. DIYの屋外照明工事: 社長ブログもどき
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DIYの屋外照明工事

舗装工事と玄関前の庭

ツツジの移植の続編になります。
次は、電気工事になりますが、ここで一つ問題が発生しています。

建築した工務店から訴えられそうです・・・

詳しくは、別ページにて解説していきますが、端的に言いますと工事発注先から縁を切られています。
この2年間で、建物を2棟。
エクステリア工事は、200~600万程度の工事を3期お願いしていました。
値引き交渉は一切無し。度重なる工務店起因の遅延にもクレーム無し。
支払いも即時。
結構、優秀な顧客のハズなのですが・・・

普通ならエクステリア工事は、建物と別の会社に発注する方が多いと思います。
相見積を取るのも一般的な事でしょう。
この様な事は一切為ずに、工務店に全てを一本化。
これを、理由は複数あるのですが、一番大きなところは工務店に対する応援の気持ちからです。
住宅というのは、施主と工務店(ハウスメーカー)との付き合いが長くなる商品です。
ちょっとしたトラブルでも対応が遅れると住宅の満足度は大きく下がります。
個人的には、地場の工務店などの最大のメリットがこの点と考えています。
少し長くなりそうなので、これ以降は専門ページにて。

なお、建物2棟は引き渡し済。
画像に写っているPF管(地中埋設用)は、建物2棟目の工事分として引き渡し済み。
コンクリート舗装部分は、第3期エクステリア工事に含まれ、ここは工事途中で逃げられました。
玄関前ですので仮供用はしていますが、工事は終わっていません。
(つまり、支払っていない ← これを支払えと言われてる)
これ、DIYするにしても法律をキチンと理解してないと、後々問題になる話なんです。
まあ~ここも、過去のハウスメーカーのクレーム担当時代に色々と経験していますので、自分の判断で先に進むことが可能です。

なお、私は電気工事の有資格者ですので揚げ足は取らないで下さいね。

パナソニック YYY87284 LE1

照明器具の位置決め

今回はPanasonicのエクステリア照明から器具を選択しています。
型番は、YYY87284 LE1
スマートアーキ(高級な住宅向け器具)に該当し、希望小売価格は、108,000 円(税抜)というお高めの照明です。
この玄関前の照明は、事実上のメイン玄関照明となり、もっとも長い時間敷地内で点灯する最重要の照明です。
今は2棟目まで建築が終わりましたが、3棟目完成時の雰囲気まで計算に入って選択されました。

まずは、この器具をどの位置に配置するかを検討します。
明かりの照らし出す方向なども検討しつつ、位置を検討しています。
もちろん、器具の選定時に設置場所は仮で決めているのですが、実際の機器を用いて現場にて再確認します。
写真の位置は、第2希望として考えていた位置。
明かりの出る方向。植栽との位置関係。下草のデザイン。
さらには、埋設されている塩ビパイプとの絡みなど、様々な要素とバランスを取りながら位置を決めていきます。

今回はDIYとなりましたが、自分でやる場合は実際に照明を点灯し、夜間の雰囲気などを見た上で位置決めなども可能ですね。
なお、私は・・・マンション眺望撮影の第一人者でした。
都内の夜景撮影でご飯を食べていたこともある事から、照明器具のスペックから位置決めが可能という特技があります。
今回も、点灯テストを為ずに位置決めをしていますが、完成後の明かりの雰囲気は狙い通りでした。

パナソニック YYY87284 LE1

パナソニック YYY87284 の想定外の水抜き穴

器具から検索して、このページに入った方向けに書きますと・・・

パナソニック YYY87284の出来は価格に見合った良い物です。

シャープなデザインも、渋めのグレーも、この場所に狙い通りに合っていました。
製造品質は、多少悪いになります。
ハンドグラインダーを用いる際に、工員さんが不器用であったという証拠は残っています。
これも致命的というレベルではありません。
今の時代を考えるとしょうがないと思います。
完成後に夜間の写真を出しますが、外壁にバウンスさせて狙い通りの雰囲気がつくれました。
基本的には満足しています。

購入前に確認した方が良いのが、想定外の位置に付いている水抜き穴です。
これが美しくありません。
器具の最下端(画像に写ってない)に水抜き穴があることは当然で有り、これは図面にも記されています。
問題は、写真下側の水抜き穴です。
これ。明らかにデザインとして大失敗です。
この特徴的なL型のフォルムは横方向から見て映えるデザインです。
そのデザインを台無しにしています。
本当は、器具取り付けに必要な2本の穴も側面にすべきでは無いのです。
この照明は、遊歩道に大量に取り付けるなどという用途が想定されているハズです。
この場合も歩行者の多くは、器具の側面を見ることになります。
コレ、正面や背面は側面よりも優先順位が低いというデザインなんです。

パナソニックの商品の仕様図(一般的には細かな図面)には、問題の水抜き穴は無し。
一般の方が見ることが多い、小組の画像には問題の穴は確認出来ると・・・
緻密に設計する方(詳細図しか見ない)ほど陥りやすい罠です。
これが気に入らないという場合は、他の選定か、これの改造が必要になります。
なお、図面を見ると理解出来るかと思いますが、左右の勝手違いは可能です。

ここをご覧になっている方の多くは、「そんな細かい事は気にしないよ~」と言うかも知れませんが・・・
それは、少し違うと思います。
この器具は、照明機器としては、高額な商品です。
そして、この器具設計は明らかに間違っているのです。
私も、安価な商品なら、この様な事を言う気はありません。
高価且つ、気が付いてしまう位置に据え付けられる器具だからこそ指摘です。

もちろん、プロの方にお願いした場合は、この様なクレームは出しません。
仮に、私が施工している現場なら・・・メーカーに指摘は入れ(少なくとも、図面には反映させろと)ます。
場合によっては、お客様のペナルティも受けると思います。
それくらい、この位置のデザインミスは認める事が出来ません。

念押ししますね。
あくまでも、この位置に設置する高級なエクステリアライトだから拘りました。
エクステリアライトでも、高い位置にあるなら全く問題なし。
もちろん、安価な場合なら不当です。

屋外電源コンセント支柱 Dポール

屋外電源コンセント支柱 Dポール

今回は、3本の屋外電源コンセント支柱 Dポールを設置します。
写真の物は、EEセンサ(照度スイッチ)とコンセント付きです。
今回の照明ですが、そもそもはパナソニックのスマートスイッチのリンクプラスを用いて制御するという設計がされていました。
これを用いれば、Dポールも必要なかったのですが、リンクプラスにいつまで経っても改修が入らないことから、諦めてEEセンサを取り付けています。
Dポールを立てるならついでに屋外コンセントも玄関前に付けてしまおうという写真ですね。

パナソニック純正スイッチアプリ

パナソニック純正スイッチアプリ

←パナソニック純正スイッチアプリのハードコピー

パナソニックは純正のスマートスイッチの用意があります。
それは、アドバンスシリーズ リンクプラスですが・・・

このアプリの出来が悪すぎます。

今回、EEセンサ(照度スイッチ)を想定外に追加する理由の全ては、コイツの出来の悪さにあります。
ネットを調べてもユーザーの意見は出てこないことから、ここで出していきます。

・器具は高い
・入手性が悪い
・アプリの出来が悪い
・上手に使うと、スイッチの概念は変わる

まず、致命的なお知らせから。
2021年に完成している1棟目から、リンクプラスは採用しています。
その時に多かった不具合は、タイマーが動くがどうかは気分次第でした。
昨晩は動いたけど、今夜は動かない。
こんな感じが1年ほど続きました。
なお、この件は工務店にはクレーム出していません。
IT系の事なら確実に私の方が詳しいですから、選定から設定までDIY(この分野なら、私は開発者)しています。
今は安定していることから、アプリにパッチが当たったと思っています。

突然ですが問題です。
パナソニック リンクプラスのアプリで出来ないのは以下のどれでしょうか?

1 : 日没から30分後に点灯し、日の出の1時間前に消灯

2 : 18時半に点灯し26時15分に消灯

3 : 夏時間は19時に点灯 冬時間は17時に点灯

どれも、スマート照明なら問題なく出来そうな内容ですよね?
場合によっては新発売の時に出来なくても、後々のバージョンアップで対応出来そうですよね。

上記の質問の答え合わせとなるのですが・・・
答え:全て出来ません。

特に2を見て欲しいのです。
これ、大昔からあるアナログのタイマーで問題なく出来るヤツです。
これが、リンクプラスでは出来ないんです。

点灯時間と消灯時間を比較して、点灯時間が早いとブログラムが蹴ります。
点灯時間=18時半
消灯時間=2時15分
これ、NGです。

仮に、この通りにやりたい場合は・・・
点灯時間=18時半
消灯時間=23時59分
点灯時間=0時
消灯時間=2時15分
これで、23時59分の沈黙の1分間以外は狙い通りに点灯します。
もちろん、コレは美しくありません。
何よりも、暗黙の1分間に大泥棒がやってくるのでダメです。

また、照明の点灯時間などは日没時間などを考慮しつつ、適切に動かしたいのですが・・・
こういう事の全ては拒否。
どちらにしても作り込みの甘いスマートスイッチです。

ただし、この採用により今までの住宅の概念の一部はかわります。
例えば、スイッチの無い居室。
これ、普通に採用を考えても良い新たな変化です。
なお、2棟目の事務所の会議室で、これやっています。
完全な個室ですが、スイッチレスにしています。

DIYの浸透升

肉体労働がキツイ・・・

今回は、重機などは用いずに手掘りで埋設工事などを行いました。
量は少なかったのですが、肉体的にはキツかったですね。
自分でやることにより、新たな発見は沢山ありました。
もちろん、勉強になったのですが、次回からはプロにお願いしたいところです。
本来なら、今の時期は全ての工事が完了している予定でした。
進捗度としては、プロジェクトの50%と言った程度です。
発注済の工事も再開の目処は立っていませんし・・・どうなることでしょうか。

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