←2008年3月25日撮影
事務所前の道路です。
旧国道(現在は県道)ということから、地元の幹線道路です。
道路に空いている「穴」も問題なのですがその剥がれたアスファルトが砂利状になり周囲に飛び散っています。
ご覧のような状態です。
この位置で、道路の白線から2m程度の距離です。
周囲を観察すると、白線から最大で5m以上の距離をツブツブのアスファルトが飛んでいます。
飛ぶときには特定の条件があります。
晴れの日は問題ないのです。
雨の量が増えると、道路上の小石と雨水が混ざった状態で、数メートル飛んでいきます。
その瞬間には・・・車に当たる「バチッ」という音まで聞こえます。
既に車には・・・キズがついています。
この様な状態を放置するわけにも行かないので、県の道路保全課に相談しました。
すると・・・
電話から1時間後に担当者到着。
さらに・・・3時間後に工事担当者が到着。
明日には仮補修作業に入るそうです!
意外でした。
電話で相談してから、1日以内に工事です。
確かに酷い状態なのですが・・・あまりに迅速な対応に、かなり感心しました。
私が呼ぶ前に動けば・・・満点なんですが・・・
なお、来年度の予算でアスファルトの張り替えが予定されていたようです。
しかも・・・普通のアスファルトにしてくれるようです。
期待しています。
前々から状態は悪かったのですがここまで醜くなったのは今年の2月からです。
原因は何回か降った降雪時に金属チェーンを装着したトラックが行き来したからです。
発生する条件としては高機能アスファルト+無茶な金属チェーン走行です。
さらに、長く続いた直線から緩やかなコーナーに入る為、減速のポイントにもなっています。
この場所から、100m程離れた場所で、高機能アスファルトから通常のアスファルトになります。
この普通のアスファルトは全く問題がありません。
また、無茶な金属チェーンを装着したトラックが走らない反対車線も痛んでいません。
アスファルトをこの状態にしてしまう、具体的な犯人はわかっています。
実名を出すわけにいきませんが解説を行います。
◆その1:この道には雪が無い
この道は甲府方面から河口湖方面へ続いています。(左側が甲府方面。右側が河口湖)
冬場の降雪時は甲府が雨(もしくは数cm程度の雪)でも、河口湖は10cm以上(時として30cmクラス)の雪などというパターンが良くあります。
事務所は甲府よりとなるため、河口湖側は大雪の場合でも道には全く雪がないと言うのがいつものパターンです。
このパターンは今年の冬だけで、3回ほどありました。
◆その2:チェーンをつけたまま、雪のない道路を走るトラック
事務所から10km程度にターミナルを持つ運送会社があります。
ここのトラックは事務所の前の道をピストンで荷物を運んでいます。
つまり・・・事務所の前(ターミナルまで、10km)で、チェーンを外さずにターミナルまで走りきってしまうのです。
この車の台数が相当数あるため・・・ここまで傷んだといって良いと思います。
路面に雪が無い状態でチェーンの音が聞こえ、道路を見ると・・・
ここのトラックが走っていることが何と多いことか・・・
大きな(全国規模)運送会社ではこの様な事はしないと思います。
直ぐにクレームが入るでしょう。また、イメージダウンとなるこの様な行為も会社は指導するハズです。
(実際に、ヤマト運輸や佐川はこの様な事をしていません)
地元の中途半端な会社だからこそ・・・この様な事が発生していると思います。
この会社はこの件が無くてもイメージが悪い会社でした。
山梨県内を中心に見掛けますが「ドライバーのマナーが悪い」
「サビサビの車両を永遠に使う」
「その運送会社のクライアントもイメージ悪い」と・・・
ちなみに・・・この会社はシャトレーゼさんではありません。
(この会社のドライバーは丁寧に乗っています)
もっと、もっと、ランクの低い「クライアント」です。