デジタル一眼レフではCFもしくはSD(SDHC)が一般的には使われています。
最近のビデオカメラではSDHCに対応したハイビジョンムービーカメラなどが出てきたことからSDHC対応の為にカードリーダーを買い換えた方もいるかもしれません。
しかし・・・
キヤノン10DやニコンD100など、デジタル一眼レフのキャリアが長い方ほど、カードリーダーの興味は無いはずです。
「古い機種をつかっているからCFの転送速度などは関係なし」と言われるかもしれません。
それは少し違うのです。
ご存じかと思うのですがそこそこのメーカー品の8G(133倍速)などが5,000円以下で購入できます。
普通の量販店で購入した5,000円程度のCFも、3年前のCFなどと比較すると、数倍の転送速度になっているのです。
確かに、キヤノン10Dなどの少し古めのデジタル一眼では撮影時の高速化はわずかな恩恵しかありません。
高速なCFがもっとも効果が出てくるのがパソコンへの転送時です。
折角の転送速度も、旧型のカードリーダーでは性能が発揮出来ません。
CFカードの容量を減らしても、カードリーダーの新調をおすすめします。
注意!
現在、量販店などで販売されているカードリーダーに買い換えれば、必ず高速になる訳ではありません!
このページで紹介している、BSCRA38US(バッファロー)とUSB2-W33RW(アイオー・データ)は速くなります。
これ以外の機種の場合は・・・
全く変わらないという可能性もあります。
これ以外の購入を考えている場合はメーカーのサイトなどで転送速度の確認をしてください。(ほとんどの確率で、「旧型は遅い」と考えましょう)
Read | Write | |
アイオー:USB2-W33RW:デスクトップPC | 28526 | 18616 |
バッファロー:BSCRA38U2:デスクトップPC | 30770 | 19232 |
3.5インチ内蔵:デスクトップPC | 5978 | 5483 |
アイオー:USB2-W33RW:ノートPC | 26175 | 13970 |
バッファロー:BSCRA38U2:ノートPC | 27878 | 16671 |
数字が高くなるほど速い
HDBENCH Ver3.30にて。
3回の測定から平均速度を表示。
CFカードはサンディスクのExtreme Ducati Edition
比較に用いた、定番のカードリーダーはどちらも今年(2008年)販売が開始された新しい商品です。
家電量販店でも、必ずと言って良いほど販売されている定番品です。
カードリーダーというと、買い換えるというイメージは無いかもしれませんが今回紹介した二つの商品は違います。
参考までに、2年前に購入しているデスクトップ内蔵のオールテックのカードリーダーのデータも紹介しています。
問答無用で・・・5~6倍程度に速度が向上していることが確認出来ます。
テストに用いたのは現在販売されてるCFではトップクラスの速度のサンディスクの、「ドカ」です。
このCFは少し高価なので一般の方にはおすすめできません。
「子供の運動会を撮る」などの用途にはトランセンドの2GB(266倍速)などがコストパフォーマンスが高くおすすめです。(CFカードとカードリーダーを合わせて¥5,000程度)
それと、このページで紹介したカードリーダーを組み合わせると・・・
「買って良かった~」と感じるほど快適な環境が手に入ります。
PCやデジカメが古くても早さは体感出来るはずです。
社内のデスクトップPCには例外なくカードリーダーが付いています。
2年くらい前の物が多いのでSDHCが読み込めません。
またCFの転送速度を上げたいので、最新のカードリーダーと取り替えています。
どうせ換えるならテストを兼ねて、複数メーカー購入しようとしたので・・・
今回のテストが出来ました。
メーカー製のデスクトップPCにCFカードリーダーを付けるなら・・・
テストでも優秀な結果をだしたバッファローのBSCRA38U2をおすすめします。
多少ですがアイ・オーよりも小さいことと、転送速度の速さからです。
値段の差は誤差の範囲です。