←2008年10月撮影
山梨県笛吹市一宮町にあるいちやまマート一宮店という少し大きめのスーパーの非常口です。
ご覧のように・・・
非常口に南京錠で施錠されています。
このページは山梨県外の方も見ることが多いと思いますので最初にフォローします。
「これが山梨のスタンダードと思わないでください」
かなり特殊な状況です。
スーパーなどでも感心する店舗はあります。(数は少ないですが)
施錠されている非常口を引き気味に撮影しました。
何の変哲もない非常口です。
普通と違うのは中から南京錠により施錠されている事のみです。
この件を私なりに推測してみました。
この場所はショッピングセンター内の死角と呼べる場所にあります。
売り場からは数十メーターの専用の廊下で隔たれて、突き当たりに当たる場所には、「トイレ」と、「非常口」しかありません。
私も、非常口がこの状態である事に気が付けたのは子供をトイレに連れてきたからです。
本題に戻します。
この場所は上記の様な袋小路であることから、一般客・店員からの死角となります。
万引きなどを行った者が逃げ出すには絶好の場所と思われます。
この場所は監視カメラにて撮影されていましたが・・・
災害時にお客様が順調に逃げられてるかを監視する訳ではないでしょう。
万引きと疑わしい客の監視と推測します。
このままで、このカメラは・・・火災時に逃げ遅れて倒れている人々を無惨に撮影することしか出来ません。
店内の火災発生場所によっては容易に二桁の死者を出す火災になると推測します。
この件とは違うのですが・・・
ドアの横に置かれている構造合板は何のため?
いっそのこと、非常口を塞いでしまおうなどと考えている・・・とは思いたくないですね。
私も、いい加減な事は書けないので事前にネットで調べてみました。
(最低限の消防法は事前に知識はありました)
ここまで酷い、実例は見つけることは出来ませんでした。
一応は・・・ホームページ制作会社の代表が複数の検索エンジンで調べているので、「精度は高い」と言えるでしょう。
雑居ビルなどでも昔よりはマシになったことでしょう。
商品などにより非常口が塞がれているなどと言うことは今でも時折はあるようです。
しかし・・・
近代的なスーパーに非常口が南京錠で施錠されているなどという異常な状態となっています。
立入検査が入ったなら・・・これは公示されるクラスなのでしょうか?(そうあって欲しいと願います)
このスーパーは地元企業による経営なので、色々なしがらみから、「指導」などで終わってしまっては困ります。
私も、時折は利用するスーパーです。
家族や、社員も利用します。
二度と、このクラスのミスを犯させぬように、敢えてブロクもどきにて取り上げました。
とある、ブログにて、以下のような記事を見つけました。
問い:「デパートの自動ドアが室内から施錠されて自動で開かない。消防法的に問題ではないか?」
私:「問題ありません」
非常時に中からは手動にて開くのですから、何も問題はありません。
日本は平和です。
捜しても、こんな事くらいしか見つかりません。
このページはいちやまマート一宮店(イッツモアショッピングセンター)に関係する方に何らかの影響はあることでしょう。
中にはこのページの、「存在その物を消したい」と願う方も出てくるかもしれません。
何か方法がありそうなら捜してみてください。
「一宮店以外に勤めているのでこういう事は迷惑する」とか「私はパートなので責任はない」と言う方もいるかもしれません。
「その会社に入ることを決めたのはあなたです。進むのも退くのも自由です」
この非常口は昨日や今日にこの状態になったのでは無いと推測します。
社員・店長・本部など、どの方がこの様な事を決めたのかはわかりません。
どちらにしても、ある程度の権限を持った方でしょう。
事実としては・・・
「この様なことを行ったことに対して社員やパートが意見出来ない会社」であることは間違いありません。
人の生き死にに関わらない事に関しては商業的な事も含めて寛大で良いと思います。
開けられるのなら非常口の前に陳列棚も・・・個人的には白よりのグレーゾーンとコメントを残します。
スーパー経営なども、上と下から突き上げられて大変であることはあることは十分察することができます。
しかし、今回の件は誰の判断でも真っ黒です。
企業としてのポリシーの根底を問われるクラスの事項です。
この会社(いちやまマート)なら、食品偽造などが起こっても、「外注が勝手にやった」などと平気に言うことでしょう。
相場よりも叩いた事により、納入価格が異常に低いという認識をしていても、この様な事を言い切ることは容易に推測出来ます。
◆施錠の判断を下方へ
万引きに困ったんですよね。
設計が悪いから、こんな不便な店内になったんですよね。
万引き対策に予算は付けられない。上からは万引きを減らせと指示されているんですね。
「それでも、非常口に施錠はいけません!」
何かあったときに責任を問われるのはあなたです。
ここまで酷いと実刑という可能性がある重大な過失です。
他ではもっと悪い条件で結果(非常口を確保し万引き対策)を出している方も居るはずです。
何かあったときにはその方々(全国の小売店)にまで迷惑を及ぼすことになります。
◆ご意見はこちらから(関係者限定)
このページの、「意見」「その他のお問い合わせ」は以下のメールアドレスからお願いします。
必要と認めれば、「訂正」「加筆」は随時させて頂きます。
先日、問題の非常口がどうなったかを確認してきました。
南京錠が外されていることを確認しました
理由については当然ですが不明です。
結果としてお知らせします。
このページを制作してから、某大手スーパーにて深夜の撮影仕事をする機会がありました。
仕事は店舗の閉店と同時に開始。
撮影が完了したときには午前2時になっていました。
当然ですが誰もいないだろうと思ったのですが・・・それは違いました。
複数人の作業着の方々が火災報知器のチェックや点検口などのチェックを行っていました。
バックヤードもキチンと整頓されていて、「さすが○○○」と呼べる見事な裏方でした。
このお店なら、いろいろな意味で安心して買い物が出来るな~と感心しました。
なお、今回の非常口の施錠で問題としたイツモア一宮店では・・・相変わらず、非常口の横に合板を置いたままでした。
全国区のスーパーの従業員からはこれだけでも信じられない光景なのでしょうね。
このページをチェックしている、関係者の方・・・ あの合板も片づけた方が良いですね。