED

夏場の電力ピークは平日の13~15時。
工場は稼働していて、民家でもエアコンがフル稼働。
電力供給の巨大なシステムはここを中心に設計されています。
いつでも、どこでも節電は少し意味が違ってきます。

省電力化は効果が高い場所から着手が基本。
アクアリウムは結構電力を必要とする趣味。
もしかすると・・・
一般家庭で普通に行われている趣味ではもっとも電力を必要とする趣味かもしれません。
今回考えるのはアクアリウムの省電力化。
ピーク時間の電力を抑えるのはみんなの為。
総合的な消費電力を抑えるのはあなたと環境の為。

まずはピークを押さえる事から考えます。
メタハラと蛍光灯。
これに関しては13~15時の点灯は激禁です。
どうしてもと言うなら・・・
12時半までに消灯。
18時以降に点灯。
つまり、12時半~18時を消してくれればノルマは達成と言えるでしょう。

繰り返しになります。
ピーク時間を外せば、良いのです。

電気を消費するからと、アクアリウムを辞める必要はありません。
あくまで、夏場の平日の13~15時。を中心に電力を極端に絞れば良いのです。
夏場でも、21時以降なら・・・
kw単位の照明システムでも遠慮無く使ってください。

自己責任での使用が前提ですが・・・

あけたらタイマ

メイン水槽の、メタハラ×2・LED照明・CO2はパナソニック電工の、「あけたらタイマ」で管理しています。
この、「あけたらタイマ」は点灯と消灯などの管理が非常にしやすく、インテリアにも馴染むのですが・・・
メタハラなどの電力消費が高い器機には対応していません。
プロに指導を仰ぐと・・・取り付けや使用を断られてしまうスイッチです。

私は自作のキャビネットに、自己責任でこれを取り付けています。
一応は・・・電気工事の資格も持っていますので、メンテも含めて問題無く取り扱えますが・・・
なお、CO2タイマーとしてなら、全く問題なし。
多くのLED照明や蛍光灯も「あけたらタイマ」で管理が可能です。
あくまで、メタハラの使用が出来ないだけです。

家を新築するときなどには設計の方に相談してみてください。

[宣伝]
私は・・・ネット専売ハウスメーカーの企画担当でもあります。
アクアリウムが趣味と言うなら・・・ご期待に添える家を設計できます。

現在の点灯時間

ラスボラエスペイ

6月現在の点灯時間。
メタハラ:17時~19時
LED:12時~0時

メタハラの現在の点灯時間は1時間半程度まで削減しています。
知りたいのはこの環境での水草の適応能力。
特に陽性とされる水草のなかから、この環境に適応できる物を探しています。

本当にメンテいらず。
陽性水草も、ゆっくりと生長するのでトリミングは月に1回。
確かに「うわっ」と言う感じにはなりませんが・・・

照明 ランニングコスト(年間) 備考
メタハラ 2時間点灯

LED 12時間点灯

合計点灯時間12時間

電気代:¥11,752円
メタハラ電球代:¥3,004円
LED電球代:¥700円

年間¥15,456円

2台のADA・ソーラーⅠ+LED電球4W×5台。
水草の育成が最優先ならメタハラは3~4時間は点灯する必要があります。
5時間は長すぎ(無駄)と感じました。
参考
メタハラ 10時間点灯
電気代:¥24,966円
メタハラ電球代:¥15,020円

年間:¥39,986円

2台のADA・ソーラーⅠ。
120cmの水草水槽のスタンダードな方法です。
電球代も電気代も凄い事に・・・
参考
蛍光灯 10時間点灯
電気代:¥14,308円(10時間点灯)
蛍光灯代:¥10,000円

年間¥24,308円

20W×8として算出。

メタハラ+LEDの組み合わせは鑑賞時間は長く。電力消費量は低くがコンセプト。
目論見通りの結果に満足しています。
鑑賞時間に左右されずに、メタハラの点灯時間を削減できるのはとても魅力。
メタハラの点灯時間でメンテの手間とコケの発生が完璧に制御出来ています。
バランスが良かったのは・・・3時間点灯位と記憶しています。
アオミドロが入っていなければ、今でも3時間にしていると思います。

メタハラ1.5時間点灯

レッドフィンレッドノーズ

←植えてから1.5ヶ月が経過したキューバパールグラス。
ショートヘアーグラスも、増える事がありません。(これはありがたい)
ハッキリ言って点灯時間が1.5時間では少なすぎます。

ここまで落としているもう一つの理由がアオミドロ。
照明を消していても環境光が入ると、アオミドロが成長するなどという意見もあると思いますが・・・
LEDスポットの光が届かない場所ではアオミドロも増える事が出来ないようです。
逆にLEDスポットが届く場所では生育がよい。
おもしろい事に、キュバパールグラスの生育環境が良い場所とアオミドロが出てきた場所は同じ場所でした。

ボルビティス・ヒュディロティ

この時間までしっかりと落とすと陰性水草専門にするしか無いでしょう。ボルビティス・ヒュディロティやクリプトコリネは確実に大きくなっています。

仕事の関係から、水槽を1ヶ月以上放置などは日常です。
たっぷりと光と肥料を与えた陽性水草水槽は生活スタイルに合っていないと言えます。
この様に成長と消費電力を絞った環境で、長期維持を目指します。

Home | ドローン空撮 | バルーン空撮 | 社長ブログもどき | 会社概要