初代ロードスター(NA6CE中期)。
グレードは標準車。
排気量1,600ccのMT。
初回のマイナー後。
ロードスター好きならば、解説不要。
個人的にはベストオブロードスター!
現車のポイントは・・・
・ワンオーナー
・パワステ無し
・パワーウインドウ無し
・エアコン付き(惜しい・・・)
・改造申請でマツダースピードのロールバー装着(新車から)
・ヘッドまで手が入ったエンジン(要OH)
・軽度の事故を経験
・オーナーは私の親友
・ナンバーは同じ陸自管轄の57(ナンバーを引き継げる)
ロードスターに詳しい方なら、ここに注目するハズ。
・パワステ無し
・パワーウインドウ無し
デビュー直後のロードスターは、「軟派なデート車」というイメージがありました。
今なら初代ロードスターは実直なスポーツカーと認識されています。
90年代の初頭なら、「ロードスターを買った」と言っても車好きからは評価されませんでした。
しかし・・・
この車両は新車時からパワステが付いていないのです。
「これを新車で買っているヤツは目利きだな・・・」
まさに、その通り。
イイ趣味をしています。
自画自賛となりますが・・・
この車の購入時に、強い影響を与えていたのが私です。
その頃(90年頃=20才)の私はセカンドカーとしてロードスターの購入を真剣に考えていました。
若くても、今と根っこは同じです。
圧縮比アップくらいは普通のこととして考えていました。
ちなみに、ファーストカーはランクル40系(屋根付き)
その後、究極の貧乏生活(職人修行)になったため、購入には至りませんでした。
つまり、この型のロードスターは私の若い頃の夢だったのです。
私があまりにロードスターを強く語るので、この友人が購入した次第です。
なお、20年前に以下の様に購入を推奨しています。
・パワステ無し
・パワーウインドゥ無し
・エアコン無し
・6点ゲージ装着
・ボディカラーはソリッドから選択
この車両が手放されることになりました。
なお、この友人は初代TTの嫁ぎ先です。
また、新築した自宅は私の設計です。
私がハズさないことを、よく知っている友人です。
私が「お金」と、「時間」を使う。
それを、友人がトレースする。
私の周囲で、20年以上繰り返されているパターンです。
今の目で観察しても、この車はすばらしい設計です。
ただ軽いだけではなく、重量の質に拘っています。
具体的に、ここの設計が悪いと指摘できる場所がありません・・・
これは凄いことです。
今でも、私のど真ん中ストライクの車です。
ちなみに、仕事では同様な作り込みをしています。
本題に戻ります。
この車をどのように仕上げるかで、予算が決まります。
安くあげるにはこれをベースとして「クラブスポーツ系」。
今は大人になってしまったので、「どノーマル、ワンオーナー系」もあり。
どちらに仕上げるにしても、パーツが無いと始まらないので調べて見たところ・・・
いくらでも、パーツも情報も出てきます。
恐らく、20年落ちと限定すると、国産で一番維持しやすい自動車にロードスターは確定です。
◆家族会議にて・・・
家族(嫁)の説得は1秒で完了。
MTのスポーツカーは・・・嫁から欲しがります。
現実問題としてはボルボP1800の整備も進んでいないのに、手のかかる車を増やしてどうすのかです。
旧車・FRスポーツとキャラクターは完全にダブります。
しかし、20年前の地元ナンバーが引き継げるのはとても魅了的。
私の車としては少し役不足。
ならば、子供(小学1年:オープンスポーツ好きの娘。シトロエン好き)の最初の車にしようと・・・
私:「プレゼントしようか?」
娘:「青くないからイヤ」
私:「青く塗ってあげるから」
娘:「雨が降るとペンキが落ちるからイヤ」
私:「え~ スポーツカー好きでしょう?」
娘:「羽が付いてないからイヤ」
この子は、「青い羽が付いてるオープンカー」がストライク。
「羽が付いていないと速くない」が口癖の素敵な娘です。
今のところ、4人の子供の中で、もっとも車好き。
2021年に、18才の女の子が30年落ちのロードスターに乗っている・・・
これはとても絵になります。
忙しい日々が続いていますがガレージに迎えられないかと考えているところです。