最初からネタをバラします。
3歳児(長男)がラジコンヘリコプターを飛ばしているわけではないのです。
シミュレーターを飛ばしているのでもありません。
Wii版のプチコプターを飛ばしています。
このページの最後でも書いていますが私が購入して「面白くないため」放置していたプチコプターを3才の長男が飛ばしています。
PS2などにあったプチコプターと比べ、対面などの概念が無いためラジコンのフライトシミュレーターとしての価値はありません。
しかし・・・小さな子供に空物ラジコンに興味を持ってもらうには最適かもしれません。
私の仕事の中にはRCヘリコプターによる撮影や空撮機材開発も入っていることから、子供たちがラジコンに興味を持つことは大歓迎なのです。
最初はプチコプターをバカにしていました。
少なくとも、実機RCヘリコプターにて3Dが出来るレベルなら必要ないと・・・
確かに上空に行けるフライヤーには必要ありません。
しかし・・・空物RCに興味を持ったという方にも、有効かもしれません。
RCヘリコプター独特の機構があります。
飛行機も車などに比べると独特ですがヘリでは一気に複雑になります。
この複雑な仕組みを覚えるのには、「これも良いのかもしれません」(器用な方は本物のシミュレーターから入ることをおすすめします)
ラダー:
旋回時には風見鶏効果もありますがラダーを入れた方がスムーズに旋回。
スロットル&ピッチ:
上空からのスロットルオフの感覚は-2度のオートロの感覚
。
エルロンとエレベーターの傾き
ローター面とコントローラーの傾きが一致。
以上はプチコプターで理解出来ます。
Wii版プチコプターでは基本と思われる以下の再現はありません。
横平行移動の操作:
エルロンで傾ける+ピッチを入れる。
ホバリング動作:
ホバリングを維持するための当て舵の練習。
実際のRCヘリコプターのフライトを覚えるのにはホバリング時の当て舵がポイントです。
この難しい当て舵を再現しないために・・・3歳児にも出来るのでしょう。
初めての方(ラジコン未経験者)でも、5分も練習すれば飛ばせるはずです。
私の長男が自由自在にプチコプターで飛び回っている様をみて・・・
「こいつはテレビに売れるか!」と思い・・・
ダメもとで、リアルフライトをさせてみました!
結果は!!!!
やっぱりダメでした・・・
プチコプターなら、思い通りに飛ばせるのでリアルフライトに興味を持ちません。
当分はプチコプターをさせるしかなさそうです。
「本格シミュレーターの習得」→「一気に実機へ」→「テレビ局に売り込み」
この野望は5分で終了しました。
しかし・・・
彼(3才の長男)にも、見るべき所があります。
狭い場所でのフライト感覚
オートロ時のスロットルの入れ方
これに関しては私を凌ぎます。
私は・・・
離陸と同時にフリップ
その後、永遠にフリップのまま、移動・・・
ここまで、2年で習得しました。
この私を凌ぎます・・・
長男がプチコプターを飛ばす姿は飛行場のツマミには最適かと・・・
身長1m足らずのちびっ子の方が空物ゲームで大人を凌ぐのは・・・インパクトあります。
そんな遠くない未来に、こんな子供たちが今では想像も出来ないような3Dを連発で繰り出すんでしょうね・・・
楽しみです。
先日、長男と対戦プレイを行いました。
最初は手を抜いて子供を勝たせる展開にしていたのですが・・・
子供の方が勝率が高すぎると思い、少し本気を出したんです。
すると・・・
負けました
少しですが本気をだして負けたのは、「マズイ」と感じ、フルに本気を出してみました。
しかし・・・
また、負けました
さすがに、パズル要素が入ってくるような物ならムリでしょうが「輪くぐり」のような飛行技術その物の戦いなら・・・
長男は私と互角以上の戦いをします。
完全に機体の癖を見切っています。
正面限定なら、オートロも出来るかもしれません。
この3歳児は・・・