質問:
Q00055:電気工事を施主支給したい
回答:
「施主支給は可能ですがおすすめできません」
電気工事などのも施主支給にすることは可能です。
しかし、デメリットがメリットを上回ります。
基本的に、おすすめはしません。
インターネットの普及によりシステムキッチンなどの住宅設備を、問屋やハウスメーカーを通さない「原価」で購入。
余計な流通ルートを通らない事から格安で住宅を建てる事ができる。
こんな所から、先進的なユーザーから普及が始まっています。
施主支給と言うと、何か特殊な事のように聞こえるのですが・・・
昔から施主支給の形はありました。
「分離発注」などと呼ばれるスタイル。
お施主さんが基礎・大工・電気工事などを直接発注する形式です。
施主支給を全面的に応援するTres Homes +0 [トレスホームズ・プラス・ゼロ]では電気工事も施主支給にすることは可能です。
しかし、全面的に推奨するという事はありません。
まず、電気工事を施主支給にしても、費用は安くならない可能性も十分ある。
さらに、問題が発生した場合はトラブルになる事も十分想定出来る。
例えば・・・
電気工事の不備で天井などを剥がす事になった。
この場合の、内装工事は誰が保証するべきなのか・・・
ハウスメーカーに任せるという事はある程度の、「面倒な事」をハウスメーカーに代行してもらう為。
ユニットバスやシステムキッチンなど、施主支給によるメリットが大きな設備はTres Homes +0 [トレスホームズ・プラス・ゼロ]でも積極的に施主支給をおすすめします。
しかし、電気工事のような、デメリットがメリットを上回る施主支給に関しては基本的にはおすすめしません。