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2008年末の答え合わせ GMとガソリンは?

昨年(2008年暮れ)の、2007年末の答え合わせ「ディーゼル」についての答え合わせになります。

今回で3回目となります。
年末のタイミングで、その後1年間の自動車に関する予測を行い、それを検証するという企画です。
昨年のネタは大きく二つ。

その1:「GMブランドは残る。しかし、会社は事実上の倒産となる
その2:「レギュラーの価格は145円

個別に予想結果を検証します。

その1:「GMブランドは残る。しかし、会社は事実上の倒産となる

予想:「GMブランドは残る。しかし、会社は事実上の倒産となる
結果:「◎ 連邦破産法第11条=事実上の倒産

綺麗に読み切りました。
このブランドの今後については新ネタは入れません。
しばらく(2010年)は平行線。
2012年頃から緩やかに回復。
2020年になると、リーマンの混乱は忘れて回復していく・・・

面白い展開が考えられないことと、アメリカ車を良く知らないので・・・
今後のネタには入れません。

その2:「レギュラーの価格は145円

予想:その2:「レギュラーの価格は145円
結果:「× 

マルバツ評価では、「×」になります。
財団法人日本エネルギー経済研究所の公表データによると・・・
2009年は10月の平均価格が約140円となり、ここが最高値平均となりました。
予想の145円には達していないのです。
なので、予想はハズレなのですが・・・

言い訳のコーナーです。
昨年の記事では「原油価格の80ドル越え」を予想しています。
145円という価格はこの原油価格を想定しての算出でした。
原油価格については綺麗に読みましたがその時点での為替の読みを失敗しています。
以上、言い訳のコーナーでした。

新ネタも考えてみましょう

2009年末と言うことならば・・・
特に大きなネタは見つかりません。
自動車再編は一通り流れが見えました。
ガソリン価格については大波乱は無いでしょう。
暫定税率も、先日決着がついているのでネタになりません。
ネタとしては1年後に結果が綺麗に分かるものが良いのですが今年はネタが少ないので悩みます。

新ネタ:「2010年末の輸入車のシュア

統計データの中から注目すべき点をピックアップして予測します。

その1:BMWとアウディのシュアの変化

2009年はBMWの顧客がアウディに流れたたという明確な年となりました。
2009年11月のデータを見ると・・・
BMW=前年比76.1%
Audi=前年比100.1%

アウディは輸入車で、「よく見掛ける」と限定をつけると、唯一の100%越えのメーカーです。
一方のBMWは、「よく見掛ける」前提ではシュアを大きく落としたメーカーとなりました。
2010年11月の集計として以下を予測します。

◆予想
BMW=前年比108%
Audi=前年比125%

どちらも、2009年の販売実績を上回る事でしょう。
ここを予測するのは簡単です。
ポイントはシュアは近づくのか離れるのかです。
ここも、「近づく」と予測するのは容易です。
予測で難しいのはどの程度「近づくのか」です。
私の予想も、適当です。こんなモンかな~といういい加減な予想です。
いづれページを制作しますがアウディバブルのピークは数年後です。
来年のシュアはまだ伸びます。
一方のBMWは苦難が続くことでしょう。
やはり、リーマン直後の日本法人の過剰対応がいけなかったと・・・
アウディバブルが弾けるまではBMWの苦悩は続きます。

その2:ミニとFIATのシュアの変化

ミニが減り、FIATが大幅増。
FIATと言うよりは、「500」が増えたというのが正しいのでしょう。
ミニ=前年比83.1%
FIAT=前年比129.9%

FIATは元が小さすぎるのでデータとしてはあまり意味がないような・・・
一方のミニですが善戦したといっていいのでは無いでしょうか?
さて、来年の予想です。

◆予想
ミニ=前年比95%
FIAT=前年比110~150%

ここは結構大胆な数字をわれながら掲げます。
ミニが「今年よりも売れない」と予測します。
理由は・・・「もう、ミニを見飽きた」事に起因します。
ニューミニはもともとファッション車です。
ファッションは流行と廃りをくり返す物。
広く、一般に行き渡ったミニはこれから下降に入ると予測します。
その、ミニを降りるユーザーがFIATに向かいます。
ただし・・・元々のデータが少ないので、FIATの予想は大変に難しくなります。
なので、予想も逃げています。

その3:ルノー

順調に落としています。
ルノー=前年比76.8%

個人的には、「頑張った」と感じています。
もっと、落としても良いような・・・

◆予想
ルノー=前年比90%

厳しかった2009年を下回ると予測。
理由は簡単・・・
先代のカングーという、柱が無くなったからです。
新型カングーが旧型ほど、売れるとは感じません。
こちらが他のルノー車と同等の売上になると仮定すると・・・
ルノー全体の売上はガタ落ちと予測出来ます。

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