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ドローン空撮実務解説 - 立入禁止範囲:人物フライパス編

人物の直上にかかるワークはリスクを伴います

「人物の頭上をフライパス」
この様なワークは危険が伴います。

マルチコプターは障害が発生すると、高い確率で直下に墜落します。
一時的にでも人物の直上に機体が掛かる場合は、関係者も含めて危険を認識して頂く必要があります。
※現場での突然の指示では、撮影をお断りする場合もあります。

「人物を真俯瞰から垂直上昇」というワークでも同様なリスクが発生します。

特に、フライト重量3kg以上の機体を用いる場合は、死傷事故まで想定する必要があります。
2.0kgクラス以下の機体にて、この様な撮影を実施することをおすすめします。

人物フライパスに関する規程 : 2013年1月7日制定 (2015年6月15日改訂)

1.0kgクラス以下:撮影現場にて口頭にて説明にて一般者も可 ※1
2.0kgクラス以下:撮影現場にて口頭にて説明にて関係者のみ可 ※2
2.0kgクラス以上:事前に同意書にサインをした方のみ可 ※3

※1:撮影条件により現場で撮影をお断りする可能性があります。
※2:撮影条件により現場で撮影をお断りする可能性があります。
※3:弊社の保証範囲で足りない場合は、発注者側にてご用意下さい。弊社側では、物理的な損害規模の予想は出来ますが、二次的な損失算出が困難であることに起因します。

公開日:2013/01/07
最終更新日:2015/06/15
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