質問:
ネット専売ではムリがありませんか?
回答:
「いいえ」
Tres Homes +0 [トレスホームズ・プラス・ゼロ]では全ての住宅販売がネット専売になるとは考えていません。
物事の分別がつき、新しい考えを積極的に取り入れることの出来る合理的な方の多くは他社を含むネット専売ハウスメーカーに移行すると予想しています。
理由はただひとつ。
日本の住宅価格を押し下げる唯一の方法だから。
インターネットの普及と共に出現したネット販売。
この販売方法のメリットは大きく2つ。
1):価格
2):品揃え
1):価格は楽天などの家電販売などに代表される実店舗を持たない販売会社が実現。
2):品揃えは問屋レベルの通販やアマゾンに代表。
どちらも、実店舗で手に入らない、価格と品物を用意しているから普及したのです。
仮に、デパートの品物をデパートと同じ価格で販売しても、お客様は集まりません。
ネットにしか無い「価格」
ネットにしか無い「商品」
これらが揃って、ネット販売は成功します。
Tres Homes +0 [トレスホームズ・プラス・ゼロ]が営業経費の削減(Q00001:本当に、ハウスメーカーよりも安いの?)を徹底すのは価格を下げる為。
このページを含めて自社ホームページを充実させるのは品揃えを増やす為。
Tres Homes +0 [トレスホームズ・プラス・ゼロ]の企画の基本構造は1996年に完成しています。
実現の為に15年の歳月を必要としました。
技術的には1998年には可能。
しかし、稼働開始は2011年・・・
この理由は一般ユーザーがネット専売でも「家を買える」時代になるのを待っていたから。
このシステムは誰の目から見ても、住宅の販売コストを落とせる方法です。
ハウスメーカーとして恒久的に機能するように、住宅の販売から実際の施工。
さらには引き渡し後のお施主様の管理まで、徹底的に合理化を進めています。
同時に、様々なシミュレーションを行い、問題を洗い出して欠点が改善されています。
企画の公開が2011年2月。
正式発足の予定が2015年。
一生の買い物である住宅だからこそ、それを受け持つハウスメーカーも一生というスパンで考えています。
既存ハウスメーカーのネット販売は本格化してきました。
彼ら曰く、「無駄な費用をかけないので安く供給できる・・・」
つまり、今までの販売スタイルの欠点は自覚しているのです。
しかし、ネット販売は諸刃の剣。
一つ間違えば、自分の首を絞めかねないことから、ハウスメーカーは参入を躊躇していました。
しかし、パンドラの箱は開かれました・・・
これで、結果が伴えば全てのハウスメーカーが追従。
ネット販売はハウスメーカーの住宅販売の柱となることでしょう。
しかし・・・
従来ハウスメーカーのネット販売という形態をとっても、根っこは一緒です。
事実として、ブランドは残しています。
「広告費をかけずに・・・」などと言っていますがブランドの使用料は必ず発生しています。
この点の説明は一切ありません。
削減できるのは、「モデルハウス」と、「営業」のみ。
これは誰にでもわかる「大きな無駄」だから。
ついでに、邪魔な存在だから。(住宅営業)
住宅メーカーのネット販売は個人情報の獲得と顧客の囲い込みに必死です。
今まではモデルハウスで書いていたアンケートがネットフォームにかわったと思えば良いでしょう。
「間取り集を見るには会員登録を!」
「無料でカタログをお届けします」という流れです。
個人情報を入力すると・・・
豪華カタログが届けられる。
後日のこと・・・
営業:「カタログは届きましたか~」と、営業は電話。
お施主様:「営業は断ったけど・・・」と言うと・・・
営業:「この電話は営業ではなく、カタログ到着の確認です」と、マニュアル通りの切り返しトーク。
お施主様:「とりあえず、しつこい営業はしないでくれるかな・・・」と伝えると
営業:「すいません。それなら、プラン集をお届けしても良いですか?」と、電話を切るから資料を送りたいと述べる。
お施主様:「なら、プラン集だけ送ってください」と返答。
電話で長話をされるのもイヤだから、郵送のプラン集だけなら良いか・・・参考になるしと・・・
さらに、後日のこと・・・
営業:「△△ハウスです。プラン集をお届けにあがりました~」と玄関にやってくる・・・
ここまでが私(IT・企画担当)の考える、従来ハウスメーカーのネット販売シナリオです。
すべてとは言いませんが中途半端なネット販売は同じような傾向になるしかありません。
本題に戻ります。
「ネット販売ではムリがないか・・・」
Tres Homes +0 [トレスホームズ・プラス・ゼロ]が想定している分別の付くお施主様には積極的に選んで頂けると確信しています。
ただ、安ければよい・・・
このタイプのお客様は当初から想定していません。