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ヤフオクの中古車カテゴリ メーター巻き戻しは標準装備

ヤフオク

先日の事です。
ヤフオクで気になる車が見つかりました。

・10ウン年落ちの希少車
・走行2万km台。
・埼玉県の中古車販売店が出品
・価格は相場以下

どう考えてもメーター巻き戻しの車。

今回はリスクてんこ盛りのヤフオクについてです。

またしても、埼玉県・・・

ヤフオク 中古車カテゴリ

注意!:
ヤフオクのすべての中古車屋が悪徳中古車屋ではありません。
もちろん、まともな方もいるハズです。
あくまで、一部の悪徳の方について書いています。

←問題の出品者の出展している車両。
ざっと・・・50台。
20年落ちで、走行10万km以下多数・・・
恐らく、40台以上がメーター巻き戻し。

・・・

画像はイメージです。

最初はここまで大規模にメーター巻き戻し車両を出展しているとは思っていませんでした。
同じ車両が中古車販売サイト(メジャーどころ)にも出ている事を確認し、店舗名で検索してみましたが・・・
とりあえず、ネガな情報は無し。
本当に2万kmの車なら・・・買わなければ後悔をすることになるので、とりあえず問い合わせを入れました。

私:記録簿はありますか?
店:ありません

私:メーター巻き戻しが発覚したらどうなるの?
店:キャンセルで良いです。
とっいうよりも、コンピューターで管理しているから大丈夫ですよ~

以上、メールにてのやり取り。
ここまでわかりやすいと現車の確認は不要です。
現車確認の費用がもったいない・・・

このやり取りの後に、「出品者のその他のオークションを見る」が上の写真でした。

・評価は100件以上
・マイナス評価は一本も無し
・過去の出品物は安価な自動車パーツ
・最近、一気に50台の中古車を出品

もう、分かりやすすぎます。

私も、ヤフオクでメーター巻き戻し号をつかまされています

93年式 240クラッシック

←2003年頃、ヤフオクにて購入。
自称、走行10万kmのボルボ240クラッシック '93年式。
出品車は中古車販売店。
ブログもどきをはじめる前に購入している車両です。

240はこの車で4台目。
同年式の同色の同グレード・・・
つまり、まったく同じ車を、この6年前にアプルーブドカーとして購入しています。(当時26才。走行4万kmの認定中古車)
車検なども含めて、すべて自分でメンテを行っていました。
多い年は4万kmを走りきっていました。
そこまで、入れ込んだ車なので、 消耗品のサイクルから走行距離は読める自信があったのですが・・・

見事につかまされました。

キッチリ10万kmを戻されていました。
それに気がついたのは購入から半年後。
その半年間に、車両の素性の良さがわかったことから、そのまま乗り続けていたという車です。

なお、その旨を購入した中古車屋につたえたところ・・・
「どうやってわかったんですか?」としつこく聞いてきました。

私は友人などの分も含めると、10台程度ヤフオクから車を購入しています。
この購入した車の3割がメーター巻き戻し。(その場で、それを見切れなかった)
現車確認時に、メーター巻き戻しに気がつけたのは5台くらい?(忘れている・・・)
今回の様に、見る前に気がつけたのは数十台・・・

一言でまとめると・・・

ヤフオク出品のプロは高い確率で不正を行っている。

悲しいことですがこれが現実です。

中古車は個人売買。もしくは認定中古車から

イケアのムルティプラ

←3年落ちで個人売買にて購入。
中古車に不正を働くのは、「中古車屋」がメインです。
「個人」なら不正の率はグッと下がります。

なお、ヤフオクの、「個人」は注意が必要。
「自分が乗っている」と言っても、定期的に車を販売しているなら、「中古車屋」と同じに考えましょう。
このタイプはヘタ中古車店よりも危険です。

完全な個人売買なら、ある程度はリスクが下がります。

ちなみに、私のムルティプラは、「当たり」でした。

認定中古車 C30

リスクは少なく、中古車でセーブ。
このような場合は認定中古車からの選択が無難です。

メーター巻き戻しなどの不正車両のリスクは限りなくゼロ。
仮に、認定中古車のメーター巻き戻し車をつかんでしまったなら・・・

それはラッキーです。

発覚と同時に、新車に交換してくれることでしょう。

認定中古車の不祥事は新車を含めたメーカー全体の信頼に波及します。
不正はありえません。

←今年購入した認定中古車。
事故車・メーター巻き戻しのリスクはゼロ。
価格は少しお高め。
保証は十分。

中古車販売店からの購入はおすすめしません

中古車屋から購入したT1N

ブログもどきを書いてから4年になります。
この間に2件の中古車屋の不正を経験しています。

1):悪徳中古車販売店に瑕疵担保責任を問う 完結
2):ハズレの中古車屋に泊まりがけで出かける

1本目は社会経験のない新入社員が中古車販売店にて購入した失敗例。

2本目は私が中古車販売店に泊まりがけで現車確認にいった失敗例。

そのどちらにも共通するのは中古車販売店であること・・・

小規模な中古車販売店は比較的リスクは少なめと思われます。
地元に根ざすようなスタイルなら、評判がさがれば死活問題。
しかし、大型店なら「お魚は次から次へと集まります」

A:正しい中古車販売店
B:不正を働く中古車販売店

一つの街で、生き残るのは「B:不正を働く中古車販売店」です。
中古車を購入する多くは自動車と法律の素人。
自分でエンジンも下ろしませんし、裁判の経験もありません。
偏見に聞こえるかもしれませんがリスクを犯さないとお金が稼げない方々が多い商売です。

まとめます。
ヤフオクの中古車販売のプロは極めて危険。
「見極め方」など語るまでもありません。

素人は近づかないことが無難です。

【リスクのイメージ】

ヤフオク(中古車屋) >> 中古車販売店 >> 個人売買 >>>> 認定中古車

※ガリバーなどは、「中古車販売店」に含みません。リスクは個人売買以下です

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