0.01mm精度の仏壇組子

職人カテゴリの1ページ目は私自身が制作した代表作としました。
自宅の仏壇に入れている組子ですので、取材が楽なのです・・・

制作年：'93年(当時＝22歳)
制作日数：構想から半年
仕様材料：東濃桧・天然(製材から5年経過)

このページを書いている段階で、制作してから14年の時間が経過しています。
接着剤を一切使わずにつくられていますが1mmの隙間も出ていません。
この作品は0.60mmの材料でつくられていますので・・・隙間はあったとしても、0.1mm以下です。(隙間など無いですが)

木工加工の限界に挑んでいます

上の写真を拡大しました。
ここまで寄ると隙間はありますね。肉眼では見えませんが・・・

加工精度があると、14年も前に制作しているのにかかわらず、写真のように引き出すことも出来ます。

「この写真は見たことあるな～」と感じた方へ
そうです。そのサイトを造っているのが私です。
これからは更新をしていきます。
もう新作はつくることが出来ませんが・・・

更に拡大しました。
改めて眺めても・・・これをつくっている私はバカな程の職人ですね。
小さい材料も・・・60度の角度で削られています。
しかも、特製のカンナでこれをやっています。
組み立てはピンセット・・・ではありません。
ピンセットの方が大きいですから・・・

このページをつくる為に、8年前(まだ職人の頃)に制作したページを見てみてました。~~(現在もネットで公開されています)~~
20代の後半の血気盛んな頃です。熱すぎます。
書いていて苦しくなってきました・・・

詳しいことは・・・検索エンジンに「仏壇組子」で検索してください。
主要の検索エンジンに該当するページがヒットします。

10年近く公開していた、個人の組子サイトは本年2月に閉鎖しました。
それは特徴的なドメインをあるプロジェクトにお貸しする為です。
旧ホームページをお気に入りに入れてる方はそちらをご覧下さい。

これにより、組子細工の個人的な情報の公開スペースが無くなったため、これからはブログもどきにてページを制作していきます。