空撮部の増車の為に検討を始めました。
その候補の1台のホンダ・エリシオンを見てきました。
気がつきましたか?
「試乗」ではありません。「見てきました」
「見てきただけ」これが全てを物語ります。
試乗するまでもなく、候補車から落選です。
ネットにて、「一般補償の延長プログラム始まる」の記事を読みました。
そんな理由で・・・ホンダ車を候補にしました。
2年ほど前に、エディックスに試乗したので現在のホンダの傾向は承知しています。
かなり・・・シャシーが早いですね。(少し、トヨタに分けたいくらい)
その時には「ナビとカーテンエアバックの同時装着が出来ない」という事実から候補から除外しました。
(その結果ムルティプラを購入)
あれから2年が経過しているので・・・リターンマッチの開催です。
ステップワゴンとエリシオンを見たいとの旨を伝え、車を見ていると営業さん(20代半ば)がやってきました。
私 :「延長保証の事を教えてください」
営Aさん :「えっ?そんなのないですよ!」
私 :「これから始まるなんて情報もないですか?」
営Aさん :「上から、その様な話はありませんでした。ちょっと確認してきます」
3分後・・・
営業上司登場
営Bさん「すいません。延長保証の事ですね・・・」
営Aさん :「・・・」
私 :「営業さん、入って何年ですか?」
営Aさん :「2年です」
これにて、一人目の営業の登場は終了です。
出だしから、こんなのがでました。
2年前の訪問時にもこんな名言がありました。
ホンダ営業Cさん:「私のお客様で、カーテンエアバックを付けた方は一人もいませんよ~」
今回の営業(一人目)もそうですが営業のレベルが悪すぎます。
私が上司なら・・・ まとめてシメています。(私は過去に住宅営業の教育係りをしていた時期があります)
ちなみに・・・二人目の営業さんも、車両を営業目的に使うと延長保証の対象にならないとの説明を怠っていました。(ネットにて後日確認)
一人目は論外です。
気を取り直して二人目の方とお話ししましょう!
この方は・・・モード燃費はグレード毎に、覚えていました。
少しは期待出来そうです。
少し意地悪をして、こんな事を聞いてみました・・・
私:「この車(エリシオン4WD)はトルセンですか?ハルデックスですか?」と聞いてみました。
営Bさん:「?????」営業さんは意味がわからないようです。
質問をかえます。「トルク配分は?」
営Bさん:「前輪に100%です」どうやら意味はわかってもらったようです。
この点も・・・合格と言っておきましょう。
※ホンダのサイトで勉強しました。
4WDはオリジナルだそうです。
滑ったら後輪に駆動を配分する・・・ ハルデックスと同じ考えですね。
キライなタイプです。
シートを畳むと・・・荷室の半分を占めようかという、畳まれたシートが占領します。
荷車としては失格です。
この点については購入後に「撤去」ということで解決。
テールゲートが小さめ。段差は大きめ・・・この点については減点。
音振は国産車ですので、試乗するまでもないでしょう。CMでもモデルさんが寝てますね。
カタログをもらって検討に・・・のハズなのですが飲み物を出して頂いて着席でお話しを聞くことになりました。(マニュアル通り)
一通りの要望を伝えます。
カーテンエアバック・クルーズコントロール・2WDが希望。
これ以外のオプションについては該当するグレードを拝見してからと・・・
ここで問題が発生します。
カーテンエアバック+クルーズコントロールの2WDの設定が・・・1種類しか無いのです。
つまり・・・他のオプションとの組み合わせは選択出来ないのです。
確か・・・380万くらいのグレードのみでした。
この段階でわかったのですがサイドエアバックも・・・オプションなんですね。
何十種類もあるオプションの組み合わせの中から1つの選択肢のみでした。
全グレードで以下の装備は標準です。
パワースライドドアリア・キーレスエントリー・セキュリティアラーム・木目調フロントドアパネル・・・など
私は、「これらは無くてもいい」と思っています。(現に、プライベート車には全てありません)
何を入れて、何を抜いてのバランス感覚がホンダさんは狂っています。
(パワースライドドアは積極的に抜きたい!=車を軽く・信頼性を高く)
ホンダさん!
あまりにも志が低くありませんか?
マーケティングの結果、あのようなオプション構成になっていることは理解しています。
それにしても・・・私のようなキチンと安全を考えているユーザーを切り捨てて良いのでしょうか?
ホンダさんの将来が本当に心配です。
こんな状態で、「安全」という言葉は使ってはいけないと・・・思いませんか(マーケ担当者へ)
その昔・・・
80年代末期に・・・私はホンダ党でした。
生産から何年経過してもパーツを供給するという会社の姿勢に惚れました。(当時、私は20才)
10年経たないうちに部品供給を辞めてしまうトヨタを、「商売人め~」と恨みました。(この頃から、私のトヨタ嫌いは始まります)
そんな革新的・良心的なホンダの姿は今はありません。
ホンダにも熱いエンジニアがいることはわかります。
しかし・・・この様な事をつづけていると、「ホンダだから入りたい」と願う、熱いエンジニアは別の会社(例えばマツダ)に入ることになるでしょう。
今は安泰ですが安価な中国車が出回ることになる、何十年か先には・・・消えて無くなるのかもと私は思っています。
何年か後に、ホンダ車を拝見したさいには改まっていることを願っています。