質問：
イケアのPAXを使いたい
回答：
「とても良い選択だと思います」
PAXは優れた収納システムです。
もっともイケアらしいアイテムと言えます。
ハウスメーカーが施工する一般的なクローゼットをあえて無くして、居室のクローゼットをPAXにすると安価に機能的な収納を確保できます。
子供部屋をオープンスペースとし、PAXをパーティションとするのも面白い方法です。
PAXはもっともイケアらしい・・・
つまり、通常の日本の、「普通」とは違います。
・商品は1梱包60kg(幅100cm・高さ236cmのフレーム)
・国産のミニバンでは輸送は困難
・組み立てには2名が必要
・組み立てにはハンマー・電動ドライバーなどが必要
・日本で使うには適切な耐震設計が必要
デザインが優れて、機能的で安価。
しかし、様々な制約があるので注意が必要です。
PAXの採用には細心の注意を
お店から、ご自宅に運ぶ際にも注意が必要です。
甘く考えると、イケアの中でケガをするという事もあり得ます。
・イケアの店内から車に運ぶのは男性2名にて
・運搬に用いる車両はハイエースなどがベスト
何回か、イケアのショールームに足を運び、キチンと設計をした後に買い物。
実際の買い物の際にはレンタカーで良いので本格的な商用車を用意してください。
イケアでケガをする
幅100cm・高さ201cmのフレーム。重量は52kgになります。
2011年2月現在、イケア港北ではこのパッケージを自分でレジに運ばなければなりません。
宅配サービスを用いる場合でも、レジから宅配カウンターまでは自分で運ばなければなりません。
つまり、52kgのパッケージをトローリーに積むのは自分です。
長さ2m・重さ52kg。
健康な男性でも一人で抱えるにはムリのある重さです。
ぎっくり腰になることも十分考えられます。
とにかく注意が必要です。
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PAXに限ったことではありませんがイケア製品は重量があります。
同時に、相当な率で不良品が発生します。
過去に、PAXのコーナーユニット(高さ236cm・オーク色)を10個同時に購入したことがありました。
(オーク色が廃盤になることから、80%Offくらいで販売)
その際の不良率は60%を記録しています。(10個中6個が不良品)
これは極端な例ですが住宅一軒。
全てのクローゼットをPAXにした場合は必ず1個は不良品が入っていると思って良いほどです。
不良品発生時も、「サービスカウンターにお持ちください・・・」などと言うのがイケアです。(故に安価にできる)
PAXなどの大型商品は特に日本基準と食い違うところなので注意が必要です。
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