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社内のファイルサーバーのハードディスク交換

サーバーメンテ

昨日、社内のファイルサーバー内のハードディスクを2台交換しました。
特定のドライブの使用率はここ数ヶ月で常に「99%」を常に表示していました。不要なファイルを積極的に削除し、延命させてきましたが限界となりました。
撮影業務の空いた休日(ファイルサーバーですので、時間内はムリ)での作業となるため、先延ばししていました。

このメインとなるファイルサーバーには7台のハードディスクが稼働しています。
6台がデータ保存。1台が起動用となります。
写真の下のラックに4台。上に2台が取り付けてあります。写真には写っていない5インチベイにもう一台あります。

下のベイの4台は全てデータ専用なのですが冷却のために直後に80mmクラスのファンを取り付けて冷却を行っています。
さらに、その冷却風を電源に取り入れて外部に出しています。
ハードディスクには常に冷えた外気が直接当たっています。
ハードディスク故障率と冷却は連動しています。熱いハードディスクは寿命を極端に縮める事になります。

普通のパソコンの延長です

Web制作会社のファイルサーバー・・・
なにか、スゴイ響きですが・・・
実物は普通のパソコンです。
もちろん、メーカー製の物とは大きく異なります。「市販のパーツから組み立てられた」という意味での普通です。
パソコンに詳しい方なら、片手間で組み立てられるような物です。
ハードディスクも7台積んでいますがこの頃の動画保存を考えれば、マニアな方の方がスペック的には上でしょう。
あくまで、業務に最適化したファイルサーバーです。

ハードディスクは日立(IBM)が多めです。
自分の中の故障率が低いのが日立なのです。(もちろん、別の意見もあるでしょうが・・・)

Web制作会社の悩み・・・サポート終了の顧客データ管理

日々、Webサイトを制作していると、様々なデータが社内に蓄積されます。
顧客から提供されたデータ(画像や文章)。自社で制作したWebサイトやログデータ。撮影された画像・・・
ハードディスクの容量は放っておくと無駄なデータに占領されていきます。
時折、不要なデータを削除することになるのですがこの時に困ったことが存在します。
サポートが終了顧客のデータをどうしよう・・・

データの消去タイミング

後で考えると対応がまずかったと反省しなくてはいけない事がありました。

そのお客様のWebサイトを5年程前に制作させて頂きました。
ページ数は少ないですがその当時としては非常に珍しいフルフラッシュサイトでした。
この5年間はホスティング費用(会社の利益はほとんど無し)のみが発生するだけなので、売上と呼べるような仕事はありませんでした。
このサイトが閉じられるとの連絡を受けたので、サポート終了となりました。(ホスティングサービス終了。ドメインは弊社所有であるため次回の更新をしない事を約束)

その後、他の撮影データをファイルサーバーに送る際に容量不足になってしまいました。
サイトを閉鎖との連絡を受けたいたことと、仮にサイトを再開する際には新規に製作をするだろうと判断し、データ(撮影画像・flaファイルなど)を削除してしまったのです。

その後、「次の制作会社にサイトをつくってもらう。flaファイルを送って欲しい」とのご連絡を受けたのですが「データを削除したためおおくり出来ない。あったとしても、flaは公開出来ない」とのお返事をしました。
担当の方はお怒りになっていました。「どういう事だ・・・」と・・・

これを書いている段階で、上記の文章を読み返しても、私の対応その物は間違っていないのです。
仮に、データがあっても、ノウハウがつまっているflaファイルは渡さない。もちろん、契約時にflaファイル公開の特約を結ぶ場合もあります。
この件の判断はどこの会社でも同じでしょう。(これを聞いてくる同業者の志の低さは問題)

同業者の方はこういうときにどうするのでしょうか?
制作会社により、対応はまちまちかと思います。
永久に保管?
10年? 5年?・・・

たとえサポートが終了するお客様でも、満足して頂けなかった事については多いに反省しなければいけません。

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