今年の夏から秋にかけて、子供部屋の増改築を行いました。
その際にVELUX(ベルックス)を取付けました。
インテリアコーディネート=私
設計=私
大工工事=私
電気工事=私
左官工事=私
塗装工事=私
屋根工事=私
100%の手作りです。
この子供部屋は元々は屋根裏収納でした。
外部からは窓が無かったために、どうやって外光を取り入れるかがポイントでした。
子供部屋ですので、トップライト=夢がある方法、を選択しました。
しかし・・・過去の経験(住宅営業・住宅設計・組子細工職人)から、コストを考えると天窓は現実味のない計画でした。
和風住宅=屋根が複雑です。
下棟がついているような、コテコテの和風住宅です。
リフォームで天窓を付けるには棟瓦なども含めて組み直す必要があるためコストが掛かりすぎます。
同時に屋根のリフォームも行うなら問題にならないのですが屋根は触らずに天窓をつけるとなると・・・この工事代だけで50万くらいは必要です。
また、天井高を稼ぎたい事から、断熱材の収まりも複雑な設計をしたため・・・
こんな、難しい仕事は大工が受けないな・・・自分でやるか!
これが自作となったきっかけです。
このページをみて、「こういう風にやって!」と大工さんに言わないように!
普通の大工(リフォーム屋)さんにはこんな仕事はムリ(リスク高すぎ)です。
つくれないワケではないのです。
リスクが高い割りに、売上が出ないことから、プロがすべき仕事では無いのです。
棟瓦は降ろしていません。
既存の母屋を2本切っています。
根太間にスタイロエースを施工し(最大50mm)天井高を稼いでいます。
素人ですので、こんな大胆な事をやっています。
多少・・・既存の棟瓦が垂れてしまいました。。。(自己責任だからこんな事が出来るのです)
この商品(VELUX)で間違いなしです。
私は次回もベルックスを購入します。
何が良いのか・・・
マニュアルが非常にわかりやすくつくられています。
感動すら覚えます。
また・・・純正の水切りも完璧と呼べる代物です。
一度、仕組みがわかってしまえば自作も容易なのですが少ない個数の天窓工事なら純正水切りを購入して吉です。
他のメーカー(トステムやYKK)を現役時代に使ったことが無いので・・・ハッキリとは言えないのですがVELUXを使った担当現場が問題を起こしたことはありませんでした。
今回、自分自身で取り付けて、VELUXの良心的な設計は確認できました。
他社よりも高いですが・・・工賃が浮く分はトップライトに投資してもいいのでは・・・と考えます。
この写真を撮影するまで、ベルックスはデンマーク製と思っていました。
もしかすると・・・ノルウェーやスウェーデンの可能性もあるかな・・・と。
今の時代ですから、中国製は想定できるのですが・・・
なんと、USAでした。
ムムム・・・
まさか・・・SPF材(北米の松)じゃ無いでしょうね~(たぶん、欧州松です)