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3D専用機・アミーゴV2・減オイル推奨機

NASA

燃料は何をつかっていますか?
3Dをされている方の多くはニトロ30%の普通オイル燃料かと思います。
私はNASA(ナサ)の減オイル燃料の、「ECO-STAG-20」を使っています。
F3A専用の燃料です。(F3Cではありません)
2006年の夏頃から、オイル20%(以前は18%くらいと・・・記憶しています)となっています。
ニトロは20%となります。
ニトロ15%となるECO-STAG-15は使った事がありません。(詳しくは後記)

狙いはピンポイント

この燃料でセッティングがでると・・・
高燃費な為にサブタンクも不要になりました。
使いこなすのは大変なのですが「徹底的に機体を鍛える」という体育系の方にももってこいの燃料です。

機体のコンセプトを確認します。
写真でもわかるとおり、フィルターまでもが最低限とし徹底的に軽量が計られています。
スイッチの削除・ハーネスの短縮など50エンジンに部分的に金属部品で強化されているにもかかわらず、ノーマルの30エンジン機よりも軽量です。
機敏にフリップを行うために、ブレードは550mm。テールパイプも30用です。

◆機体の特徴
 ・50エンジンなのに550mmプレード
 ・ガバナーが付いていない
 ・スロットルカーブは全て100%
 ・常に舵を打つ
 ・ニードルコンも無し
この機体に、ECO-STAGを使うと・・・

◆メリット
 ・燃料代が安い
 ・燃費が良い
 ・エンジンが痛まない
 ・機体が汚れにくい
 ・環境にも少しは良いかと・・・

◆デメリット
 ・ニードルがシビア
 ・中級者ではニードルが合わせられない
 ・真夏の日中は飛べない

スロットルカーブは離陸時から100%となります。その後・・・100%以外には入りません。
温度・湿度・残燃料に応じニードルはこまめに触ります。
一般的にニードルは上空とされていますが・・・この機体の場合はもっとも負荷がかかったところで2~5コマしか存在しないニードルのストライクゾーンを捜します。
それが・・・フリップでの上昇なのです。
少しでも濃いと、上昇の速度が落ちます。もの凄い濃いと、上昇できません。
その日の一発目は5コマほど開きます。
その後、フリップを繰り返しながらニードルを合わせます。
気温や残燃料の影響で薄くなると・・・機体を戻したときの音でわかるようになります。
薄すぎると・・・極端にパワーが落ちますので、直ぐにわかります。

低オイル燃料は・・・レシプロエンジンという限定をつけると、キライです。
私も、初心者~中級者の頃に、某雑誌の記事に踊らされて使ってみました。
上空でのエンジンストップで何度も落としました。
エンジンその物も痛めました。
今では踊らされたとわかりますが・・・ラジコン紙というのは怖いという勉強しか出来ませんでした。(それ以来、雑誌の記事は話半分以下としてみています)

もしも、減オイルや低オイルというキーワードでこのページにたどり着いたなら・・・
低オイルは全てのレシプロエンジンで使うべきではありません。
グローエンジンは廃オイルも利用して排気熱を下げていると理解しました。
既製のエンジンでは対応は不可能という答えに行き着きました。
減オイルがその限界です。
仕事でロータリーエンジンを使うために主要メーカーの減オイル燃料・低オイル燃料の全てにトライしました。
機体を壊したくないら普通の燃料。センスが良いなら・・・減オイル燃料。
これを私は推奨します。

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