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ラベンダーの冬期の強選定

2月(冬)のラベンダー・インプレスパープル

この場所に植えてからまもなく2年となる、ラベンダー・インプレスパープルの強剪定を行います。
植えたのは2023年の6月頃。今は2025年の2月です。

ラベンダー(ラバンディン系):3号ポット×5(購入価格は2,500円程度)

ご近所からは、「ラベンダーがある家」という認識がされるほど昨年の初夏には、この道沿いでは目立っていました。
2月がこの状態である事から、強剪定から芽吹きまでの数ヶ月以外は垣根としても採用検討が出来ると感じています。

7月(初夏)のラベンダー・インプレスパープル

2024年7月5日のラベンダー・インプレスパープル

実質的に初めて咲いた状態がこんな感じでした。
撮影日は7/5でしたので、ピークは過ぎています。
確か、この一週間後くらいに初めての選定を実施しています。
※今年は、もう少し早いタイミングで選定予定

この1年前に植えてから、何もしていません。
施肥・水やり・選定など、一切していません。
完全なる掘ったらかしでこの状態になっていました。

この結果は、植栽設計時に狙ったとおりの結果なのですが、以下がポイントになります。

・降雨は少なく水はけは良好(周辺は桃・ブドウの果樹地帯)
・土壌は表層が山砂で、その下は元々の畑の土(この場所は肥料分は少なめと推測)
・目の前は地域の完全道路

この様な、ネットの末端の様なページに辿り着く方ならご存じかと思います。

ラベンダーは、高温・多湿に弱い

車で30分程度移動すると富士五湖エリアになります。
こちらは、標高が高いことからラベンダー畑なども多いエリアです。
でも、この場所はは夏場は全国屈指の高温となる甲府盆地です。
周囲の路盤は、アスファルトと黒染めのコンクリート。
普通はラベンダーに良い環境ではありません。
では、この場所で成功した理由は?
それが、「目の前の幹線道路沿いに植えたこと」です。
この写真でも密集していることがわかります。
常識では蒸れてしまうことが予想される株なのですが、目の前を走り抜ける車が起こす風に常にさらされる。
早い話が、「高温でも蒸れない」という条件を作ってあげたのです。

バリカン強剪定されたラベンダー・インプレスパープル

手抜きの強剪定

今回に限りませんが、私の外構メンテナンスに関する考え方は、「手抜き」です。
多くの方に失礼なコメントになるかも知れませんが趣味では無い事から、「手間は可能な限り少なく」をコンセプトとしています。
故に、強剪定の考え方もネット上の情報と異なります。
・第1段階は、バリカンでバッサリ
・第2段階は、選定ハサミでちまちまと

←これが、ザックリとバリカンをした状態。
この後も、最終的な出来上がり高・幅を想定して調整しています。

バリカンの終了後に株元を目視しながら太めの枝を優先して間引きます。
この段階でわかったことは、ネット上で見かけるラベンダーの強選定のモデルの様に、根元付近の新芽はほとんどありませんでした。
原因と思えるのは、びっしりと生い茂った葉です。
今は2月中旬ですので、ここで枝を間引けば3月中に新芽は出てくるかもと思えました。
そのタイミングでさらに刈り込むという2段階の強選定のスケジュールに変更しました。

鋤かし剪定後のラベンダー・インプレスパープル

第1回目強剪定終了

これが今日のところの仕上がり高になりました。
本当は、これの1/3程度まで攻めたかったのですが、新芽が確認出来なかったことから2段階の強選定にしてことは述べた通りです。

まとめ

このページは忘備録です。
最終的な、この場所のラベンダーの手入れ方法に行き着く過程の記録になります。
植物の管理全般に言える事と思いますが、「その環境」でマニュアルは変化するのは当然の事。
ベースの部分は当然ですが不変とすべきところですが、柔軟なアレンジは必要です。
もしも、「暑いけど風が常に吹く場所」にラベンダーの栽培を考えているなら参考になるページかと思います。
当分(数年)は、経過を開示する予定です。

以下は、自分用メモ
・水やり不要
・堆肥は保留(2回目強剪定後のテスト)
・初夏剪定は6月末(秋の開花状態の観察)
・翌年の強剪定は今回の結果から判断して時期を選定

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