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マンフロット#075のエレベーターレバーが壊れる

壊れたマンフロット三脚

撮影業務では昼夜切替ヴァーチャルツアーの撮影の為に多くの三脚を持ち歩きます。
普通のマンションのモデルルーム撮影では多少の予備を含めて10台以上を運びます。
これにバルーン撮影も入った日には・・・車の中(ワゴン)は荷物で凄いことになっています。

ある日の撮影を終えると・・・
マンフロット#075三脚のエレベーターレバーがバキンと逝っていました。

何でこんな所が・・・

アルミ鋳物のエレベーターハンドル

アルミの鋳物です。
かなり強いはずです。
しかも・・・壊れたのは強化されている太い部分です。
製造時に「ス」が入っていたのかもしれません。

この三脚はしっかりとエレベーターが特徴です。
業務の中でも「高めの重要なカット」にこの三脚を採用することが多いのです。
昔のベルボン(MKとか)のように、エレベーターがふにゃふにゃなら、「無い物」と考え使わないのですがこのマンフロットは重要です。
治すからには・・・まずはバラしてと言うことになりました。

10分で終了

アルミで補修

仕事用ですから、見栄えはどうでも良いんです。
バルーンやラジコンヘリコプターを開発する際に出てくる、アルミアングルの切れ端を使い繋ぎます。
仕事中に緩んでくるのはイヤなのでナイロンナットを用いています。
この三脚はブラック塗装ではなく、アルミの地です。(安い方ですね)
偶然ですがカラーリングは合っています。

なぜブラック塗装を使わないのか?

三脚は予算の関係からヤフオクで買うこともあります。(とにかく沢山つかうので)
コストと納期を重視する場合は色などどうでも良いと言うことも多いのです。
自由に選べるときでも、「敢えてアルミ地」を選ぶこともあります。

ここからが本題です。
私たちは通常のカメラマンよりもデジタル寄りです。
撮影画像は複数のソフトを通り完成品となります。
一般的に問題とされる写り込みは・・・後処理でどうにでもなるのです。
他の処理に比べれば三脚の写り込みの処理などは無いに等しい手間なのです。
また、こういう考え方もあります。
どうせ処理をするなら、処理をするポイントがハッキリとわかった方が良い(撮影と加工が別スタッフなどということも多いので)とも言えます。
どちらにしても沢山の三脚があることから、様々な三脚が合った方が良いというのがアルミ地の三脚を使う理由の一つです。
機会があったら、三脚の色を調べてみます。

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