この頃のガソリン代の高騰は自動車好きの皆さんの懐を直撃しています。
私も、社用車にて、とんでもない距離を普段から走っているので・・・大変です。
そこで、高速道路のガソリン代が安くならないか?と考え、エネオスビシネスカードを採用しました。
結論から行きます!
ENEOSビジネスカードは使えません!
←'08/03/21 新日本石油のホームページから抜粋
高速道路のガソリン代は日本全国同じ金額です。
どうしても長距離移動が多いことから、高速道路で給油するしかないということが出てきます。
そこで、高速道路のガソリン代を安くしようと調べていたところ・・・
エネオスビジネスカードが見つかりました。
・法人か個人事業主が該当
・ガソリン価格は全国統一(カード発行店との取り決め)
・入会金・年会費無し
主なポイントは以上です。
先ほど、ホームページを熟読しましたが・・・
ガソリン価格は全国統一=高速道路のガソリン代も契約価格と読み取れました。
'08/09/29加筆:公式ホームページは改められました
上記の誤解を招く標記は公式ホームページにて改められたことを確認しました。
現在のホームページの内容では私のように誤認する事は無くなったと思われます。
このページの内容は一部を修正し残します。
問題があるという場合は管理者である株式会社0にお知らせ下さい。
初めての請求書が届きました。
基本的には、「高速道路専用」のカードと考えていたことと、2月は超長距離の出張(片道1,000km以上)が無かったことからエネオスビジネスカードの活躍はほとんどありませんでした。
初めての請求書が来たので、社内の事務処理をしていたところ・・・
なんで・・・高速道路のガソリン単価が高いんだ・・・?
契約時の販売店からの説明では2月は、「155円」との事でした。
しかし・・・高速道路にて給油したときの金額は・・・155.23と記されています。
何かがおかしいと考え、請求書の裏面をみると・・・
請求書の裏面です。
以下のように記されています。
ガソリン・軽油はカードお申し込み店との契約価格となっております。
但し、高速道路内SSではそのSSの価格となります。
言葉になりません。
これは田舎のガソリン店との契約ではありません。
ENEOSビジネスカードには、「新日本石油株式会社」としっかりと記されています。
契約書には高速道路の価格は違うと書かれているのでしょう。
しかし、ホームページにはその旨が書かれていません。
もちろん、法的には私に過失があります。
それはわかりますが・・・
なぜ、こんな重要なことをホームページでしっかりと記載しないのでしょうか?
ここで、「ホームページでの記載」と、「請求書裏面の記載」を比較してみます。
新日本石油ホームページ | ENEOSビジネスカード請求書 | |
価格についての記載
(私の抜粋) |
・ガソリン・軽油はお客様とカード発行店とで取り決めた契約価格となります。 ※カード発行店以外のSS利用の際は契約価格が変動する場合がございます。カード発行店にてご確認下さい。 ・ガソリン・軽油以外の商品・サービスはお買い上げいただいたSSの価格になります。 |
ガソリン・軽油はカードお申し込み店との契約価格となっております。但し、高速道路内SSではそのSSの価格となります。 ガソリン・軽油以外はカードをご利用されたSSの価格となります。ご利用単価はSSで発行されるカードご利用伝票にてご確認下さい。 |
こうやって比較すると、良くわかります。
ホームページの方が価格についての説明に多くの文字数を書いています。
これなら・・・「ホームページでは概略を・・・」などと逃げることは出来ないでしょう。
私は納得できませんでした。
皆さんはどうでしょうか?
私の仕事は、「Web制作会社のディレクター」(撮影ではなく、こちらが本業)です。
具体的には書けませんがクレーム産業に該当するお客様のホームページ(どなたでも知っている大きな会社)を制作しています。
つまり・・・普段はお客様(クライアント)を守る立場にいます。
仮に、このホームページを私の会社で制作していたとすると・・・
クライアントを絶対に止めることになります。
その忠告を受け入れない会社なら・・・
次の仕事を受けないことになります。(もっと酷い内容なら、その仕事も違約金を払ってでもやりません)
さて・・・
私の仕事の肥やしにもなりますので、エネオスのお客様相談センターに問い合わせをしてみました。
対応や返答などについては・・・
予定の範囲でした。
・ホームページでは誤解を与えて申し訳ない。
・価格などについては請求書に記載しているとおり。
・ホームページの表現については早急に改める。
この問い合わせをしたのが2008年3月21日の午後です。
いつ頃対策がされるのか・・・楽しみです。
ホームページでの記載の不備(敢えて、そう呼びます)は確信犯と思っています。
明らかに、誤認を狙っています。
もしも、1週間以内にホームページが訂正されたなら、新日本石油は素晴らしい会社です。
今回の件も、担当者レベルのミスだったのでしょう。
もしも・・・訂正されないなら・・・やっぱり、誤認を狙っていたということなんでしょうね。
この、社長ブログもどきは独自で在ることを重視します。
このネタは面白いと感じ記事にさせて頂きました。
実は今日まで気が付きませんでした。
契約店から提示されていた金額は外税だったんですね。
契約店からはこの点の説明はありませんでした。(説明があれば、カードの申込みをしていません)
消費税は外税。高速道路では看板価格と一緒。
これなら、ENEOSビジネスカードを持つ理由はありません。。。
申込み書類を書いたり、印紙を貼ったりとした手間と費用は何だったんでしょうね?
新規にエネオスビジネスカードの申込みを考えている方は注意して下さい。
2008年5月29日にホームページを確認しました。
03/21と同じ内容でした。(変わっていないので写真は一緒)
ENEOS ビシネスカードはブランドロゴが入った商品です。
電話とは言え、お客様と約束したにもかかわらず、それを放置するとは・・・
どうせ、クレーマーだ!と、相手にしてないのでしょうか?
企業の体質が少しわかったような気がしました。
それとも、本当に・・・誤認することを狙っているのでしょうか?
きちんと、SEO効果が出ています。
とっ言うよりも・・・ネガな情報がYahoo1位になっているのは大問題でしょう?
私が「ホームページの内容は誤認を与える」とクレームを出し、「早急に改める」と電話にて返答を頂いてから、2ヶ月はホームページの内容が修正されなかったことが確認出来ています。
これはネットを軽んじていると結論できる根拠として十分です。
問題までの経緯(誤認すると推測できる)と、対応の時間を考えると危機管理が甘い会社であると推測します。
「ビシネスカードは本社の管轄と違うから・・・」と言いたい気持ちはわかりますが・・・
末端までも、同じクオリティで管理することが危機管理の本質と私は考えます。
'08/09/29加筆:公式ホームページは改められました
上記の誤解を招く標記は公式ホームページにて改められたことを確認しました。
現在のホームページの内容では私のように誤認する事は無くなったと思われます。
このページの内容は一部を修正し残します。
問題があるという場合は管理者である株式会社0にお知らせ下さい。